二子山(関東百)
- GPS
- 04:32
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 709m
- 下り
- 710m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多くが歩かれている通りと思いますが、この時期は凍結でツルツルな箇所があり気を遣いました。以下気付き事項のみ列記します。 ・登山口からしばらく進むと沢に降りて歩く区間が500m程あり。実線ルートながら、台風で荒れたのか、ここを歩くの!?と思うくらい。谷筋で踏み跡あるので迷うことは無い。落葉がたまっていて落とし穴(岩場の隙間)になっているので、見えている岩頭を飛び歩いた方が無難。 ・東岳は1つ目の難所は露出感はあるものの、鎖をしっかり握って金属プレートに左足を乗せエイや!と登る。下りは足の置き場に注意すれば登りより楽。 ・その先10m程で3,4mの細いトラバース。トラロープが谷側にあるがこれは落下防止なので頼れないうえ、掴むところが見つからない。おまけに足場が岩場に溜まった水が凍ってツルツル。手がかり薄い場所で足場がこれだと嫌らしい。私は少し思案の末、無理することも無いと撤退としました(暖かい時期にリベンジですね!) ・西岳へ向かいますが、既に気持ちがそがれています。一般コースを躊躇なく選択。その先でアブナイルートに突っ込んでしまい後続の方にかなり急ですよ、と言われ戻ったが、あのまま突っ込んでいたらヤバかったかも。 ・西岳も稜線下100m程は氷が散髪。斜度はそれほどでもないが、岩場続きで乗せたい場所がツルツルなのも気持ちよくないので、チェーンスパを投入。おかげで歩きやすくなりました。 ・西岳から先(北)は厳しいアップダウンが連続するので、氷の状況を考えて残念ながら勇退しました。暖かい時期にリベンジです! |
その他周辺情報 | 下山後、星音の湯を利用。タオル・浴衣付き1030円/人。ちょっと高級な日帰り温泉な感じで、のんびりできました。 https://www.beyer.jp/ |
写真
感想
快晴の二子山に登ってきました。
坂本からのルートが荒れており、股峠までで既に登った感があります。
先ずは東岳に向かいます。
一つ目の難所は鎖を握り、左のプレートに足を乗せれば露出感がありますが問題無く行けました。問題は次のトラバース。3,4mほどなのですが細いうえに岩の掴みがどこも薄いです(私が見つけた範囲では)。おまけに足場は岩の間の水が凍ってツルツル。谷側にトラロープがあるのですが、これは落下防止のため頼れません。
薄いグリップで足が滑ったら支え切れるでしょうか。
数分思案の末、バランスのまだ完全ではない私は勇退を決意。涙を飲んで下ります。
股峠で休憩していたら東岳から50台男性が降りてこられました。聞くと、例のトラバースの先は難所無く東岳まで行けたそうでした。
気を取り直して西岳に向かいます。
上の男性に効くと西岳の上級者コースは露出度の高いほぼ垂直の区間が10〜20mあるとのことで、この時点で既に意気消沈している私は、迷わず一般ルートへ直行。
それでもその先ミスコースで急斜面を登ってしまい、後続の男性に気を付けてと言われて周囲を見ると、一つ南の谷筋にロープを発見。Uターンしそちらに向かいます。
そちらもその先で氷が出てきます。足場にしたい場所がツルツルだとストレスなので、端に足を置けば歩けるのですが、私はチェーンスパイクを投入。随分歩きやすくなりました。
西岳の山頂で先ほどの男性と少し会話。
その方も坂本の同じ駐車箇所から登って来られたようです(その後、下山まで前後)
山頂からは両神山や西上州、奥武蔵の山々が一望できます。
今まで見るだったここに来れたことには素直に感動しました。
さて、北の岩場を偵察に行きます。アップダウンが凄いですね。
男性は行きかけて、やぱりやめておく、とUターン。
私も少し行きかけますが、氷が付いているのが見えますね。
チェーンスパだと岩場は滑るので、私も残念ながらUターンすることに。
一般ルートはそこそこの角度で氷もあり慎重に。
女性2人が氷に難儀されておりこの先の様子を聞いてきます。山頂まで氷に注意していけば直ぐでが、その先の稜線歩きは諦めた旨離すと私らもそうしようとおっしゃっていました。
股峠からの下りは一旦歩いたルートなので荒れた箇所もそれほど気になりませんでした。駐車場に戻ると、時間の割には疲労感を感じました。西岳の先は少し暖かい時期にリベンジですね。
とはいえ、快晴の日に二子山の山頂まで行けたことは素直に嬉しかったです。
二子山はそびえるお城のようなお姿ですね。
氷の着いた岩山ですと、さぞ神経を使われてお疲れだったでしょう。
お疲れ様でした!
あんどうのうえんさん、メッセージありがとうございます
二子山の凶悪な風貌は周囲の山からも垣間見れて、これ登れるの? と思っていました。凍結で敗退もありましたが、西岳の一般ルートで登れてよかったです
思いのほか疲れました・・・
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