記録ID: 2927928
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
十文字山〜関電巡視道〜打越山〜ハブ谷〜金鳥山〜保久良梅林・岡本梅林
2021年02月13日(土) [日帰り]
rxk00250
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 543m
- 下り
- 534m
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日帰り
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 4:09
9:13
15分
ＪＲ「住吉」駅
9:28
9:28
14分
灘の酒造専用水道
9:42
9:42
16分
日本山妙法寺南門の看板
9:58
9:58
10分
十文字山 登山口（鉄フェン ス）
10:08
10:11
9分
十文字山２７９ｍピーク
10:20
10:21
1分
関電巡視路 分岐（南側）
10:22
10:22
20分
第一鉄塔
10:42
10:47
1分
第二鉄塔（４分岐）
10:48
10:48
0分
森林管理道 交差
10:48
10:53
11分
関電巡視路 分岐道標（つうほうプレートひ５・３−４）
11:04
11:06
1分
第三鉄塔（４分岐）
11:07
11:08
3分
甲南パノラマ道 合流（つうほうプレートひ５・４−５）
11:11
11:16
8分
打越山（山頂）
11:24
11:27
2分
打越峠
11:29
11:29
4分
七兵衛峠
11:33
11:33
5分
木漏れ日広場
11:38
11:38
0分
森林管理道交差四ツ辻
11:38
11:38
3分
ハブ谷
11:41
11:41
6分
保久良山道方面 分岐
11:47
11:47
9分
ハブ池方面 分岐
11:56
11:58
3分
保久良山道 合流（４分岐道標）
12:01
12:03
3分
金鳥山（338m山頂）
12:06
12:07
4分
展望ベンチ(上段)
12:11
12:12
10分
展望ベンチ(下段)
12:22
12:22
1分
保久良山道 登り口
12:23
12:35
9分
保久良梅林
12:44
12:50
3分
天上川公園・禊橋
12:53
13:11
11分
岡本梅林公園
13:22
ＪＲ「摂津本山」駅
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
（帰り）岡本梅林公園から徒歩でJR摂津本山駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
コースの大半は普段から良く歩かれる道で特に危険な箇所などはなし。 今回歩いた超マイナールートである「十文字山から打越山山頂へ向かう一般ルートの途中にある分岐から入る関電巡視路」は、迷い道しかねない危険な難解ルート。 以前2020年1月29日の山行でチャレンジした「関電巡視道」とはまた別の鉄塔巡視道ルートを今回新規開拓することとなった。まさしく意図せぬ大冒険だ。 国土地理院の地図上では中盤でいくつも分岐があるが、打越山山頂へ最短で向かう道は踏み跡が途中から完全になくなっており、正直良く分からない状態だ。さすが「関電巡視路（難路）」というだけのことはある。方向を見定めて無理矢理に藪や立木の生い茂る斜面を登っていく必要があった。焦ると方向感覚がなくなりそうなので、GPSがないと本当に迷うかもしれない。くれぐれも常に自分がどこにいるのかを把握し続ける必要がある。前回の時も感じたが、この「打越山」の南側に網の目のように展開する関電の鉄塔巡視道は、六甲山系でも珍しい危なっかしい巡視路だなあと感じた。バリエーションルートに慣れた中級者には冒険のし甲斐はあるけど。GPSがない場合は相応の覚悟が必要だ。 |
写真
JR住吉駅前から十文字山の登山口であるこの場所に到着するまで、なんと45分もかかる。なんだかなー
登山道をしばらく歩いていくとこのような場所に出る。右手に朽ちかけた木の階段があり、入っていけるようになっている
そこを数mほど登ると目の前にこのような建造物。ここが「十文字山」の山頂だ。周囲を金網フェンスで囲われているので中には入れない。寺の敷地の一部のようだが、寺という宗教施設は殆どが一般人を立ち入らせない極めて閉鎖的な場所であり、そこが神社とは根本的に異なる
1
2/13 10:09
そこを数mほど登ると目の前にこのような建造物。ここが「十文字山」の山頂だ。周囲を金網フェンスで囲われているので中には入れない。寺の敷地の一部のようだが、寺という宗教施設は殆どが一般人を立ち入らせない極めて閉鎖的な場所であり、そこが神社とは根本的に異なる
「十文字山」山頂の建造物を見上げるとこんな感じ。携帯のアンテナっぽいデザインものも隣にそびえている
十文字山の山頂に別れを告げ、さらに奥へ登っていくとこのような分岐点に出る。奥に見えているのは猿の絵が描かれた案内看板。そのすぐ手前の分岐道を右に入っていくのが今回チャレンジする「関電巡視路」の一つだ
2/13 10:20
十文字山の山頂に別れを告げ、さらに奥へ登っていくとこのような分岐点に出る。奥に見えているのは猿の絵が描かれた案内看板。そのすぐ手前の分岐道を右に入っていくのが今回チャレンジする「関電巡視路」の一つだ
このあたりはまだ踏み跡はしっかりしているが、さらに奥へ進むにつれて次第に頼りなくなってくる
踏み跡っぽい横道に惑わされずに、そのまま直進するとやがてこのような少し開けた感じのする場所に出る。このあたり少し迷いやすい区間だが、この景色が見えたらそれは正解ということ。今にして思えば上空を見上げて鉄塔を繋ぐ電線が見えるかどうかも判断基準の一つかも
2/13 10:32
踏み跡っぽい横道に惑わされずに、そのまま直進するとやがてこのような少し開けた感じのする場所に出る。このあたり少し迷いやすい区間だが、この景色が見えたらそれは正解ということ。今にして思えば上空を見上げて鉄塔を繋ぐ電線が見えるかどうかも判断基準の一つかも
先程の写真の場所からさらに直進してまた登り。すぐに左側にこのような火の用心の看板が見える
まるで細い谷筋のようにも見える登り道が「関電巡視路」だ。左に細い薄ピンクの紐が張ってあるので、それに沿って淡々と登っていく
坂を登りきると第二鉄塔。ここは形として十字路になっている場所だが、ここで直角に左折するが正解ルート
ほんの1分もかからずに、この場所で東西に延びる森林管理道に合流する。ちなみにこの森林管理道は、東はハブ谷から西は十文字山ルートまで長く続いている通常ルートだ
2/13 10:47
ほんの1分もかからずに、この場所で東西に延びる森林管理道に合流する。ちなみにこの森林管理道は、東はハブ谷から西は十文字山ルートまで長く続いている通常ルートだ
先の合流地点から東へ数歩程度でこの道標。ここで左折して斜面に取り付いて登っていくのが「関電巡視路（迷いやすい）」の続きとなる
「関電巡視路（迷いやすい）」は踏み跡が極めて不明瞭で、パッと見ではどこを進めば良いのか分かりづらい。それでも野生の勘でうっすらとした踏み跡を辿りながら尾根らしき場所を北上する
1
2/13 11:00
「関電巡視路（迷いやすい）」は踏み跡が極めて不明瞭で、パッと見ではどこを進めば良いのか分かりづらい。それでも野生の勘でうっすらとした踏み跡を辿りながら尾根らしき場所を北上する
やがてこのような3本の倒木の場所に出たら正解。これをまたいで越えてさらに先へ進む
正面を見ていると次の第三鉄塔が木々の合間から見え隠れしているのに気付く。というかむしろこの第三の鉄塔を目指して進むということ
足元が伸びた草などで歩きづらいが、とにかく第三鉄塔へ到達。ここは以前に攻略した別の関電巡視路との合流点でもある。ここまで来たら目指す「打越山」はもう目の前だ
2/13 11:04
足元が伸びた草などで歩きづらいが、とにかく第三鉄塔へ到達。ここは以前に攻略した別の関電巡視路との合流点でもある。ここまで来たら目指す「打越山」はもう目の前だ
第三鉄塔の場所も、形として十字路になっているが、ここから北方向へ延びている踏み跡を進むのが正解ルート
ほんの1〜2分ほどで、この道標の立っている「甲南パノラマ道」に合流
その同じ場所を振り返って撮影。今回は道標の右側に見えている踏み跡の奥から登ってきた。道標の左に続く道は打越峠に続いている
「打越山」の山頂に到着。山頂の周囲の木々が大胆に伐採されていて見通しも見晴らしも見違えるほどに良くなっていた
劇的に見通しの良くなった「打越山」の山頂近くからは、遠くに「西おたふく山」と「六甲最高峰」の山並みが見渡せる。せっかくならこの先もこの景観がなくならないように祈りたい
3
2/13 11:17
劇的に見通しの良くなった「打越山」の山頂近くからは、遠くに「西おたふく山」と「六甲最高峰」の山並みが見渡せる。せっかくならこの先もこの景観がなくならないように祈りたい
「打越山」の山頂を後にして「打越峠」へと向かう道中。木々や草や笹などが大きく伐採されて見通し抜群
「打越峠」へと向かう道中の続きの風景。ちょうど森林空間総合整備事業（神戸市）が行われている最中だ
「打越峠」に到着。周囲が伐採などでさっぱりしていて以前とはやや印象が違うか
「木漏れ日広場」を通過してここ「森林管理道」が交差する辻に到着。ここからハブ谷へと下っていく
この分岐道標で左折して「金鳥山・保久良山道」方面へ向かう。右（直進）は「八幡谷」へ通じる
途中でこの朽ちかけた古い分岐道標が立つ場所を通過する。ここを右折して下っていくと「ハブ池」へと出られ、さらにその先は八幡谷だ
一本道を歩いていくと「保久良山道」の4分岐地点に合流。案内道標がたくさん立っている場所だ
そこから少し下ると西の茂みへ入っていった場所に「金鳥山」のピークがある。このような風景のところで、岩がごろごろ並んでいる少し開けた場所だ
1
2/13 12:01
そこから少し下ると西の茂みへ入っていった場所に「金鳥山」のピークがある。このような風景のところで、岩がごろごろ並んでいる少し開けた場所だ
今回久しぶりに訪れてみると「金鳥山」と書かれた綺麗で豪華ななプレートが中央の木に架けられていた。この場所の山行記録を何度か挙げたけど、徐々に知られるようになってきたようで良かったな
3
2/13 12:02
今回久しぶりに訪れてみると「金鳥山」と書かれた綺麗で豪華ななプレートが中央の木に架けられていた。この場所の山行記録を何度か挙げたけど、徐々に知られるようになってきたようで良かったな
「保久良梅林」に到着。人が少なめな静かな梅林で、落ち着いてゆっくりと白梅を眺める
紅梅、白梅も美しいが、ピンク色の梅もまた良い。梅は桃よりも香りが強いので好きだ
とはいいながら「保久良梅林」では梅はまだ咲き始めたばかり。梅林全体の様子はこのような感じで、まだ1割程度しか咲いていない。ピークの見頃は2月下旬以降〜3月上旬だろうか
2/13 12:33
とはいいながら「保久良梅林」では梅はまだ咲き始めたばかり。梅林全体の様子はこのような感じで、まだ1割程度しか咲いていない。ピークの見頃は2月下旬以降〜3月上旬だろうか
禊橋のある天上川公園から、岡本八幡神社の梅が咲いている様子が見える
「岡本梅林公園」にも立ち寄り。こちらは比較的咲く時期の早い梅も多いので、そろそろ見頃が始まっていた
この日の梅林公園はこんな雰囲気。けっこう咲いているかな。奥に見えている鹿児島紅梅はいつも一番早く、鮮やかに咲く。濃い紅色が印象的
3
2/13 12:57
この日の梅林公園はこんな雰囲気。けっこう咲いているかな。奥に見えている鹿児島紅梅はいつも一番早く、鮮やかに咲く。濃い紅色が印象的
濃いピンク色の梅も見事。紅い色の梅はやや時期が早いのが多い印象。白梅や枝垂れ梅などは満開になる時期がまだ先のようだ
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今回は同行者の希望で、毎年この時期に恒例の「梅見トレッキング」。
今回の梅見の場所は、六甲山麓ではメジャーな「保久良梅林」と「岡本梅林公園」。その両方を一度に訪れることにした。下りの目的地が「保久良梅林」となるので「保久良山道」を下ってくるのだが、さてどこから入るか。今回はJR住吉駅から「十文字山」へ登り、さらに「打越山」から「七兵衛峠」を経て、ハブ谷から保久良山道へ向かうことにした。
それだけでは面白みに欠けるので、同行者に相談の上、今回思い切ってまだ一度も歩いていない「関電巡視路」の一つに足を踏み入れてみることにした次第。打越山の南にある「関電巡視路」は鉄塔が多いために枝道がたくさん付けられている。以前に一度だけ今回とは別の他の巡視路を歩いたことがあるのだが（少々難儀した）、今回はより手前から巡視路へと入ったので、結果的に広範囲に攻略することとなった。おかげでこの界隈の関電巡視路の半分以上を見切ることが出来たかもしれない。けっこうな収穫かも。最近は未踏ルートの新規開拓にはだいぶご無沙汰だったので、良かったかも。道標にも書いてある「関電巡視路（迷いやすい）」は、確かにルートの見極めが結構難しかったので楽しかった。
今回もっと驚いたのは「打越峠」から「打越山」山頂へ向かうルートの草木が大幅に伐採され草刈りもされていて、信じられないぐらい見通しが良くなって開けていたこと。以前の面影がまったく感じられないほどの大きな変化だった。まるで違う場所に来たような印象だ。これは現在進行中の森林整備事業の仕事なので、ごく最近の変化だと思う。神戸市建設局公園課の森林整備事務所による「森林空間総合整備事業」ということで令和3年3月19日までの作業とのこと。ちなみにこの日の作業は七兵衛峠にまで及んでいた。どこまでの範囲の整備事業なんだろう。こういうお仕事は有難いな。
帰りの温泉は「灘温泉・六甲道店」を選択。久々の訪問。温泉の帰りには近所の松屋でお気に入りの「マッサマンカレー」。これ超美味しいよねえ。煮込み鶏肉がごろごろなのが嬉しい。運動後のタンパク質の摂取にぴったり。山歩きして、温泉に入って、飯食って満腹になって、それで電車に揺られたら眠くなるわそりゃ。
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