美ヶ原 三城より残雪と泥濘み
- GPS
- 05:44
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 747m
- 下り
- 743m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪 凍った雪面 泥濘み 一番歩きにくい時期か |
その他周辺情報 | 扉温泉 浅間温泉など |
写真
感想
2021年(令和3年)3月4日(木)
美ヶ原 残雪と泥濘み
三城牧場まではまったく雪もなく駐車場まで行けた。
スノーシューと軽アイゼンを持つ。
できればスノーシューを使ってみたいとの思いがあった。
ダテ河原コースで登り始める。
凍り付いた地面が登りやすく雪が出てきたものの滑ることもなく登れた。
分岐から王ヶ鼻方面へ進むと、木舟コース方面登山道は完全に雪に覆われていた。
ここで軽アイゼンを付けて登り始める。
安心感がありザクザクと硬い雪面を登り進むことができた。
高度が上がると眼下に三城牧場、その先には白い鉢伏山が見られた。
周りの木々は樹氷になり銀色に輝いていた。
見上げると美ヶ原の険しい岸壁が青空に迫力があった。
トラバースするように二人の小径を八丁ダルミコース方面へ。
凍り付いた面と鉄平石を軽アイゼンで踏みしめる。
左側が崖になっているだけに凍りついた面も滑る鉄平石も慎重になる。
思った以上に時間をかけ切石からの八丁ダルミコースと合流した。
目の前には北アルプスの絶景が待っていた。
穂高、槍そして後立山までの真っ白な壁が連なる。
最後の急登を王ヶ鼻まで登り上げる。
山頂からは北アルプス始め雲が少しかかるが中央、南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰さらに富士山も展望できた。
スノーシューの跡がたくさん見られ履き替えることも考えたが、よく踏み固められた登山道が続くのでアイゼンのまま進むことにした。
王ヶ頭への道のりは積雪も多くまだ冬景色のままだった。
雪面を歩き普段踏み込めない角度からの山頂付近の様子が見られた。
王ヶ頭からはアルプス展望道を美ヶ原台上へ進んだ。
雪が緩み始め歩き難い。
さらに沈む泥濘みが続く。
そのためか烏帽子岩へは新しい踏跡もなく静かだった。
動いていないとまだ寒く、半袖に防寒着だけだったが長袖、レインウエアも着込み残雪を眺めながら昼食を取り時間を過ごす。
百曲りを下山する。
雪が柔らかくアイゼンなしで下ることができた。
その途中、思いがけず福寿草の群落に出会うことができた。
その鮮やかな黄色が周囲を明るくし春の訪れを感じた。
ふるちゃん
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