大混雑の平標を避けて大源太山へ。谷川主脈大展望。

2021年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 13.1km
• 登り: 854m
• 下り: 843m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:49
• 休憩: 1:32
• 合計: 8:21

8:25 平標登山口駐車場
8:28 8:28 平標登山口バス停
9:40 9:40 平元新道登山口
12:36 12:41 三角山
13:06 14:23 大源太山
14:40 14:46 三角山
15:48 15:52 平元新道登山口
16:41 16:41 平標登山口バス停
16:46 平標登山口駐車場

歩数　21571歩

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平標登山口　元橋駐車場
先週から除雪されて使用可となりました。
（あまりにも路駐が多いので今年は早めに除雪したようです）
まだ無料ですがトイレは使えませんでした。

コース状況／危険箇所等

平元新道登山口までは夏道通り岩魚沢林道を進んでいきます。平標はこの時期人気の山ですのでトレースはバッチリついています。
そこから先はトレースも登山道もありません。
大源太山に直接向かう尾根に乗って行ってもいいのですが、スキー板では斜度が厳しくなりそうなので、一番等高線の詰んでいない三角山登山道の鉄塔の少し上を狙って登っていきました。割と楽に登れました。
浅貝から登ってきたオジサマは傾斜がきつくて結構つらかったと言っておられました。夏でもきついからな、あの道は（笑）
三角山が近づくと雪庇が発達してきます。
踏み抜かないよう樹林帯寄りを歩きましょう。
大源太山は文句なしの大展望地です。

その他周辺情報

宿場の湯　６００円　内湯のみ露天ナシ。
町営温泉なのでまあ、値段なりですが、素晴らしく掃除が行き届いている施設だと思います。

写真

2/28 6:57

関越道、昭和インター付近から眺める谷川連峰。
本日も快晴なり！！

2/28 8:20

朝8時過ぎ平標登山口駐車場到着。
ほぼ満車で除雪しきれていない端っこの部分になんとか突っ込んで駐車する。エクストレイル様様！！

駐車場は例年まだこの時期開いていないのですが、今年はあまりにも路駐が多いとのことで急遽先週除雪されました。

2/28 8:48

岩魚沢林道を進んでいく。
でっかいつららを見つけて折り取りに行く人（笑）

2/28 8:55

ヤカイ沢ゲートです。
冬季平標はここから登りますが、本日は通過。

2/28 9:40

そして、平元新道入り口も通過。
ここから先は当然ノートレースでした。

2/28 9:46

フカ〜〜リ♪

2/28 9:53

奥に見える三角山登山道の通っている尾根に向かって一番等高線が詰んでないところを選んで登っていくことにしました。

2/28 10:05

スノーシューで歩いて下るには厳しい急斜面に出てしまったので、尻セードで降りる。雪が重いのでスピードは出なかった。

2/28 10:19

あとは尾根を目指してゆるゆる登っていく。

2/28 10:27

尾根に乗った

2/28 10:28

雪少なっ！！

2/28 10:35

緑の苔が顔を出す。
春の足音が聞こえてくるよ

2/28 10:46

振り返ると・・・
右に苗場山。左に苗場スキー場。

2/28 10:58

雪庇が出てきた

2/28 11:18

しかーし、この男のスキーのシールがまた団子になって進めなくなった「雪質悪すぎ！！」って怒るヒト。

2/28 11:23

手入れをしている間に、私はお腹へったのでおやつにする。

2/28 11:46

そのすきに、浅貝から登ってきたという単独のおじさまに抜かれてしまった！！せっかくノートレースだったのにい〜〜〜

2/28 11:50

歩いていたらボコっと長々踏み抜いた。
これ、クラックだね。
ここから向こうは雪庇上だ。ヤバい気をつけなくちゃ。

2/28 12:03

ダンナがなかなか来ないから、春の足音の撮影。

2/28 12:23

三国峠からの稜線に出た。
右奥には浅間

2/28 12:25

登ってきた三角山登山道方面

2/28 12:37

15分後、やっとダンナ到着。
ぽかぽか陽気で絶景だから、待っていても苦にならない。

2/28 12:37

行く先。わぁお、すごい雪庇地帯
左奥は仙ノ倉岳

2/28 12:42

せっかく下りになったのに、雪庇上なので滑れないヒト（笑）

2/28 12:43

波うってる

2/28 12:44

左端を行く

2/28 12:46

振り返る。
凄い造形。
さすが谷川山系、迫力満点。

2/28 12:46

ホントに波のようだ。

2/28 12:48

やっほー

2/28 12:57

青空に飛行機雲

2/28 13:04

おっ！！見えた。

2/28 13:05

とうちゃーく。
夏は登山道途中から寄り道する山ですが、冬道は直登で到着します。

2/28 13:06

ほーら、ここは最高の谷川主脈の展望台。
先行のおじさまもここが目的地だったみたい。

2/28 13:12

証拠写真〜〜〜
って誰だかわからんがな！！
日焼け止めクリーム忘れたんだもん。

2/28 13:15

スキー板を椅子にしてベンチを作る。
もっと左まで掘ってって言ったら「ハイ」ってスコップ渡されたわ（怒）

2/28 13:28

ランチタイム〜〜〜
奥に映っているテルモスの蓋。この後ダンナがうっかり転がして谷底へと消えていった・・・
この写真が在りし日の最後の姿となりました・・・ちーん

2/28 13:41

左の双耳峰が谷川岳。
中央のとんがってるのがマナイタグラ。その右奥に同じような形でとんがってるのは尾瀬の笠ヶ岳じゃないかな？

2/28 13:57

左が仙ノ倉岳で右がエビス大黒。

2/28 14:00

仙ノ倉〜エビス大黒〜万太郎〜谷川
主脈くっきり。

2/28 14:00

一番左にちょこっと苗場。連なりの一番左が平標。

2/28 14:02

平標アップ
やはり滑るにはあまりにも雪が悪いのであろう・・・
シュプールがほとんどついてない。
わずかにトラバースラインだけ見えた。

2/28 14:00

奥は武尊山
手前が玉原スキー場で奥が川場かな。
武尊の向うに日光白根が頭を出してる。

2/28 14:02

苗場山。
雪の苗場山頂上に行ってみたいなあ・・・
三日ほどかかりそうだ・・・

2/28 14:04

とにかくここは最高に絶景

2/28 14:20

気温はこれくらい。
この冬は週末ごとに快晴に恵まれる♡

2/28 14:21

雪が悪くてヤカイ沢も滑れそうにないので、平標山の家に向かわず来た道を引き返すと宣言する人。

2/28 14:23

という事で滑っていく

2/28 14:27

豪快な景色だ

2/28 14:27

おっ！！テレマークターン決まったか？
シュプールが美しくないが・・・

2/28 14:27

3ターンしたところで・・・

2/28 14:27

こけた（笑）

2/28 14:33

隠れクラックだらけ

2/28 14:35

中ほどの土が出てるところが稜線だからそれより左は雪庇でしょうよ。

2/28 14:38

三角山への登り返しが意外ときつい。

2/28 14:41

三国峠への稜線

2/28 14:42

浅貝方面へ下っていく

2/28 14:47

案外急登なのでワタシは尻セードで・・・
スノーシューが割と邪魔。

2/28 15:25

スポットライトを浴びるテレマーカー

2/28 15:28

でも、コケる（爆）

2/28 15:35

行くとき尻で降りたこのプチ崖は登れそうにないので・・・

2/28 15:40

登れるところを探して沢沿いを行く

2/28 15:47

所々もう沢が出ているので踏み抜き注意

2/28 15:50

緩い所を見つけて登ると・・・

2/28 15:51

行きにつけたトレースに出た。
ん？焼却炉？

2/28 15:52

すぐに平元新道入り口だった。

2/28 15:52

振り返る。
ここを過ぎてすぐ右に降りれば崖に出なくてすんだらしい・・・

2/28 16:21

後は駐車場まで長々歩くだけ。
4時を回ったのでもう誰も平標からは降りてこなかった。

2/28 16:44

駐車場に着きました。
もうガラガラになっていました。
無料で使わせていただいて申しわけないので、この後せめて少しはお金を落とそうと、同じ町営の街道の湯へ行って温まりました。

2/28 19:19

湯沢に出て中野屋さんでお蕎麦を食べて帰りました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone 7 Apple

装備

備考

私のMSRスノーシューは全く雪が付きませんでしたが、ダンナのスキーシールは大変なことになっていました。
またワカン＋アイゼンのおじさまも、ダンゴ状態になって苦戦しておられました。
この時期の雪は難しいですね。

感想

tekutekugo

週末がまたまた晴れそうだ。
今年の冬は良く晴れる
何処へ行く？
スキーヤーの夫は滑れるところ。
私は眺めのいいところ。
ってことで、やはり苗場近辺となる。
日帰りだから平標かな？駐車場も開いたことだし。
と思って平標駐車場に行ったら、もうほぼ満車。
なんとか条件の悪い所に停められたけど、この状態では平標はアリの行列。
超密になってそう
ってことで、大源太を目指すことにした。
ここは平標より眺めがいいからね
もちろん登山道をトレースせずに登ったので誰にも会わず。
三角山登山道に出てもノートレースでした。
先週に引き続き、またしてもダンナのスキーシールに使い物にならないくらい雪団子がついたので、何度も立ち止まってもたもたしてたら単独のおじさまに追い抜かれてしまったけどね

谷川の稜線は眺めがいい。
そして雪庇が発達するので重厚な眺めとなる。
スノーシューで登るにはとてもいい場所でした。
平元新道から先は沢沿いをしばらく行くのですが沢がだいぶん出てきていましたので、そろそろ通過できなくなるかもですが・・・

とりあえず、地図見てルート決められて、ある程度のラッセル技（膝での踏み込みラッセルとか尻セードとか）出来る方なら問題なく行けると思います。
浅貝から登るより若干楽かと思います。

ドっピーカンで風もなく暖かく・・・
おひとりにしか出会わなかったゴージャスな稜線の眺め、堪能してまいりました。

コメント

さだお

雪庇が美しいぃ！
まだまだ雪山を楽しんでますね〜。羨ましい。
しかも新雪もっふもふのフッカフカ！！
暖かい大阪で雪山気分を味わえました。
ありがとうございます。
そして、見本のような雪庇！めっちゃ綺麗ですね！！
ほんと波乗りみたい。。。いや、ちょっと違うけど（笑）

tekutekugo

Re: 雪庇が美しいぃ！
ちゃださ〜〜ん
ホント、すごいですよね〜〜〜
谷川山系の雪庇
なかなかここまできれいな雪庇に出会えまい？
ま、そんだけ雪と風がスゴイって事だけどね。
（要するに晴天率悪いのよ）
関西だともう雪のあるとこ少ないよねえ。
ワタクシ、今日もたっぷりな雪を歩いてきましたぜ