経ヶ岳南西尾根-三国岳-府大尾根周回



- GPS
- 06:13
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 754m
- 下り
- 748m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
経ヶ岳南西尾根は登山道はないが、僅かに踏み跡らしきものがある程度。また取付きからしばらくは猛烈な急斜面である。 府大尾根は急傾斜のトラバースなので注意が必要。 |
写真
感想
経ヶ岳から三国岳を一回りしてきた。経ヶ岳南西尾根を登り、三国岳から城丹国境稜線を西に進み、府大小屋に下降するコースである。
久多奥の岩屋谷と滝谷の出会に駐車するハイクは実に久しぶりである。10年ぶりくらいであろうか?懐かしい気持ちで岩屋谷の橋を渡った所の岩屋谷ゲート前に駐車する。昔のままだ。そこから来た道をほんの少し戻ると見後谷出会である。久多川河原にはテントを張って水遊びであろうか?
出合から左の(南西)尾根のものすごい急坂を喘いで登り始める。走ってきた林道をすぐ下に見ながらの上りである。危険ではないもののすごい急斜面で、気持ちが落ち着かないまましばらく行くと斜面が緩やかになった。樹林の中なので周りの景色は見えないし、すごく暑いのだ。樹間からイチゴ谷山らしき頂が見え隠れして今春のイチゴ谷山縦走を思い返して再び登り始めた。何時の間にか傾斜は落ちて風が出てきて清々しいほどである。1.5時間で経ヶ岳山頂に到着だ。高島トレイルの標識があって、南方向はイチゴ谷山とある。来月の予定もあるので、イチゴ谷山への登路を確認した。
経ヶ岳からは少し桑原より(東方向)に下降して林道に出た。昔はこんな林道はなかったが。車が通った轍がないので作っただけで利用はしていないように見えた。車が走るにはメンテナンスが必要だが?走るのか?何の為の林道なのか???疑問。林道から山道に入り、少しアップダウンを繰り返すと大きなコルにでた。丹波越えである。茶屋跡はほんの少し桑原に下降したところである。丹波越えからほんの少し上った場所で早い昼食とした。経ヶ岳もそうであったが、ここも虫が多く落ち着いて食べている気はしない。
早々に、歩きだして緩やかな稜線に涼しいほどの風が吹いて気持ちがいいなと話していると、道端にナツエビネを発見して喜んだ。この時期は花が少ないので、涼しそうな薄紫色から白色の花弁はかわいらしさを感ずる。
山毛欅の大木などが沢山ある中に、横に伸びた山毛欅から空に向かって何本も枝が伸びているさまは命の強さを見せつけられた気がする。下草にヒメワラビが増えてきたら、丹波・山城・近江3国の境に到着して桑原からの登山道と合流。そこから直ぐ先が三国岳であった。比良の山並みが木々の間から見える以外は山並みは特定できないほど僅かしか見えないのが残念だ。
久多への一般道を左に分けて、右の城丹国境稜線を踏み跡は乏しいものの確実に継続している。昔はこの稜線をよく歩いたものだ。大谷の3ボケへ下降したことも登ってきたこともあるが、今やその面影は何処なのかは皆目わからない。936mピークを越えると広い樹林のないイワヒメワラビの原っぱに出た。国境稜線はここから天狗峠分岐まで西に向かい、更に南に進んで927mピークで再び西へ向かうのである。この広場は南東方向へ尾根が派生していて久多方向へ向かう踏み跡があるのだ。その踏み跡の一部は府大小屋へも通じていて、本日の下降路である。
針葉樹林から落葉樹に代わり灌木になると岩屋谷上部の谷に向かう急な斜面の道は悪い。いつの間にか府大小屋に到着した。小屋前には林道があるので出合までもう散歩である。駐車地まで15分程で到着した。
”八”、”竹” L
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