天祖山


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年の11月に初めて天祖山に登って、そこから見た富士山にいたく感動したことは前回の記録に書いた通りだが、その時の富士の写真が撮れておらずがっかりして、再度をかんがえていた。土日を逃して、天皇誕生日で娘の誕生日でもある休日に、朝6時前に家を出た。
予定通りに八丁橋に着く。林道で一人男性を乗せた。彼は孫惣谷から小川谷へ抜けると言う。7時半前に八丁橋に着いて、彼を見送った。
身支度をして登山口へ向かう。ストック1本以って歩き出す。二回目だと気持ちにゆとりがるが、足が重い。
地元の人が道の補修に入った後もあり、リボンも多くなったように思えた。前回と違い道がかなり露出しており、歩きやすい。
大日神社跡まで長い気がしたが、今回はゆとりがあるので写真を撮る。ご神体の鏡が露出している。三神を待ってあるようで、この神社を再建できないのは、日原の人たちの暮らしに余裕がないからだろうと思える。
奥多摩町も予算がないのだろう。再建してほしいものだ。
道迷いの心配は前回と比べて段違いであったが、大日神社からの登りにもピッチが上がらず、道のりが長く感じられた。まだこの山の全容を掴めていない。黙々とひたすら前に進むだけだが、前回は途中で息切れして、15分ほど休んでいたが、今回は一度も休まずに山頂まで登ってしまった。
10時半過ぎに、下山してくる男性に出会った。彼は日原方面は初めてだけど、「この山いいですね」と言う。「この山で人に会ったのは初めてだ」と私。「何度も登りたくなる山ですね」という。私も同意する。
1990年版昭文社「東京周辺の山」で知って以来、30年以上経って登っているのだ。でも昨年勇気を出して登って良かったと思う。大した眺望もないし、夏は樹木が茂って風も吹かなきゃ、気が狂うほどに辛い山であろう。秋から冬がいい。距離は長くないが登りが急なのだ。
途中で左手に見える石尾根の合間から富士山をみて、今日は見られると思うと少しは早くなる。
ひたすら樹林の急な道を赤布を頼りに歩く。少し道が緩くなって空が抜けると会所のある緩やかな原状にでてくると、右手に会所の赤い屋根が見える。一安心だ。
会所は壊れた窓ガラスは取られて、厚いビニール製の厚い板に変えられていた。手が入っていて嬉しい。天祖神社の行事が行われるのかは知らないが、登山の復活にも、この神社例祭を望みたいものだ。東日原の集落で管理しているのだろう。
会所の前で一旦荷物を置いて、会所の中を見た。きれいになっている。前回気づかなかったけど、建物端にトイレがあった。
富士山が見える場所はじゃ一か所しかなく、それも人工的に木を払ったのではないかとも思える。東京の奥山の信仰ももっと大事にされるといいのに。
神社の裏から長沢背稜方面の道を見に行く。梯子坂のクビレを覗いてみたかった。孫惣林道から回る道があると90年の本にはあるが、いずれ偵察に入りたい。
ナギ谷の頭から少し先に行ってみたが、梯子坂のクビレはドーンと落ちている。次回孫惣林道から偵察してみよう。今日の調子では無理ができないので、ここであきらめて天祖山に戻り。会所の前で富士山を眺めながら昼飯にして、横になって春の陽射しを愉しんだ。50分くらいいて、富士山に別れを告げて下山する。
下りで2時間、会所からの下りで、急に足がすくむのかな、腰が引けて弱虫歩きになって自分でも原因がわからないけど、バランスを崩している。急な下りに腰が引けているのは、滑るのが怖いからだ。だらしないと自分を責めるけどどうしようもなく、惨めな下り方をした。予想以上に今日は登りでダメージを受けていたのかもしれない。
下る途中できづいたけれど、前回はストックを使わなかったが、今回は1本持っていった。途中でストックを使わずにバランスだけで下った方が楽だった。今の自分にはストックは良しあしがあるみたいだ。
と言うわけで、この山は面白いから多くの人に薦めたいとは思うけど、一人で登るのにいい山かもしれない。
帰り、奥多摩街道で大渋滞になっていて、何事かと思ったら青梅の火事でした。まだ燃えているとか。
靴が一つ御臨終かな。底がはがれてきた。登り始めから靴ひもで撒いて、さらにショートスパッツでフォローして、一日持ちましたが、早く新しい登山靴が欲しい。神様にお願いするの忘れた!
私が山頂近くでお会いした方のレコです。
コースについてはこの方の方が良いです。Shaboさんのレコ
↓
www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2949071.html
私の隣町の方でした。
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