西丹沢自然教室ー檜洞丸ー犬越路ー周回



- GPS
- 08:14
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
つつじ新道〜檜洞丸までは特に危険箇所はありませんでした。 檜洞丸〜犬越路は鎖場等も多く滑落の危険も多いのでゆっくり歩かれた方が良さそうです。 |
写真
感想
毎年春秋にキャンプで行っている西丹沢に初めて登ることにしました。家を5:00前に出発して6:00過ぎには西丹沢自然教室に到着しましたが、既に沢山のハイカーが来ています。さすがにGWです。
そそくさと支度をして登山届を投函したら出発。空は快晴無風、暑くも寒くもなく最高のハイキング日和です。今日はツツジ新道から檜洞丸-犬越路-用木沢出合を回って帰ってくる周回コースです。なんとなく檜洞丸までの登りはキツくて犬越路までは気持ちのいい稜線歩きという先入観がありました。これがあとで大きく覆ろうとは(苦笑)
自然教室から5分ほど舗装された林道を歩くと「つつじ新道」の入口があります。階段を数段登るといきなり沢登りの様相(^^; よく見るとすぐ脇に登山道がありました。この先ゴーラ沢出合までは足慣らしの歩きやすい道です。1時間ほどでゴーラ沢出合に到着。橋もないので石伝いに川を渡ります。水量も多くなかったので特に難しいこともありません。ここで対岸の彼方に見える標識を目指して歩くとまた登山道の入り口がありました。ここからはほぼ登り一辺倒の、所々岩場、鎖、木製階段混じりの丹沢らしい道が続きます。登り始めるとすぐに後ろから急行な方々がやってきたのでやり過ごしたあとは前後している2〜3人以外殆ど人に会うことはありませんでした。
いい加減疲れてきた頃に視界が開けて絶景な富士山が見えたりすると、それまでの疲れも吹き飛びます。石棚山方面からの尾根道と合流したら木道伝いに気持ちのいい尾根歩きになり、急な上り下りもないまましばらくすると檜洞丸の山頂に着きました。山頂はボヤーンと穏やかな広場になっており、沢山の登山者がお弁当を広げたり写真を撮ったりしていました。ポカポカとして気持ちのいい休憩です。
持参したおにぎりを食べてポットのお茶を飲んだら犬越路に向かいます。下り始めるといきなり崩壊した階段やら何やらが目に入りますが、木道が整備されてラクラクのんびりハイキング気分です。それにしても登山道入口の注意書きは何だったんだろう?
目の前には終始富士山や箱根・伊豆半島の山々が見えて「表尾根も景色いいけど、こっちも最高だねぇ」などと笑みもこぼれます。が、しばらく歩くと急に鎖場が現れます。しかもガレガレの岩場の下り。「へぇ〜、こんなスリリングなところもあるんだね」なんて余裕をぶっこいていたのも最初だけ。延々と続く岩場の下りに次第に膝も微笑んできました。踏み外せば前も右も左も絶壁。ただでは済まなそうな環境に緊張も高まります。30分ほども下り続けた所でようやく一旦平らなヤセ尾根に出ました。やれやれと思って軽く登り返すと再び鎖場(^^; これじゃハイキングじゃなくて登山だよ、などと軽口を叩きながら更に下ります。最後には「これって表尾根だったら鎖が付いてる環境だよね」というところも普通に這いつくばって下りることになります。どうやらここが大笄(おおこうげ)・小笄(ここうげ)という所らしいです。その後も鎖場のプチトラバースや崩落地などもあって、表尾根では味わえない山歩きが楽しめました。しかし膝が〜膝が〜(^^;;;
やっとの思いで犬越路にたどり着くと一旦靴も脱いで大休止です。甘く見ていた僕が悪いのだけど、いやはや参った参った(苦笑) ここから用木沢出合までの下りはキャンプに来た時に往復したことはありましたが、とにかく膝が大笑いで何度もズッコケそうになりながら、這々の体で歩いたのでした。まぁ無事に帰ってこられて良かったです。檜洞丸から犬越路までの登山道は、ホントに(笑)危険箇所も多いので初心者のかたは気をつけてゆっくりと歩かれることをオススメします。
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