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Yamareco

記録ID: 290454
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山滑走
富士・御坂

富士山(火口滑走の目標が体力の限界で断念)

2013年04月29日(月) [日帰り]
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GPS
08:21
距離
6.1km
登り
1,399m
下り
1,087m

コースタイム

5:45 登山開始
6:10 6合目
7:30 7合目
11:40 富士宮口頂上
12:10 剣が峰
12:45 富士宮口下山開始
13:00 9.5合目付近滑走開始ポイント
14:30 登山口到着
天候 晴れ(ここ数日で一番天気の良さそうな日を狙った)
8〜9合目より上部は時より突風により耐風姿勢を取らされる。
でも全般的にそれほど風も強くなく、寒さも気になりませんでした。
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士山スカイラインで五合目駐車場へ
4月26日に冬期閉鎖解除になったばかりです。
コース状況/
危険箇所等
富士山スカイラインは夜間閉鎖となっています。
(夕方5時30分から翌日の7時30分まで)
近くの温泉は「天母の湯」ぐらいしか見当たりません。
大人1時間400円。JAFカードの提示で2時間までOK。
予約できる山小屋
八合目池田館
28日の富士山
夕闇の富士山
五合目富士宮登山口雪少ね〜
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五合目富士宮登山口雪少ね〜
これでは下まで滑れない(がっくり)
これでは下まで滑れない(がっくり)
でも頑張って登りましょう
でも頑張って登りましょう
六合目より上はまずまずの雪
六合目より上はまずまずの雪
駿河湾です
おや、ヘリですね
おや、ヘリですね
静岡県警山岳救助隊の救助に出くわしました
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静岡県警山岳救助隊の救助に出くわしました
後で知りましたが、28日に滑落して怪我した登山者だそうです
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後で知りましたが、28日に滑落して怪我した登山者だそうです
怪我人を搬送します
怪我人を搬送します
救助隊の活躍に頭が下がります
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救助隊の活躍に頭が下がります
こんな近くでヘリのホバーリングを見たのは初めて
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こんな近くでヘリのホバーリングを見たのは初めて
九合五勺
もうちょっとで山頂
もうちょっとで山頂
富士宮口山頂
氷の芸術
山頂も雪少ねー
頂上富士館
とりあえず記念にパチリ
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とりあえず記念にパチリ
富士山火口
では剣が峰まで行こう
では剣が峰まで行こう
富士宮市方面
ここも雪少ないですね〜
ここも雪少ないですね〜
富士山測候所
剣が峰到着
日本で一番高いところにいま〜す
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日本で一番高いところにいま〜す
氷がすごいね〜
火口がガスってきた
火口がガスってきた
自然の芸術ですね
自然の芸術ですね
体力があったらここを滑りたかったんですけど
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体力があったらここを滑りたかったんですけど
それでは下ります
それでは下ります
下山開始
九号五勺から上はこんな感じです
九号五勺から上はこんな感じです
氷の彫刻
滑走開始
宝永火口が下に見えますね
滑落しないように注意
滑走開始
宝永火口が下に見えますね
滑落しないように注意
最高の雪と斜面!
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最高の雪と斜面!
宝永登山口に下りてきました
宝永登山口に下りてきました

感想

毎年恒例になりつつある富士山滑走です。
富士山は、天気次第で非常に危険になるため、天気を慎重に判断し最高な天候の日を選んで行きます。
とゆうことで、Xデーは29日と決定。
富士山スカイラインで前日に五合目まで上がり仮眠を取る予定でしたが、五合目駐車場に着くと、パトカーや救急車で大騒ぎ。
何やら遭難者がいる模様。
パトカーで来た2人組?(山岳救助隊ですね)が夜の9時頃登っていくではありませんか。
大変な職業だなーと感心。
それでは早朝出発。
しかし、雪少ねー。これでは五合目まで滑れません。テンションダウン。でも頑張って登ります!
六合目からアイゼン装着。ゆっくり行きましょう。
七合目手前で県警ヘリが近づいて来る。
スキーヤーやスノーボーダーへの嫌がらせか?
と思いながら登っていると七合目の小屋にヘリから1名ワイヤーで降下してきた。
そのヘリの風がまともに襲ってくる。たまらんわ。
その後、ヘリが一旦離れた。
自分は息を切らしながら、登っていると再びヘリが近づいてきた。
そして小屋の周辺から人が何かこちらに呼びかけている。
しかし、ヘリの音がうるさく聞こえない。
何とか聞こえたら、救助活動しており、ヘリで搬送したいので早く小屋まで上がって、退避してくださいと言われた。
早く上がってやりたいのは山々だが、そんな急には登れない。
頑張って登ると、自分の他に3名ほど同じく退避していた。
見ると怪我人らしき人が担架に乗せられ、ワイヤーで救助隊員と一緒に吊り上げようとしている。
こんな場面は初めてだ。
一部始終見ていたが、この救助隊員たちは昨日上がっていった人達だろう。
こんな大変なことをしているんだと実感し、頭が下がる思いでした。
それと同時に山を登る人は、このような人たちに迷惑をかけないように細心の注意を払わなければといった切実な思いに駆られました。
後で分かりましたが、前日に滑落して怪我をした負傷者の救助活動のようでした。
怪我された方も大事に至らなくてよかったのではないでしょうか。
数日前にも滑落して亡くなった方や不明になっているというニュースを見ましたので。
ヘリが立ち去り、登山再開です。
九合五勺から上は、そこそこアイスバーンの状態で慎重な足の運びが必要です。
何とか頂上に到着。
山頂の雪も少ねー。昨年より1.5mぐらいは少ない感じ。
では、火口に行ってみましょうでしたが、ここまで来て一旦火口に滑り下りたら、200mは再び上り返さなければなりませんので、既に火口の滑走をする気力と体力がありません。
残念ながら、体力的に危険なため、目標は断念。鍛え直さねば!
火口を滑ったシュプールやトレースも全く見えません。
とりあえず剣が峰までは行きました。馬の背も昨年より1mは雪が少ないですね。
剣が峰まで行ったところで、山梨側からガスが流れ込んできたので、慌てて下りるが、南斜面は全然天気はいいですね。
とりあえずアイスバーンは避け、九合五勺ぐらいから板に履き替え、滑走開始。
八合目付近まではサイコーの雪と斜面。その下へ行くとザラメに変化してくる。
しかし、まずまずですね。
七合目から下は雪の繋がっているところを探して下りて行く。
板を背負って歩きたくないので、懸命に見渡して下りて行くが、六合目のちょっと上で板を脱ぐ。
その後、登り始めた登山口ではなく、宝永火口の登山口に下っておしまい。
ちなみに下りてくる途中でGPSの電池が切れ、どこをどう下りてきたのか詳細は不明。
今年の富士山はこの時期でこんな状態なので、遅くまでは滑れないでしょうね。
もうちょっと体力を付けないと念願の火口滑走は難しいと改めて実感しました。
くやしい〜。

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