山本山から賤ケ岳縦走



- GPS
- 05:15
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 772m
- 下り
- 717m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
湖北・山本山の『おばーちゃんワシ』はそろそろ、シベリヤにお帰りの時期だろうか?誰かが、まだ帰ってはいないらしいとのことだが!そのことを考えてのハイクではないが、雪がどのくらいあるのか?と言ったことも含めていろんな意味で出かけた。雪はなし、ワシは見当たらないものの、周辺の山並みの雪景色は予想通リのものであった。
沢山のハイカーが宇賀神社前に集まって、山本山を目指して登り始めたが、これではおばーちゃんも堪らないだろう。何故かと言うと、ものすごくおしゃべりの人間が多数歩くより喋りまくる人ばかりなのだから。急斜面の最後の坂だけがほんの少し静かであったような気がするが。
山本山は城であった由。二の丸、本丸が山頂付近である。こんなに良く見える位置の城は敵の様子が瞬く間に判って戦略上最高の陣地であったと想像する。でも歴史的にはこの山本山が適地としての記録を私は知らない。しかしながら、かなりの価値を持った城として内々的には考えられていたものと思われる。
山本山から賤ケ岳までの縦走はよく歩かれるハイクコースであるのは、実に楽しいし景色もよい誰もが再び来てみたくなるようなコースだからだろう。東には伊吹山、金糞岳、横山岳が雪を抱いて屹立しているが、西には野坂山地とマキノ山域が豊な雪をたわわにした稜線が実に見事である。琵琶湖の素晴らしさは、これらの山並みに劣らないものがあって、特に竹生島の凛とした佇まいは何処から見ても胸を打つものがある。
春の浅い日に来るのもいいのかな?と考えていたが、スプリングエフェメラル達はこの深い針葉樹主体の山並には似合わない。賤ケ岳山頂は誰もいないが360度の展望に恵まれて我々だけの独占だ。
北東部の奥に真っ白な山が見えたが、あれは江越国境の上谷山であろう。何年前になるのであろうか、あの国境を3月の雪深い時期に3日間掛けて縦走したことを思い出した。もうあの頃のような山行は出来ないだろうなと言うのが今の気持ちだ。何月の経つのは早いものだ。景色は何も変わらないにもかかわらずだ。
そんな感傷に浸っているのに、メンバーは何時もののんびりから速足かのように江土の集落について、予定より1時間前の電車に乗ることになった。
”LCC16名” M
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