秩父御岳山
埼玉県
1986marilyn
体力度について
- GPS
- 07:34
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,006m
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| 天候 | おおむね快晴。朝、荒川河畔で少し風あり、その後午前風なし。午後、稜線と北側斜面と荒川で風あり、薄い雲も流れてきていた。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
○隣りに未舗装の現金500円の駐車場もあった。こちらは袋に500円を入れて車のナンバーを書いて箱に入れるだけ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○秩父剣ヶ峰直下のヤセ尾根の急坂で落葉が岩や木の根に乘っていてとても滑りやすかった。 ○雪は山頂付近の登山道に消え残りが僅かにあって凍っていた。 |
写真
両側が切れ落ちた痩せ尾根の急坂を下る。所々、岩や木の根が隠れてわからないほど落ち葉がたくさん積もっていた。岩や木の根に乗っている落ち葉で足が滑って少し怖かった。
3
838mピーク？のあたりか？送電線鉄塔の基部は開けていて展望がある。ベンチもひとつある。道標に「山道」という表記があるが意味がよく判らない。
送電線鉄塔の基部から見た秩父剣ヶ峰。秩父御岳山は奥に隠れて見えない。北風？が強くなっていつの間にか雲が広がっていて、青空は消えて白っぽい空になっていた。
2
車道に出るところでルートを間違えてしまった。急斜面に崩れかけの狭い踏み跡をたどる。つかむものがないので短いがとても危険。車道に落ちれば骨折ぐらいしそうだった。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
2021年02月07日(日)【秩父御岳山】
前日の夜にビールを飲んでしまったため、早出が出来なくなったうえに事前に山を決められず、またもや当時の朝になってから山を決めることに。一応登りたい山リストに挙げていた秩父御岳山を歩くことにしました。
天気は快晴。車での道中は武甲山を眺めを楽しみました。スタート地点となる三峰口駅の駐車場に着いたのは少し遅い時間となりました。時間が少し遅いせいか、ハイカーの姿は見当たりません。今日は気温が上がって暖かくなるという予報でしたが、谷間のせいか風が少しありました。
登山口は荒川を渡って、ほんの少し歩いたところにありました。落ち葉でフカフカの広葉樹の森を登るとすぐに尾根に出ました。ほんの少しだけ尾根をもどると眺めの良い「二番高岩」と呼ばれる？岩場があり、荒川の流れの向こうに逆光の武甲山が見えました。南側にはどうやら三峯神社から雲取山に続く山稜が見えているようでした。
尾根道はすぐに杉の植林帯に変わり、大きな尾根の平坦なところや左右の山腹のトラバースを繰り返しながら、なだらかに登っていきます。2回ほど尾根に出ましたが、都度左へと尾根を登っていきます。いつの間にか風はなくなっていました。
急坂を登って3回目の尾根に出ると、北側の樹間から両神山の特徴のある山容が見えました。道標に表記はありませんが山と高原地図では「タツミチ」と表記されている分岐で東側の古池からのルートが合流していました。北側の足元には雪が残っている林道が見えました。
広葉樹の尾根を少し進むと植林帯の山腹の急登になりました。植林はいつの間にか杉から檜に変わっていました。ひと踏ん張りして登り切ると稜線に出ました。樹林に隠れた山頂の祠がすぐそこに見えていました。
私以外に誰もいない山頂は快晴無風。西側には両神山がよく見えました。南側に目を移すと、逆光ですが三峰神社から雲取山に至る山並みや飛龍山、そして何と言っても巨大な山体を誇る和名倉山の眺めが素晴らしかったです。その右手奥には木賊山、甲武信ヶ岳、三宝山も見えていました。
今日も10�劼舛腓辰箸涼擦瓩聞堋�なので、ゆっくりと山頂のひと時を過ごしました。登るときは1組2人としかすれ違いませんでしたが、山頂では5組ほどお見掛けしました。
結局、1時間半ほど山頂で過ごしてから、ちょうど風が出てきたのを塩に、杉ノ峠に向けて下山を始めました。
広葉樹もある広い稜線を進むと細くて急な尾根の下りになりました。落ち葉に隠れた岩や木の根が見えず、その上に乗っている落ち葉でとても滑りやすくて、両側も切れ落ちてるので少し怖かったです。
急坂が終わると植林帯に変わり尾根が広くなります。小さなアップダウンとあと、長いゆるやかな登りをこなすと送電線鉄塔の基部に着きました。稜線の両側に展望が開けているほか、秩父御岳山も山頂は奥に隠れて見えませんが、三角錐のすっきりとした山容を望むことができました。北風に乗ってか薄い雲が流れてきていて、快晴の青空はどこへやら、稜線の西側はもやがかかったような白い空になっていました。
最後の急坂を下ると「杉ノ峠」に着きました。植林帯の中にありますが、風が強くて寒いので大木の影で休みました。稜線を離れて東側斜面を下り始めると風はパッタリとやみました。時々広葉樹が混じる植林帯を下ると案外早く車道に出ました。少し分かりにくいショートカットを探しながらさらに下ると「強石」バス停に出ました。
三峰口駅へは少し上流に戻って「万年橋」で荒川を渡ります。ゆるやかな登りもある荒川右岸の車道をのんびり歩くと駐車場に着きました。荒川の河畔にいるせいかいつの間にか再び風が吹いていました。三峰口駅に停車している電車の向こうには午後の陽を受けた武甲山が見えていました。
秩父御岳山は植林帯の多い山でしたが、好天に恵まれて山頂からはこれまで見たことのない方向からの奥多摩、奥秩父の山々の眺めを楽しむことができました。山頂以外では一組のハイカーしかお見かけしなかったので、静かな山歩きを楽しむことが出来ました。
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