ウルトラトレイスサンジャック1

2013年04月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 22.7km
• 登り: 592m
• 下り: 403m

コースタイム

15:00ル・ピュイのカテドラルスタート〜サン・プリヴァ・ダリエ18:36

天候

霧雨、強風、めちゃ寒い

アクセス

利用交通機関：

電車 飛行機

ナリタ→（飛行機）CDR空港→（ロワシーバス）パリオペラ座→パリガレリヨン駅→（TGV）サンエティエンヌ→（電車）ルピュイエンバレイ

コース状況／危険箇所等

＊山道区間も険しいところはなく、コースとしては危険箇所なし。
＊ただ、霧雨に強風、道端には残雪でめちゃ寒く、トレラン用の軽装では低体温になりそう。冷えで脚が攣りかけた。
＊ぐちゃぐちゃのぬかるみが多い。周囲は牧場で、動物の排泄物などが混じっていそうだ。足にマメ等の傷ができたら、細菌感染が怖い。

写真

1/4 6:21

巡礼の道フランス区間のスタートは通常ル・ピュイ・エン・バレイ。
11時から街のレストランで食事しながら開会セレモニー。この豆料理はルピュイ名物だそうな。

1/4 7:34

デザートはフォンダンショコラ。おいしかった。今回は食事に期待できそうだ。

1/4 8:29

支度をして、14時半、店を出る。雨が降っていて寒く、ちょっと気が重い。

1/4 8:34

ぞろぞろと、スタートの大聖堂に向かう。

1/4 8:42

巡礼の道の目印の一つはこれだよ、と。

1/4 8:42

うん。これね。ホタテ貝マークが道に埋め込んである。あと、紅白の横線ね。

1/4 8:43

大聖堂前に到着。まだ少し時間がある。せっかくだから中を見てきましょう。

1/4 8:46

あのお方がサン・ジャックだよ、と教えてもらった。

1/4 8:47

おごそかで美しい大聖堂だった。

1/4 9:10

さて、初日はGPSの保存がエラーで、データ消失。おまけにカメラの時刻設定もおかしく、どこをどう走ったか、どの写真がどの地点だかわからない。
ルピュイの街中は石畳。ころばないよう気をつけ、でも一人遅れて迷子にならないよう、必死で着いていく。街を出て隣の丘に登る。

1/4 9:21

幹線道路は通らず、未舗装の田舎道。雨で水溜りだらけ。前の写真の10分後、このあたりはまだ、人家が多いが。

1/4 9:22

最後尾を、道を知ってるスタッフのジラードさんが走ってくれる。私の後ろにいますよね、と振り返る。赤い上着の人。いるいる、これで安心。

1/4 9:41

前の写真の20分後。街外れの住宅地はとっくに終わり、たまに農家やこういう家（民宿かなあ？）がある。雨は一応やんだが、厚い雲で日差しはなく、風が強い。

1/4 9:49

崖っぷちの岩ゴロゴロの道になる。ちょっとワクワク楽しい。ポンチョがばたつくので脱いだ。

1/4 10:07

前の写真の20分後、小さな村に入る。

1/4 10:07

石積みの家がフランスらしい。このへんからみんなについていけなくなり、ジラードさんと二人旅。

1/4 10:37

村を出て30分。このあたりは標高1000mを越えている。寒くて、防寒のためポンチョを着た。

1/4 11:07

さらに30分。今日唯一のエイドはジラードの奥さんのニコルさん。エイドを過ぎたら、スイーパーのジラードさんがいなくなってしまった。心細い。あの村の裏山は、雪だ。

1/4 11:30

村の周りをぐるっと迂回、さらに標高を上げる。1200mくらいになる。寒くて脚が痙攣しかけてる。本格的に攣って動けなくなったらどうしよう。私ら以外に通行人はいないし、人家も無い。巡礼者はほかにいないのかなあ（スタートが15時だからね。みんなその日のゴールについて宿に入っちゃったんだ）

1/4 11:33

道端も雪ですよ〜。寒い寒い。さっきの村から30分のあたり。

1/4 11:46

森の中を登ったら道もすっかり雪に覆われた。あの先で車道に出れる。

1/4 12:01

寒い。サバイバルシートを持ってこなかったことを後悔。とにかくゴール目指して動き続けなければ。今日は前座で、距離は「たったの」24キロ。たかが24キロ、されど24キロ。

1/4 12:02

距離的にはゴールは近いはず。あの村かな。

1/4 12:13

が、違う方向に下る。

1/4 12:13

この写真の先、森の中の本格的山道の急降下となった。

1/4 12:26

沢を渡り、しばらく進むと人家が現れ街外れになった。車道に合流、古い街並みが見えてきた。大会の標識に従い、ゴール地点へ。主催者のパトリックが迎えてくれた。そこはシャワーの施設で、ちゃんと熱い湯が出た。私たちが使うとシャワー室が泥だらけ。パトリックが掃除して、それから車で暖房の効いた宿舎のホールへ連れて行ってくれた。

撮影機器：

EXILIM CARD EX-S12 カシオ

感想

旅がらす

＊宿は大聖堂に近い丘の上。開会式は街中。キャスターつきの大型ボストン、石畳を転がすのはオオゴトだった。でもこのあとはスタートからゴールへ、毎日トラックで運んでもらえるからいい。
＊開会式兼説明会で。エイドにはケーキ、お菓子、果物、サンドイッチ、ハムやチーズ、暖かい紅茶やコーヒー、塩気のあるスープなどを用意してます、と。スゴイ、そんなに何でもあるんだ。ある外人さん、「And　寿司！」（笑）それはありませんが。去年父親が参加したというセドリック「だから父は6キロ？（いくらなんでも聞き間違い？）も太って帰ってきました」（爆）
＊大聖堂は厳かで美しい。もっとゆっくり見たい場所だ。
＊初日くらいみんなについていこうと頑張ってハイペース。
＊寒いのに、外人さんは短パンだったり。よく平気だな。長袖、ロングタイツ、重ねショートパンツ、ウインドブレーカー、ジャパンカッパポンチョで走ったが、ウインドブレーカーのパンツも着る必要があった。冷えで脚が攣りそうだった。
＊もし脚が攣ったら低体温で遭難しちゃう、と思うくらいの寒さだった。
＊昨年通ったフランスは、田舎の風景は美しくても廃墟だらけでちょっとね〜だったけど、こちらは家々が整い、きれいだった。
＊街のメイヤー夫妻が宿舎のホールに来てくれた。メイヤーの好意でシャワーとホールが使えたのだ。ホールに用意された食事もおいしかった。