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Yamareco

記録ID: 288401
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ハイキング
奥秩父

笠取山 多摩川源流最初の一滴【動画有】

2013年04月27日(土) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 埼玉県 山梨県
 - 拍手
GPS
05:11
距離
10.3km
登り
803m
下り
803m

コースタイム

9:33 作業平駐車場→11:08 笠取小屋→11:32 小さな分水嶺→12:00 水干→12:11 水場道→12:43 笠取山頂上(1953m)→13:39 笠取小屋 →14:44 作業平駐車場
天候 終日晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
411号線から作業平駐車場へは手前の釣堀のある山道を左折しても行けますがく悪路が続き解り難いのでので先の山道を左折した方が良いと思います。中央高速勝沼ICから
http://goo.gl/maps/rfSzS
コース状況/
危険箇所等
<作業平駐車場から笠取山頂上>
作業平駐車場は無料、トイレは駐車場横と笠取小屋にあります。
売店は笠取小屋のみなので勝沼ICから大菩薩ライン間にコンビニがありますので買い物は予め済ませておいたほうが良いです。

山道はアップダウンや危険箇所も無く全体的に良く整備されており、数ある丸木橋も通常何箇所か朽ちたりしているものだが全て完璧な状態で大変歩きやすいと思います。
国道411号線からサンザン迷って九時半に作業平駐車場到着
2013年04月27日 09:24撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
4/27 9:24
国道411号線からサンザン迷って九時半に作業平駐車場到着
笠取小屋
素泊り¥4000
一泊二食付き¥6500
テント¥500
弁当¥500
正面に見えるのは大菩薩嶺
2013年04月27日 11:08撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
4/27 11:08
笠取小屋
素泊り¥4000
一泊二食付き¥6500
テント¥500
弁当¥500
正面に見えるのは大菩薩嶺
「小さな分水嶺」を通過するとまもなく笠取山頂上への縦走路が見える。
ここを左に入ると水干へ向かう
2013年04月27日 11:39撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
2
4/27 11:39
「小さな分水嶺」を通過するとまもなく笠取山頂上への縦走路が見える。
ここを左に入ると水干へ向かう
多摩川源流に注ぐ最初の一滴を見ることが出来る水干横の説明立札。
この山道の説明立札はいくつかあるがどれも内容が興味深い
2013年04月27日 12:00撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
4/27 12:00
多摩川源流に注ぐ最初の一滴を見ることが出来る水干横の説明立札。
この山道の説明立札はいくつかあるがどれも内容が興味深い
水干
氷柱の先から‘最初の一滴’が落ちていた
2013年04月27日 12:01撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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4/27 12:01
水干
氷柱の先から‘最初の一滴’が落ちていた
水場道
水干から60m下った場所で山に降り注いだ水はここで再び湧き水となって現れる
2013年04月27日 12:11撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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4/27 12:11
水場道
水干から60m下った場所で山に降り注いだ水はここで再び湧き水となって現れる
12.43笠取山頂上(1953m)
気温10度
周りの風景は少々ガスっていた。
午前6時前であれば美しい富士山をみることができるとのこと。
2013年04月27日 12:52撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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4/27 12:52
12.43笠取山頂上(1953m)
気温10度
周りの風景は少々ガスっていた。
午前6時前であれば美しい富士山をみることができるとのこと。
頂上から眺めた富士山
午前6時前に登頂すれば美しい富士山を見ることが出来るとの事
2013年04月27日 12:53撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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4/27 12:53
頂上から眺めた富士山
午前6時前に登頂すれば美しい富士山を見ることが出来るとの事
頂上から見下ろす西側。
正面に広がる高原「小さな分水嶺」と大菩薩嶺
2013年04月27日 13:06撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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4/27 13:06
頂上から見下ろす西側。
正面に広がる高原「小さな分水嶺」と大菩薩嶺
撮影機器:

感想




先週は奥秩父の乾徳山を訪ねたのだが今週目指すは140号線を挟んで丁度向かい側にある標高1953mの笠取山、この山には東京の水瓶‘多摩川’が源流となるそれ以前の湧き水が流れる「水場道」と更に湧き水になる前の最初の一滴が落ちる‘水干(みずひ)があるそうだ。
 考えてみれば川を流れる水も最初から川であったわけはなく、幾年月の時間を経て雨から‘湧き水’となりそしてやがて川として海に流れて行くわけであるから雨から‘湧き水’に生まれ変わる?・・‘最初の一滴’と呼ばれる工程は理屈上必ずあるわけである。

午前七時前、勝沼インターをおりて勝沼の町を抜け411号線大菩薩ラインを奥多摩方向に車を走らせて行くと少し山深くなってきた場所に温泉街、登山口のある作業平駐車場はそこから山を越えて下ったところを左に入るのだがかなり険しい悪路で間違ったかと勘違いしてしまい一旦戻ってしまって一時間以上ロス、9時をまわってヤットの思いで登山口に到着するとそそくさと準備を済ませて出発した。
この山は奥多摩・塩山方向のいずれからもバスが無いのでアクセスしずらいと思うが山道はアップダウンや危険箇所も無く全体的に良く整備されており、数ある丸木橋も通常何箇所か朽ちたりしているものだが全て完璧な状態、また笠取小屋からは空が開けて見晴台からは勝沼の街と富士山を見渡す美しい眺望、そして小屋を通過すると分水嶺からパーッと高原が広がっており、ドラマチックなハイキングが楽しめると思う。
頂上に通じる縦走路手前で‘最初の一滴’を見学するため巻き道で‘水干’へ向かう。
すると分岐から200m程進んだ岩の窪みに小さな氷柱から確かにポタッと落ちている‘多摩川に注ぎ込まれる最初の一滴’はあった。(動画参照)
立札の説明によると雨として山地層に浸み込むんだ水は一旦ここで雫として顔を出し、一旦また浸み込んで60m下の‘水場道’で再び湧き水として現れてからは水干沢→一之瀬川→丹波川→奥多摩湖そして多摩川へと138kmの旅を続けて東京湾へと流れ込むのだそうである。
普段、蛇口をひねれば当たり前に出てくる水なのだが、恐らく地球誕生と共に自然循環として途切れることなく繰り返されてきた結果によるものなのだと思うと一層の感慨深さを感じた次第である。
 大自然の営みを鑑賞したあと東の方向から12:43に登頂、オニギリと稲荷寿司の簡単な食事の後下山した。

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コメント

MAVERICKさん、こんにちは。
笠取山、良いですね。
周辺の山を含めてちょっと行ってみたくなりました。

ところでビデオ編集はどんなソフト使っていますか?
2013/5/3 10:58
MATSUさん、こんにちは!
実はこの山作業平からピストンすると6時間弱で往復できてしまうのですが大変良く整備された山道で小屋からは空が開けているので気持ち良くヤマユキ出来るルートだと思います。

動画の編集ソフトですが「PowerDirector 11 Ultra」
を使っています。
http://jp.cyberlink.com/downloads/trials/index_ja_JP.html
2013/5/5 15:06
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