神津島・天上山



- GPS
- 05:30
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 643m
- 下り
- 642m
コースタイム
天候 | ほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
この日は登山口から遠い多幸湾への入港だったため、バスで神津島港へ移動して準備を整えるまで1時間ほど要しました。時間には余裕を持った計画を立てられることをおすすめします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていますし看板や目印のペンキも各所にあるのですが、一部コースマップにはない道(旧道?)があったり、一部の看板がちょっと不親切だったりで、少し迷うことがありました。 太陽の方向的に、西側(黒島側や最高地点)からの展望は午前中の方が、裏砂漠や東側(天空の丘、新東京百景)は午後の方が海が美しく見えます(受け売り) |
写真
行きの大型船から乗り換えたバスで一緒になった方(もう37回も天上山に登られているそうで)のアドバイスにより、裏砂漠には向かわず最高地点に向かいます
この場所、観光協会で配布しているマップには載っていません。
が、正直な感想として、最高地点よりこちらの方が景色が良いです。
まさに空に浮かんでいる感覚。
写真だと全く伝わらないのですが
右奥のバームクーヘン状の部分が櫛ケ峰というそうで、以前は登山道があったそうですが崩壊により近づけないとか…。
大島三原山のB火口にちょっと似てるなと思いました。色は違いますが
裏砂漠展望地側から黒島に戻るようなルートになったのですが、ちょうど太陽光が西に傾いた時間帯で、逆光で岩が影になったことが雰囲気を一層月面のようにしていました
そこで見かけた双子山。オッパイ山と命名
感想
念願の神津島・天上山行きでした。
前日竹芝桟橋から出港した大型船でしたが、この日は神津島港ではなく、登山口からはやや離れた多幸湾へ。ただ、これから登る天上山を真下から見上げて否応なく気分は上がります。
神津島港へと向かうバスを待っている際に一緒になった方が天上山にもう37回も登っていらっしゃる方でして、いろいろとアドバイスをいただきました。この方のおかげで充実の山行となりました。慣れていらっしゃるようで、バスを途中で降りて登山口へと向かわれていました。
神津島港で余分な荷物をロッカーに預け、いざ黒島登山口へ。ここまでの登りもそれなりの急坂なので、車でなければ歩いてくるよりなさそうです。自転車を借りる事も考えましたが借りなくて正解…。
下から見上げて「どうやって登っていくのかなぁ、ここを…」と思っていましたが、黒島登山口から登り始めてその疑問は即解消。有無をいわさず一気に300mを直登です。標高以上に足にきます。まずはここを登り切ることが天上山を楽しむための関門ということですね。
5合目でさきほどバスで一緒になった方とお会いしました。手元のガイドにはないルートで登ってこられたようです。「日が東から射しているうちに天上山に登ったほうがいいよ」とのアドバイスをいただきました。その時天上山上空にカラスが。途端にその方、カラスに呼びかける。どうやら他の天上山常連の方がカラスを懐かせていらっしゃるのだとか。天上山の上につがいが巣を作っているようです。
休み休み45分ほどの急登の末、黒島10合目へ。ようやくここからが天上山のスタートでした。
そこからの風景は写真にて。いやはや、ヤマレコに記録を作っていないものも含め、今まで登ったことがある山の中で最も素晴らしい山でした。
北アルプスの風景(涸沢から穂高あたりのことかな?)に多くの方が例えていらっしゃいますがまさにそんな感じです。
特に天空の丘と裏砂漠が印象的でした。
風は強いものの素晴らしい天候に恵まれ実に印象的な山行となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
同じ日に登った方のレコということで、興味深く拝見させていただきました。
10合目まで景色を楽しめ、登り終わってからも池、森、砂漠と最初から最後まで全く飽きさせない貴重な山ですね。
裏砂漠、天空の丘もよかったみたいで、私も行けばよかったです(時間を気にしてパスしてしまいましたが、結局時間はあまりました)
私が行った中では、屋久島(淀川登山口〜黒味岳、白谷雲水峡)、那須岳(茶臼岳〜三本槍岳)も様々な景色を楽しめるのでおすすめです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する