【過去レコ】吹雪で敗退! 2018GWの劔・・・どころか劒沢にも行けず


- GPS
- 01:48
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 41m
- 下り
- 176m
コースタイム
- 山行
- 1:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:10
天候 | 曇り、吹雪、最終日だけ晴れ^^; |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
雷鳥沢ヒュッテ
|
写真
感想
去年源次郎から劔に登った後、別山から真砂、大汝と経由して雄山まで縦走し、その時の一般の人の多さに辟易して夏の立山はもういいや、と思っていたのですが、GWなら残雪も多く、大混雑ということはないだろうと、今年のGWは再度立山に決定。ルートは(この時期の劔は僕らだけではきっと登れないので)劒沢から別山、雄山ルートor雷鳥沢から雄山ルートのどっちかね、とだけ決めて出発。
そんなわけで5/1、京都から深夜バスで出発。翌5/2早朝富山駅着。そこから電鉄富山で立山まで行って、そこからケーブルカーで美女平、さらにバスに乗り換えてようやく室堂到着。夏山と違って直通バスがないので、室堂に来るだけでも結構大変^^;
天気はあいにくで、明日以降低気圧の襲来も予報されており、帰ってこれなくなると困るので本日中に劒沢に入るのはやめて、本日は雷鳥沢まで。降り始めた雨の中テント張ってのんびりと過ごします。昨日は深夜バスであまり熟睡できなかったせいか、19時くらいには既に眠りに落ちた気がします。
翌朝5/3、起きてみればざんざん降りはそのままで、テントの周りの溝が見事機能してくれたというか、何というか・・・雨で雪が解け、テント部分だけがそのまま高く残された状態に。劒沢へ移動するか、それとも雄山へピストンアタックするか思案したのですが、Kyoto Alpine Team(KAT)の信条の1つに、「雨の日はなるべく降りない、登らない」というのがあるので、両方中止^^;
ひとまずテント撤収して雷鳥沢ヒュッテに退避。素泊まり一泊6000円也を払い、案内されたのは6畳の和室。雨風凌げて、暖房までついて、、、最高だ^^/ おまけにここは風呂もある。しかし外を眺めてみれば、吹雪時々雪、後吹雪と、こりゃ明日もどうなるやら、という天気。室内は暖かでびしょ濡れの服やテントさえも乾かしてくれそうだけど、外の喫煙所はもちろん氷点下。でも吸わずにはおれないんだよなぁ^^;
翌日5/4は、吹雪時々猛吹雪の状態^^;。バスを早めて帰京しようかと思ったけど、聞けば室堂からのバスも吹雪のため運休とか! 早々にこのままヒュッテ停滞に決定。追加で6000円也。
何もすることがない上に、食事も素泊まりなので尾西ばかり。さすがに飽きてきたので、ホワイトアウト並みの猛吹雪の中室堂バスターミナルまでそばを食べに行こう!と元気よく提案したところ、賛成者はハナちゃんのみ^^; 高齢者山岳集団KATは、暖か和室でぬくぬくという禁断の果実を手に入れ、日和ってしまったのか!
かくしてハナちゃんと二人で室堂に向かうことになったのですが、歩き出すとこれが結構な吹雪で^^;、身体が飛ばされるような強風ではないものの、10m先も見えるか見えないかの視界の中、ゴーグルを装着して出発。
勝手知ったる道なので迷いはしませんでしたが、歩みはのろのろでした。普段なら30分ほどのところ、1時間近くかけて室堂到着。ターミナルはガラガラかと思ったらバス運休のため行き場をなくした人たちで結構混んでいました。そんな人々をよそ眼に僕らは早速あつあつおそばを堪能。いやぁ、んまかった! 温まりました。ちなみに僕は山菜、ハナちゃんは富山名物白エビのかき揚げそば。
そんな吹雪も夕方には治まってきて、写真のようにきれいな立山も顔そのぞかせてくれました。これなら明日は無事帰れるかな。
そして5/5、室堂に着くまでバスが動くかどうかわからない状態で、その場合の京都への帰り方をあれこれ算段していましたが、なんとか高原バスも動くようで、来た時と同じルートで帰ることができました。
いやぁ、それにしても重い荷物持って雪見て帰ってくるだけという山行でしたが、ま、自然相手ですから、そんな年もあるよね!
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