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Yamareco

記録ID: 2900594
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

烏帽子岳 ☆激ラッセルの先にテン(貂)ちゃんいましたぁ〜♪😄☆

2021年02月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:01
距離
10.0km
登り
1,202m
下り
1,204m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:23
休憩
0:32
合計
6:55
8:17
89
9:46
9:46
28
10:27
10:32
123
12:35
12:55
46
13:41
13:45
11
14:08
14:08
61
15:09
15:12
0
15:12
ゴール地点
タイトルに「テン(貂)ちゃんいました!」とありますが写真はありません。
山頂にいると登山道を山頂に向かって登ってくる野生動物の姿、初めてみるテンでした。
最初の印象はオコジョと共通する愛くるしさでした。
もちろんオコジョとはサイズが全然違うし体色は全く異なります。
こちらが気付いて眺めていると彼も行く手においらがいるのに気付き、一瞬目があった後素早く右ターンして茂みの中に消えてしまいました。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩打峠駐車場 先着2台
下山時は自車以外に小八郎岳に向かったハイカーのものと思われる車3台。
10台以上軽く止められます。冬期は仮設トイレは有りません。
登山ポスト有り。
コース状況/
危険箇所等
序盤日当たりの良い個所は地面が出ているが、中盤過ぎると完全に雪道となる。
急坂の途中で10本爪アイゼン装着。

8/10標識手前から膝ラッセル。標識先の岩のトラバースは足場狭いので滑落注意。
先行者がこれより手前で撤退されたのでトレース無く、できるだけ岩側にステップ刻みながら進んだが、今後凍結すればさらに危険度は増す。
この辺りからピッケルあったほうがよかった。
その先もトレースの無い急坂をラッセル。
おおむね膝ラッセルだが急斜面登りは前面の雪は腰の高さになる。
股下まで沈む箇所もあり。
斜面のトラバース箇所は積雪深いので高巻きした。
この日最も危険だったのは山頂直下の階段、完全に雪に埋もれて雪の急斜面になっている。
アイゼン蹴り込んでステップ刻むも、雪が柔らかく、階段のステップにも届かないので時折ずり落ちながら、数少ない脇の木の根や岩も手掛かりにしてよじ登った。
登りながら下山のことが心配だったが、登りで刻んだステップも足を着けばさらに崩れていくので、足掛かり手掛かりを何とか確保しながら下ったが登りよりも怖かった。
烏帽子岩の方が安全かもしれないと思ったがそちらは試してないので不明。
8/10より手前でも斜面のトラバースがクラストしてアイゼンの爪がやや効かせにくい個所もありました。
とにかくラッセル区間が長いのでかなり体力を消耗する。
この日に関しては前爪あっても軽アイゼンは不可、ピッケルあったほうが良かった。
今後の天候で状況は全く違うものになるでしょが、十分な雪山装備で臨まれるのが良いかと思います。
登山口駐車場からの南アルプス。
いつものことだけどこの景色見られるとテンション上がります。
本日も絶景に期待!
2021年02月06日 08:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
13
2/6 8:12
登山口駐車場からの南アルプス。
いつものことだけどこの景色見られるとテンション上がります。
本日も絶景に期待!
この大きな足跡。
雉ですかね?!
ヤマドリだと嬉しいんですが・・・。
2021年02月06日 08:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10
2/6 8:50
この大きな足跡。
雉ですかね?!
ヤマドリだと嬉しいんですが・・・。
4/10です。
この辺りからは登山道に安定して積雪あります。
1,550mよりちょう上です。
2021年02月06日 09:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/6 9:16
4/10です。
この辺りからは登山道に安定して積雪あります。
1,550mよりちょう上です。
烏帽子岳展望地から。
綺麗な青空!
2021年02月06日 09:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
14
2/6 9:45
烏帽子岳展望地から。
綺麗な青空!
シャキーン!
1,800mを越えたあたりでアイゼン装着。
いつもより爪でかいやつ、これが大正解でした。
2021年02月06日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 10:08
シャキーン!
1,800mを越えたあたりでアイゼン装着。
いつもより爪でかいやつ、これが大正解でした。
セキナギの頭のやや下のトラバース。
2021年02月06日 10:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/6 10:34
セキナギの頭のやや下のトラバース。
セキナギの頭は南アルプスの絶好の展望台です。
これは下山時に撮ったやつ。
2021年02月06日 13:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
25
2/6 13:35
セキナギの頭は南アルプスの絶好の展望台です。
これは下山時に撮ったやつ。
8/10です。
中央の大岩の左を巻いていきます。
雪で分かりにくいですが、実は細い足場しかないのでステップ刻みながら慎重に進みます。
先行者さんがここで撤退されているので岩のすぐ左手前まではトレースあります。
2021年02月06日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 10:47
8/10です。
中央の大岩の左を巻いていきます。
雪で分かりにくいですが、実は細い足場しかないのでステップ刻みながら慎重に進みます。
先行者さんがここで撤退されているので岩のすぐ左手前まではトレースあります。
急坂を延々とラッセルしてここまで。
9/10の標識がこんなに嬉しいなんて。
元気出ました!
\(^O^)/
2021年02月06日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9
2/6 11:33
急坂を延々とラッセルしてここまで。
9/10の標識がこんなに嬉しいなんて。
元気出ました!
\(^O^)/
烏帽子岩見えてきたぁっ!
2021年02月06日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:00
烏帽子岩見えてきたぁっ!
写真ではこんなになだらかに見えるんだと驚き!
この下に階段が埋もれています。
本日の核心部です。
2021年02月06日 12:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:07
写真ではこんなになだらかに見えるんだと驚き!
この下に階段が埋もれています。
本日の核心部です。
烏帽子岳手前から烏帽子岩振り返っています。
今日は烏帽子岩にはいきません。
実は階段より歩きやすかったかもしれません。
2021年02月06日 12:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:17
烏帽子岳手前から烏帽子岩振り返っています。
今日は烏帽子岩にはいきません。
実は階段より歩きやすかったかもしれません。
ようやくたどり着いた烏帽子岳山頂!
雪山で何度も来ているけど山頂の積雪は今回が一番多いかも!
2021年02月06日 12:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
26
2/6 12:31
ようやくたどり着いた烏帽子岳山頂!
雪山で何度も来ているけど山頂の積雪は今回が一番多いかも!
八ヶ岳すっきりと見えてます。
2021年02月06日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:24
八ヶ岳すっきりと見えてます。
左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。
2021年02月06日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:24
左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。
北岳、間ノ岳、農鳥岳。
2021年02月06日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:24
北岳、間ノ岳、農鳥岳。
塩見岳、烏帽子岳、前小河内岳、小河内岳
2021年02月06日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:25
塩見岳、烏帽子岳、前小河内岳、小河内岳
悪沢岳、荒川中岳、赤石岳、聖岳
2021年02月06日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:25
悪沢岳、荒川中岳、赤石岳、聖岳
自撮り!
自分のイメージではもっと若いはず!(爆)
2021年02月06日 12:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:30
自撮り!
自分のイメージではもっと若いはず!(爆)
左端に越百山、南駒ケ岳と仙崖嶺が白く重なってよく分からん。
赤梛岳、田切岳、空木岳と続きます。
見納めて下山開始です。
2021年02月06日 12:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:31
左端に越百山、南駒ケ岳と仙崖嶺が白く重なってよく分からん。
赤梛岳、田切岳、空木岳と続きます。
見納めて下山開始です。
階段上部から見下ろしていますが、登るより下りの方が怖かった。
気を付けないと下まで滑り落ちます。
2021年02月06日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 12:51
階段上部から見下ろしていますが、登るより下りの方が怖かった。
気を付けないと下まで滑り落ちます。

装備

MYアイテム
Q_B
重量:2.60kg

感想

この日はトレーニングを兼ねて近くの2,000m峰烏帽子岳に登って来た。
家から見ても積雪十分にありそうなので、最近新たに購入した10本爪アイゼン、ブラックダイヤモンドのコンタクトストラップ の試し履きも目的でした。

コースの状況に書いた通りで、夏場でも急坂でしんどい8/10より上では積雪が多くて山頂までラッセルでした。
この日先行者お二人いらっしゃいましたが、それぞれ8/10より手前で撤退されていてそれ以降はトレース無し。

ラッセルがしんどくてなかなか進めないので「撤退」の文字が何度も頭をよぎりました。
下山時刻から逆算して山頂までのタイムリミットは13時に決めたら気が楽になって一歩一歩這い上がることに集中。
いつもはさほど気にしていない9/10の標識見えたときは心底嬉しかった。
その後も続くよラッセルは・・・まったく良いトレーニングでした。
自己評価としてはラッセル上手になったような〜!(^^)

新しいアイゼンは、これまでこの山で使っていたモンベルのスノースパイク10より爪が大きいので威力十分。
少なくともこの日のコンディションでは正しい道具の選択だったようです。
ピッケル家に置いて行ったのは判断ミスでしたが、このアイゼン無かったら間違いなく撤退してました。
さらに言えば冬靴に12本爪アイゼンならなおよかったとも言えますが・・・。

終わってみれば可愛らしい貂にも会えたし、めちゃくちゃ楽しかった〜!
\(^o^)/

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コメント

お疲れさまでした
お疲れ様でした。
雪がいい感じでついてますね。

昨日高ボッチ行って来ました。
記録を参考にさせていただきました。
おかげで楽しく安全に行ってこれました。
ありがとうございました。
2021/2/7 21:48
Re: お疲れさまでした
こんばんは、hayabusaHanさん
コメントありがとうございます。
高ボッチのレコ拝見しました。
富士山 見えてましたねえ〜!
あの場所からの写真は結構多くの写真家さんたちの作品で見かけたことがあります。
なかなか絶景ポイントですよね。

肩の痛みの顛末拝見しました。
お大事にという他言葉は無いのですが、末尾の2行同感です。
2021/2/7 23:37
プロフィール画像
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