快晴っ！眺望良しの残雪期・鳳凰三山（薬師・観音・地蔵）

2013年04月27日(土) 〜 2013年04月28日(日)

• GPS: 33:48
• 距離: 23.8km
• 登り: 2,279m
• 下り: 2,281m

コースタイム

27日（土）
夜叉神峠P8：52⇒夜叉神小屋9：51（休憩13分）⇒2055ベンチ10：59⇒杖立峠11：59
⇒休憩20分・アイゼン装着⇒苺平13：33（休憩7分）⇒南御室テン場14：10。幕営準備。

テン泊。

28日（日）
南御室テン場6：14⇒※ガマ石7：04⇒砂払岳7：21⇒薬師小屋7：33⇒薬師岳7：57⇒観音岳8：45（休憩10分）⇒垢抜ケ沢ノ頭2840ピーク9：03⇒賽ノ河原10：13⇒オベリスクの肩10：29⇒ここから戻り⇒垢抜ケ沢ノ頭ラッセル＆トラバース11：01〜（ランチタイム35分）⇒観音岳12：33⇒薬師岳13：03⇒薬師小屋13：13⇒砂払岳13：21⇒南御室テン場13：53⇒撤収（46分）⇒苺平15：10⇒アイゼン外し・装着⇒杖立峠16：28⇒夜叉神峠駐車場17：37（休憩25分）夜叉神P18：40

往路復路共にアイゼンの脱着それぞれ2回づつ。

雪路故に参考タイムとしてください。基本、稜線上（薬師岳⇔地蔵岳）は殆どアイゼン装着。

※この辺り。気温低すぎて一般デジカメクールダウンの為、写真の記録なし。

天候

27日（晴）南西々の風。（主峰方面は曇り）
28日（快晴）ほぼ無風から時折東風。
（北アの北限を除いて眺望良し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自宅付近公園〜中央道（甲府昭和IC）→芦安温泉経由→夜叉神峠P100台程。
帰路はその逆。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は残雪期故の踏み抜きに注意。東側斜面全般に雪山状態。

先週の降雪のため、一部トラバースに表層新雪によって踏ん張り効かない箇所があります。
（地蔵岳・賽ノ河原への登り返し。）

高度落とす程にグチョグチョで、幾度かアイゼンを付けたり外したりが必要です。

登山ポストは夜叉神峠Pの登山口にあります。

写真

4/27 8:11

南アの玄関のひとつ。芦安温泉。

4/27 8:14

川を泳〜ぐっ♪こいのぼり〜ぃ♪

4/27 8:47

駐車場は、ほぼ満車。

4/27 8:49

登山口はココから。（登山届けもココ。）

4/27 8:51

ちゃんと用紙もあります。

4/27 8:52

ここで山小屋情報が得られます。

4/27 9:14

さて、登りますか。

4/27 9:16

今日はテン泊仕様。フルパッキング。

4/27 9:48

分岐に出ました。西口登山道は通行止め。

4/27 9:49

途中から元気な外国人の方々と一緒に。

4/27 9:53

夜叉神峠小屋から。

4/27 10:05

キャンプ指定地でもあります。

4/27 11:28

杖立峠で・・・。

4/27 11:27

アイゼン装着。

4/27 11:33

2人はアイゼンデビュー。

4/27 12:36

途中、中間点。

4/27 12:39

一応、ポーズっ。

4/27 12:49

小屋泊の方は事前連絡が必要です。

4/27 13:12

雪が・・・本格的に・・・。

4/27 13:24

なってきました。

4/27 13:34

苺平で約1．6m。

4/27 13:39

一緒だった外国人さんとはココでさようなら。

4/27 13:45

ますます深くなってきて。

4/27 14:05

奥武蔵方面を見渡し。

4/27 14:10

南御室小屋に着きました。

4/27 14:25

さっさと設営。

4/27 15:06

ココで一杯やって。

4/27 15:09

水場はしっかり生きていました。

4/27 15:28

色々売っております。

4/27 16:56

本日のテント村。

4/27 16:58

雪山装備のニオイプンプン。

4/27 18:08

本日の夕食はシャウエッセン＆トマト＆チキンラーメン。

4/27 19:08

日も落ちて。おやすみなさいZZZ。

4/28 5:10

朝食の準備。水、入れた途端、凍る・凍る。

4/28 5:13

今朝も（面倒なので）チキンラーメン。

4/28 5:14

全て凍っております。

4/28 5:15

夜明け。

4/28 5:54

モーニングコーヒ−を楽しんで・・・。

4/28 6:14

テン場を出発っ。

4/28 6:48

薬師岳を望みます。

4/28 7:19

稜線に出ました。

4/28 7:21

白峰三山をバックに。

4/28 7:32

まだまだ埋まっている薬師小屋さん。

4/28 7:37

薬師岳までもう少し。

4/28 7:40

北岳様っ〜。

4/28 7:44

はい。ポーズっ♪

4/28 7:45

振り返れば富士山。

4/28 7:49

稜線はまだまだ残雪。

4/28 7:57

薬師岳〜っ。

4/28 8:02

次なる目標へ。

4/28 8:08

観音岳。

4/28 8:19

この辺から本格的な残雪。

4/28 8:45

ご登頂♪

4/28 8:55

北岳様バックに。

4/28 8:56

おおっ。見えるよ甲斐駒っ！！。

4/28 8:59

更に地蔵岳へ。

4/28 9:03

ピークを幾つか越えます。

4/28 9:10

新雪積もってちょっとドキドキ。

4/28 9:11

ドンドコ沢よりの分岐。

4/28 9:56

垢抜ケ沢の頭。直登。

4/28 10:00

オベリスクと八ヶ岳。

4/28 10:11

地蔵様と甲斐駒。

4/28 10:11

たくさん奉納されております。

4/28 10:13

賽ノ河原よりオベリスク。

4/28 10:15

さぁー登りますよっ。

4/28 10:25

手かせしっかり。

4/28 10:25

ん〜っ。中々の高度感♪。

4/28 10:26

ジャンジャン登って・・・。

4/28 10:31

肩の下の大明神様。

4/28 10:55

今一度オベリスク。

4/28 10:57

垢抜ケ沢ノ頭を巻こうとしています。

4/28 11:01

ラッセル開始。

4/28 11:06

相方は超・速い。

4/28 11:17

終わってP2840を直登した跡が。

4/28 11:32

その前にランチタイム。

4/28 11:47

んでは、行きますっ。

4/28 11:47

振り返ると、中々。

4/28 12:00

相変わらずご機嫌の北岳。

4/28 12:05

乗越して。気分の良い稜線。

4/28 12:14

相方さん達も必死。

4/28 12:33

観音岳より甲斐駒。（ここでバイバイ）

4/28 12:37

一応、山頂の道導。

4/28 12:43

その先はとても良い眺め。

4/28 12:51

行く手。

4/28 12:51

振り返って。

4/28 12:51

八ヶ岳に浅間山。

4/28 13:03

薬師岳に戻ってきました。

4/28 13:13

除雪が進んでいます。薬師岳小屋。

4/28 13:19

砂払岳を巻いて。

4/28 13:21

ココで振り返り。

4/28 13:34

樹林帯に突入。

4/28 13:29

ガマ石。

4/28 13:52

テン場に戻って。

4/28 14:31

水場で一息。

4/28 14:38

テント回収し、パッキング。

4/28 14:47

さぁ。帰りましょう。

4/28 14:55

ここで苺平。ハーフ。

4/28 15:10

苺平。

4/28 15:10

おおっ。美味い・美味い。

4/28 15:45

尚もご機嫌。

4/28 15:58

昨日とは全然違うな。夏道になっていました。

4/28 16:24

かなり雪解けが進みました。

4/28 16:32

杖立峠。

4/28 17:37

夜叉神峠小屋に着いたよ。あ〜あ。重っ。

4/28 18:02

一息入れて、ハイポーズ。

4/28 18:40

登山口にご到着。

4/28 20:32

最後は麓の温泉でマッタリ。

撮影機器：

LUMIX DMC-LX7 パナソニック

感想

クロタン

このGW山行は天候に恵まれた非常に良いものとなりました。

特に2日目は超・眺望良しで結局日没まで白峰三山も最後まで雲一つ無く、富士はもちろん、中央ア・御嶽・乗鞍・北ア（南部）・八ヶ岳・浅間・妙高・奥秩父まで全てが良く見える中で気持ち良い雪路（ハイマツ帯の上）をノンノンと闊歩して・・・。

行き交う皆が笑顔の良い山行になりましたよっ♪

とはいえ、

1日目は”テン泊縦走”の全員”20Kg余り”のフルパッキングの負荷状態で標高差1060mの登り場面。

2日目は前半”日帰り装備のほぼ空身”とは云え、7峰越えの残雪路ハイクとなり、終盤の4割はフルパックの連続負荷で”トータル12時間余り稼動”の本格的な山行となりました。
このような条件でも”足痛い”だの”動けない”だの全く無く、最後までニコニコハイクに徹したことは何よりの収穫かも知れません。

しかし・・・。

残雪期になると”夏山専門の我々のようなグループ”と、”本格冬山グループ”が混在するのもこの時期ならでは見かける光景だと思います。足備えも圧倒的に”スカルパ等が多く、12本爪＆ピッケル”派さんが大多数。

そんな所に”大丈夫なんだろうか？”と他のメンバー2名は初のアイゼンデビューでワクワクドキドキっ。

内容的には2日目途中、賽ノ河原の手前の垢沢ノ頭ピークをトラバースするのに数十分程度のプチラッセルをもこなし、40°近い急坂も直登し・・・。観音岳からの薬師岳への路はかっとんでアイゼンワークも身に付いた様子でした。
この日程でアイゼン装着率は全体の7割近くを超え、踏み抜く場面もそこそこ。最後のオベリスクも最上段手前の御神体の肩まで登攀し、様々な場面でのトレーニングになったと思います。


今回の収穫は20Kg余りのパッキング負荷で、順調な足運びと安定したワーク。コレを基に次回の穂高縦走へ繋がれば良いと思っております。

私・個人的には”山シーズン到来”という実感でっすっ（＾＾V。