甲斐 淡雪山の露岩と甲府盆地を見下ろす興因寺山

2021年02月23日(火) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 7.3km
• 登り: 591m
• 下り: 590m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:23

7:52 千代田湖駐車場
8:13 8:15 中峠
9:01 9:22 金子峠
9:26 9:33 淡雪山の露岩
9:49 9:55 淡雪山
10:14 10:14 興因寺山
11:13 11:14 北山園地
11:32 11:32 平和観音裏
11:40 11:43 金子峠口
12:22 12:22 中峠口
12:36 12:36 中峠
13:12 13:13 千代田湖駐車場
13:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜自動車の場合＞
北山へは東西南北からのアプローチが可能であるは、今回は西の　千代田湖　から入ることにした。

国道140号で雁坂トンネルを越えて山梨県甲府市に入り　“十郎橋西”　の交差点で右折し、県道6号 に入る （甲府市街、昇仙峡の表示あり）
“武田”　の交差点を右折して、 武田神社へ通じる県道31号 に入り　“山梨大学北”　の交差点を左折する。
狭い路地通りの二俣を右折して県道104号に入り、和田峠へのワインディングロードを登って行けば、左側に千代田湖が見えてくる。

＜公共交通の場合＞
公共交通でのアクセスは、JR中央線の甲府駅で下車。　
甲府駅北口から積水翠寺ないしは武田神社行きのバスで市街地まで行き、そこから北山の南面を横断している　“武田の杜遊歩道”　の各登山口へアプローチするのが良いだろう。

コース状況／危険箇所等

甲斐　淡雪山の露岩と甲府盆地を見下ろす興因寺山　　　　　Mount Kōingi in Chichibu Tama Kai National Park

https://hikingbird.exblog.jp/32170557/

写真

千代田湖からGO！

千代田湖畔の南から　白山（展望台）へ登るトレイルがあるので、時間があるなら登ってみるのも良いだろう。
今回のハイキングコースである興因寺山、淡雪山へは、まず、金子峠へ通じる中峠の登山口へ向かう。

石仏が置かれた　中峠　の登山口に着く。

中峠から北東尾根を緩やかに登って行くと、あたりはツル植物に絡まれた樹木の森だった。

緩くアップダウンを繰り返して680mピークから725mピークへと登っていく。

あ、小さな春を見つけた！　　ウグイスカグラのピンクの花が可愛いね。

富士山の展望が見事な　金子峠

ここが　淡雪山の露岩　で、花崗岩の風化した白砂とマツの緑が作る日本庭園のような美しい光景が見られる。

眼下には大正池。　この地域には、ため池が多い。

北東の遠方には　茅ヶ岳　や　八ヶ岳　の山並みが横たわっている。

南側には、眼下に甲府市が広がり、白い頂の　南アルプス　の山々も見える。

雪ヒダを輝かせた富士山も雄大な姿を見せている。

マツの木と広葉樹の混ざる尾根を東に進み、小さなピークを登り上げると　淡雪山（792m）　の山名標があった。

淡雪山から先（東側）の谷をぐるりと廻りこんで行くと、送電鉄塔の建つ　興因寺山（855m）に着く。
淡雪山より明るく展望も良いので、休憩するならこちらのピークの方が良いだろう。

落葉した明るい森の中には、早くも新しい息吹が芽生えていた。

所どころ崩壊しているプラスチック製の階段トレイルを降って行くと、武田の杜遊歩道の東屋のある　“北山園地”　に出る。

武田の杜遊歩道は、武田神社の東側から千代田湖まで、約22kmに及ぶ遊歩道。　

千代田湖周辺には　白いイワカガミの群落（開花は4月頃）　があるらしいが、これもそうかな？

感想

Sue-chan

淡雪山の露岩、なんて素敵なネーミング。
山梨県笛吹市の兜山の岩場でクライミングをした翌日、いつか歩いてみたいと思っていた甲府市の淡雪山に立ち寄った。

甲府盆地の北に連なる興因寺山、淡雪山、白山、湯村山などの低山は　“北山”　と呼ばれ、甲府盆地の里山として親しまれている。
このエリアは、近くに有名な観光地の昇仙峡があることから、昇仙峡ともども秩父多摩甲斐国立公園に属している。