記録ID: 29031
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沢登り
芦別・夕張
ポントナシベツ川ポントナシベツ岳直登沢
1993年07月21日(水) 〜
1993年07月22日(木)
saito1987
その他3人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,472m
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
7/21 ポントナシベツ川入渓(16:30)→肌寒沢出合C1(18:10) 桔梗川出合手前1km付近で林道が陥没していた。C1は肌寒沢出合付近、左岸の高台。これより上は良い天場が無さそう。 7/22 曇:C1(5:00)→本流と直登沢の二股(8:20〜30)→ポントナシベツ岳(13:00)→芦別岳(14:30)→山部(16:30) ぬめった河原が続く。Co680より両岸狭まり函状となり、雪渓、函滝、小滝が断続的に出てくる。滝は概ね直登できる。雪渓のほとんどは上に乗って通過できるが、高さがあるので注意。塊がドンとある感じ。二股までにザイルを出した滝は3つ。最初はCo700すぐの滝、手前の雪渓を捲いてから左岸を登る。Co840に2段20mの滝、1段目登って2段目トップが空身で登って後続にザイルたらす。ザックは吊り上げ。別の滝で泥壁を捲くのに1p出す。二股着8:20。雪渓を捲いて下るのに泥壁やへつりで思ったより時間がかかった。 ポントナシベツ直登沢 F1:まず出てくる大滝。80mあるそうだが下部20m位は雪渓で埋まっていた。右岸側雪渓のシュルンドからザイルを出して取り付く。水流へ向かって右上するようにスラブを登っていく。下部はホールドスタンス結構あるが、外傾したテラスに出ると、もうヌルヌルでぼろぼろ。辛うじてテラスを見つけ、そこでザイルピッチを切る。そこから滝の落ち口を見るが、オーバーハングしていて直登は不可能。右岸を回り込むように次のピッチをスタートするが、このピッチも浮石だらけで神経を使った。約20mでブッシュ帯に突入し、落ち口へ出る。 F2:その次。これも半分くらい雪渓で埋まっているようだ。全体が漏斗状の岩壁。途中まで雪渓を伝い、左岸側シュルンドに降り、ザイルを出して左岸のかぶり気味のリッジを登る。滝の落ち口に戻るのに懸垂15m。 その後は10m〜20mのトイ状滝が続く。シャワークライムでどんどん高度を稼ぐ。快適な小滝が続いた後、逆層20mの滝。これも途中の雪渓から取り付き、左岸スラブ状を登り、15mの懸垂で水線に戻る。次の一枚岩状の8m滝は左岸を小さく捲く。 詰めは急な雪渓。下りにとるのは怖いくらいだ。ピッケル必須。そのまま沢をつめていくと頂上すぐ北のお花畑に飛び出た。 |
感想
泥壁、ボロボロでヌメヌメのスラブ、高捲きは不可。日高とはまた別の直登沢の味わいがあった。
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