北横岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 263m
- 下り
- 261m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 3:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は20〜30cmで良く踏まれていて危険箇所は無し。 |
その他周辺情報 | 登山は日帰りでしたが、美濃戸口のオーベルジュ「J&N」に前泊しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
ツェルト
|
感想
12月28日(月) 雪のち晴れ
今回は徹っちゃんのアイゼンワーク練習を兼ねた雪山登山デビューで北横岳へ。
今朝1週間ぶりに10cm程の降雪があったものの、ピラタスの積雪も50cmなので積雪量が心配だ。明日の予報は晴れなので天気は期待できるが・・・・。
16時に出発したがアクアラインは金田から浮島まで渋滞でノロノロ。首都高に入って山手トンネルまでは順調だったが、西新宿JCTから高井戸ICまでも渋滞した。渋滞1時間を見込んでいたが、ほぼ予想通りだ。
高井戸からの中央道は順調。石川PAでトイレ休憩、双葉ICで夕食休憩。炒飯・餃子セットはなかなか美味かった。小淵沢ICで降りてセブンイレブンでビールを購入。
富士見高原を過ぎても道路に雪は無い。途中3ヶ所で道路の真ん中に鹿がいてぶつかりそうになった。もし当たったら大ごとだが、こんなことは初めてだ。
ほぼ予定通りの20:45にJ&Nに到着。美濃戸口は路肩や森の中に雪がうっすらとある。女将さんに聞くと今朝は一面真っ白だったが、日中気温が上がって融けてしまったとのこと。
駐車場には先着車が3台あった。我々以外はみな既に寝ているとのことで、音を立てずに行動する。部屋は1番と3番でどちらも下の階だ。
まずは風呂に入るが、いつもながら綺麗だ。風呂上がりに営業終了後解放されているレストランでビールを飲み、22:30就寝体勢。
12月29日(火) 晴れ
6:30起床。レストランでセルフのコーヒーを飲み、着替えとパッキング。7:30からサラダとパニーニの朝食。パニーニはイタリア式のホットサンドで見た目よりボリュームがある。
8:00出発。途中セブンイレブンで冷凍鍋焼きうどんを購入。ビーナスラインはロープウェイ入口までは雪なし。入口からは路肩に少し雪があるものの路上には雪が無い。
ピラタス蓼科スノーリゾートは思ったより車が多く、ロープウェイ寄りの駐車場はほぼ満車だ。気温は-2℃と高い。靴を履き乗り場に行くと9:00の始発は出ていたが、9:10に間に合った。通常は20分間隔の運転だが、コロナ対策で定員を制限している代わりに10分間隔で運行している。
ゴンドラからは南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの展望が素晴らしい。蓼科と北横岳は雪が少なく黒い。
山頂駅を出ると山屋が多い。気温は手持ちの温度計で+1℃と異様に高い。アイゼンを履いて出発。徹っちゃんは初アイゼンなので、意識して歩いてもらう。
坪庭には今まで観たこと無いくらい大勢の人がいる。坪庭のエビノシッポは全滅している。数日前のヤマレコ投稿写真では立派なエビノシッポがあったのだが・・・・。すぐに暑くなったので坪庭から登りに掛かる前にアウターを脱ぐ。
北横岳への登りでも子供連れを含めて多くの登山者がいる。山頂駅から40分で北横岳ヒュッテに到着。ここもかつて見たこと無い位に人が多い。小屋の寒暖計は-4.5℃。ちょうど良く健二さんと女将さんが出てきたので挨拶をした。
外トイレにアイゼンを着けたまま行く人が多い。嘆かわしいことだ。
ザックを小屋前のベンチにデポしてストックをピッケルに持ち替えて山頂ピストンに出発する。ピッケルなど不要なのだが、徹っちゃんの練習の為に携行する。
10分ほどで北横岳南峰に到着。山頂直下で樹林帯を抜けた途端に強風に襲われるが、まともに立っていられるので大した事は無い。山頂にも見たこと無いくらい人が多い。
スカイラインに薄い雲があるものの360°クリアに見える。南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、蓼科山。素晴らしい。北アルプスは槍、大キレット、穂高の稜線がクッキリ見える。
久しぶりに北峰に行ってみる。北峰からは南峰からは見えない浅間山が見える。浅間山の雪も少ない。浅間山方向の山麓には国立天文台・野辺山電波観測所の45m電波望遠鏡が見える。直径45mのパラボラアンテナは世界最大級らしい。
大岳方向に少し行き北横岳ヒュッテを見下ろす。縞枯山荘の青い三角屋根も見える。山頂に25分間滞在し、展望を満喫して下山する。
北横岳ヒュッテに戻ると小屋の表側と裏側のベンチが全て埋まっており、見たことの無い大賑わいだ。表のテーブルが空いたところでランチの準備。今朝コンビニで買った冷凍鍋焼きうどんを温めるが、風で炎が安定しない。明るいので火が消えても判らず何度か点火し直す。
両手で風を避けながら温め完了。やはり冬はこれに限る。同じテーブルで食事をしていたソロの青年が、私の帽子を見て「ベースキャンプに行ったのですか?」と声を掛けてきた。若い彼は長期の休みが取れず、ナムチェバザールまでしか行けなかったそうだが、ホテル・エベレスト・ビューまで行き、エベレストを見られたそうだ。
下山は縞枯山荘まで行ってから山頂駅に戻った。2階の休憩所でカップのお汁粉を作り、干し柿を食べて休憩。市田柿は低温で固くなるかと思ったが、気温が高いせいか固くはならなかった。お汁粉はこの時期嬉しい温かさと甘さだ。
13:30のロープウェイで下山。今回の温泉は初めての「音無の湯」。車山に行く時に通る大門街道沿いにあった。内湯はあまり広くないが、露天風呂が開放的で気持ちよい。露天からは音無川が見下ろせる。温泉の売店では「加茂七とうふ」が売りらしい。お土産に「掬いとうふ」と「ゴマ掬い」を買った。
夕食にはJ&Nのローストチキンを予約しているので、温泉を出た時点で到着時刻を連絡して焼き上がりを合わせてもらう。
16:05にJ&Nに到着すると駐車場はほぼ満車で、かろうじて駐車出来た。店内も賑わっている。出てきたローストチキンは丸焼きなのでビジュアルのインパクトがある。切り分ける前に写真を撮らせてくれる。
切り分けられたチキンを手掴みで食べる。美味しい。が、2人前の小さいチキンながら、2人にはやや多めで、最後に食べた大きな胸肉は食べるのに苦労した。デザートはこれまた要予約の期間限定モンブランを頂く。見た目も味も美味しい。
帰りは渋滞は無くJ&Nから3.5時間弱で到着した。天候と展望に恵まれて楽しい山行で、2020年の山行を締めくくる事が出来た。
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