宇賀渓 天狗谷（上部）遡行〜カニグチ谷下降

2013年05月06日(月) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 7.9km
• 登り: 775m
• 下り: 760m

コースタイム

8:55車止めゲート-9:20天狗谷入渓ポイント-11:20雲間ノ滝-12:20稜線-12:40三池岳-13:20カニグチ谷下降点-14:20旧国道-14:50ゲート

遡行：入渓〜稜線:3時間
下降：稜線〜旧国道:1時間

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道421石榑峠へ三重県側から向かいゲート手前の空き地に駐車

コース状況／危険箇所等

遡行後半にある雲間ノ滝と呼ばれているらしいスラブ壁は巻いた方が無難です。
（取り付いて後悔しました…）

そのほか高巻き時にもボロボロ崩れる岩が多いので木の根を頼りにしたほうがよいでしょうか。

カニグチ谷の下降点はしっかり地図を読む必要がある

写真

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GW後半4日間、鈴鹿は天気がよかった

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ドイターのツアーライト32はサイドアクセスジッパーがものすごく便利

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旧国道421石榑峠までの道は開通されるのだろうか…

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天狗谷との合流点にて準備して入渓

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橋の下をくぐったら

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堰堤で通行止め
橋まで戻ったら…

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左岸にロープがあったよ

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最初の滝は登れなかったので左岸を高巻きしたのだが

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中途半端なところでカベを登ろうとしたらボロボロ崩れて泣きそうになる
何とか降りて、おもいっきり高巻きした
　1ミス

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スタートで躓いてビビッたので楽に越える方を選択

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滝が…

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続きます

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ナメ〜＋プール

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RFは初級といったところ

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調子が出てきたので

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ガシガシ登る

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天気がよく心地よい

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流量に沿ってゆく感じ　もちろん地図必須

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水が少なくなってきた

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右がラクそうだけど、左のガレているほうへ

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直線上にガレが続いている左側には…

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国道からも見えるであろう

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スラブ状の滝　誘われるように取り付いてしまったら…

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左側にはほとんどホールドが無く、20分近く考えあぐねた末に、運（靴や手のフリクション）に身をゆだね何とか登って生還
20分考えていたときは、これは死ぬと思った…
　（2ミス）

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下から見ると傾斜＆ホールドも何とかなるように見えてしまう魔性のスラブ壁
なお右側は左よりマシに見える　かもしれないが、絶対巻いた方がよい。

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上から見下ろしたが、落ちたら無事では済まない高さ

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その後、オーバーハングカベは登れない上に完全にビビって巻きまくる
ちなみに左岸だったが登りにくかった

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以後は困難な箇所はなし

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稜線が見えてきた

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イワウチワ

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カワイイのう〜

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稜線の県境縦走路にでた

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竜ヶ岳が意外に遠くみえる

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とりあえず　焼きそばパンでエネルギー補給

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近くのピークに人がいたので行ってみたら三池岳だった。

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石榑峠方面へ縦走し、地図でカニグチ谷らしきポイントを確認

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やたらと猿が声を上げてたり、数頭がこちらを見ているようだったので、こちらも笛で応戦w

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チョット下った最初のCS付きナメ滝だが、スゴク降りにくかった。
というか、またボロボロ壁で降りれなくなって登り返して大巻した
（3ミス）

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下流方向はなかなかよい雰囲気

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下りは慎重に巻きまくる

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2方向から流入してくる

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よい雰囲気
水量は少ないが

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大きい一枚岩も巻いて回避したら

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国道の橋がみえた。
下降終了。

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あとはのんびり下る
ちなみに、登山靴持ってきたのに使わなかった

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ゲートにはなにやら人だかりが…

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24℃で暖かいを越して暑い

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX20 SONY

感想

yotty

GW後半戦　4連続鈴鹿沢登り

最終日は宇賀渓の天狗谷


ここははじめて死ぬかと思った

もちろん巻けば何でもないところなのですが

あの雲間ノ滝のスラブ壁ですか

誘われるように登ってしまったが　完全に行き詰まってしまった。

登り前は勝算があったんです。

靴のフリクションは無敵に近いし　壁面も濡れてなかったし

でも実際には手のホールドが皆無で　足だけで次の一歩を踏み出すのが果てしなく恐ろしかった。

何とか命拾いした　そんな天狗谷遡行でした。