猿橋と吉田うどんと絶景富士山と(扇山〜百蔵山 周回)


- GPS
- 05:30
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,243m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:35
天候 | 快晴微風。 登山開始時・・・マイナス5℃(扇山登山口) 扇山山頂・・・±0℃ 百蔵山山頂・・・プラス5℃ 下山終了時・・・プラス11℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1日500円。料金箱(郵便受けの中古品を利用)備え付けの封筒に現金を入れて投函するというアバウトなシステム。しかし、アバウト故に良心に訴えかけるので、却ってズルできない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく歩かれているようで、落ち葉は積もっていましたが、登山道の中央は薄くなっていて滑るようなことはありませんでした。 |
写真
感想
中央高速の渋滞情報でよく聞く「猿橋バス停」。由来となっている「猿橋」は橋脚のない刎橋で、国の名勝となっています。以前から一度見に行きたいと思っていましたが、そのためだけにわざわざ行くのもなんだかなぁ・・・って感じでなかなか足が向きませんでした。
そんなところに「山と渓谷」2020年9月号の特集で山梨百名山の扇山と百蔵山の周回コースと猿橋見物を絡めた記事が出ていたことを思い出して見返したところ、「吉田うどん」なる名物も載っていたので、重い腰を上げることにしました。
ネットで調べた猿橋駅近くの駐車場に駐めたのですが、ネットでは無料ということでしたが、実際は1日500円でした。中古の郵便受けが料金箱になっており、それにぶら下げてあるビニールケースに入っている封筒に現金を先払いで投函するというアバウトかつ良心に訴えるシステムでした。猿橋駅のホームは通勤時間帯らしく、都心とは比べものになりませんが、そこそこ人が乗っていました(それでもガラガラには変わりませんが…。)。次の駅の鳥沢駅で降りましたが、やたら新しいモダンな外観の駅舎で、いかにも田舎然とした駅の周りの風景とまったく馴染んでいませんでした。
甲州街道を横切り、中央高速の高架をくぐって3kmほど住宅地のなかを黙々と歩いていきます。登り始めな上に、住宅地ゆえに傾斜も緩く、気温もマイナス5℃だったので、なかなか体が暖まりませんでしたが、それでも大月カントリーを右手に見て、梨ノ木平に着く頃にはようやくソフトシェルのアウターを脱ぐことができました。扇山への登山道は、取り付きからしばらくは沢沿いに高度を上げていきます。800m圏からは飽き飽きするほどの九十九折。冬枯れの枝の間からチラチラ姿を見せ続ける富士山の激励の効果も怪しくなった頃に大久保のコルに飛び出します。そこから50mほど詰めて扇山山頂に到着しました。山頂には先客が1人いましたので、山頂標識と富士山の写真を撮ってそそくさと百蔵山へ向かいます。
大久保山、カンパノ頭、長尾峰、コタラ山を繋ぐ登山道は、よく整備されていて歩きやすかったですが、ただそれだけで、展望もなく、なんだか地元の丹沢の山道を歩いているような錯覚さえ覚えました。それでもコタラ山を過ぎて百蔵山へ150m上がる尾根道は今日唯一の楽しい急登でした。百蔵山山頂には2名の女性登山者がいました。ここで、休憩して菓子パンとコーヒーを飲もうと思っていましたが、この頃(11:00前後?)から空腹を感じてくるとともに、下山にかかる時間とそこから猿橋まで往復にかかる時間が気になり始めました。吉田うどんの閉店時間14:00までに間に合わなければそもそも今日の登山の目的が根底から崩れてしまうからです。そんな事態は何としても回避しなければなりません。結局、907をまわるルートではなく、浄水場を突っ切るルートを選択し、さらに大洞岩も端折りました。
猿橋は逆光だったため、大した写真は撮れませんでしたが、橋脚のない「刎橋」という構造は見応えがありました。
「吉田屋うどん」には13時過ぎに到着しました。遠目にも看板が目立って迷うことはありませんでした。店内には先客が1人しかおらず、待つことなくすぐに席につくことができました。女将さんらしき女性に聞いてオススメの肉きんぴらうどんを注文しました。食べログとかのコメントでは「ものすごくコシが強い」とあったので、茹で上がりに時間がかかると思っていましたが、5分とかからず出てきたのには少し驚きました。麺は、コシが強いといえばそうなのかもしれませんが、単に固いだけとも言われればそれまでなのかもしれない気がしました。
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