ぐんま・とちぎ春の花めぐり〜水芭蕉・ハナネコノメソウ・ユキワリソウ
- GPS
- 02:11
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 440m
- 下り
- 429m
コースタイム
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 2:11
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・前橋嶺公園、水芭蕉、リュウキンカ開花、カタクリは開花寸前。 http://www.webgunma.com/1743/ ・仙人ヶ岳岩切登山口から。ハナネコノメソウ開花。 https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/senningatake-haikingkosu.html ・みかも山公園カタクリの園は3月18日まで展望台工事中。立入禁止。 https://www.park-tochigi.com/mikamo/ ・伊勢崎市民の森公園、河津桜は終盤。 https://www.city.isesaki.lg.jp/kanko/kanko/spot/6667.html |
写真
感想
前日の西遠見山の景色が素晴らしく、月曜予定していた守門岳は延期。やはり北アルプスの景観は別格。白い越後三山も良いが、単なる雪景色に退屈し、トレーニングに化してしまうには遠すぎる。決定的なのは予想が変わり新潟は雲に覆われる事となった。
岩切でハナネコノメソウが開花したとhoripyさんから情報を得たので、翌週行く予定だったが行ってみることにした。みかも山や近隣も含めて、群馬栃木の花めぐりに出掛けた。
まずは北上して前橋嶺公園へ。途中、芳賀の田園地帯でホトケノザの群生と菜の花を鑑賞。春色の紫絨毯と黄並木。民家の門前からは風に乗って馨しい香り。沈丁花の手毬花が思い浮かんだ。
マンサクとサンシュユに迎えられて、前橋峰公園へ。湿原地帯に行くと水芭蕉が開花していた。せせらぎにはリュウキンカ。黄色い可憐な花がひっそり咲く。カタクリの群生地へと足を運ぶ。もう少しで開花しそうだった。アズマイチゲは葉だけ。
移動して足利市へ向かう。途中で新里の「藤生沢のお角さくら」に立ち寄るがまだ蕾だった。国道50号渋滞の名所「鹿交差点」は、通勤時間帯を過ぎており空いていた。桐生市内に入ると他県ナンバーの大型トラックに囲まれ仲良く並走した。
桐生川を渡って足利市へ入る。両毛線小俣駅手前で踏切待ち。午前10時を過ぎひと気のない駅を出発した二両の電車は、車内も閑散としていた。小股北バス停先の駐車場に停める。黄色いラインからはみ出さないように。民家がその奥にあり生活道路になっている。
ハナダイコンとフキノトウに見送られ、岩切登山口に入る。ロウバイの香りにいざなわれる。シカの食害対策をした樹林帯を過ぎると、せせらぐ沢となる。炭焼きの石積みを過ぎ、しばらく行くと南側の岩稜にハナネコノメソウの群生地。赤い葯がチャーミングな白い花。小さな花が可愛らしく咲いていた。
数か所観察撮影して、アカヤシオ時期ではないので上には行かず、来た道を戻る。猪子峠を越え市街地を抜けて佐野市へ。道の駅みかもの東屋でランチ。懐かしいスガキヤラーメンを作って食べた。佐野ラーメン食べる金がないので、静岡発祥のラーメンを食うふざけた奴。
移動してみかも山公園南駐車場へ。レンギョウやハナモモは蕾だった。アセビとツバキ、サザンカに迎えられ入園。池のほとりのマンサクはまだ見られた。
その先のユキワリソウ、ミスミソウは曇天の影響で開花しているものが少なかった。昨日の山行きは短距離だったので、三毳神社までの標高差140mを距離500mで駆け上がる急登。
登り上げて参拝して中岳を下る。シュンランは葉だけだった。カタクリの園は18日まで工事中と知っていたので、少し遠回りして東口方面へ。湿地にはザゼンソウ。セツブンソウは終わっていた。河津桜の前では地元TV局の収録。関わりたくないので、撮影して踵を返す。
二ホンスイセンが連なる道で野草の園に入る。ユキワリソウを鑑賞する。カタクリ、アズマイチゲは曇天で開花していなかった。そのまま周回して東屋のサンシュユを見て下り、来た道を戻り万葉庭園へ。
入口の河津桜とマンサクの色彩が曇天でも映える。池のほとりのシダレウメが散り始め。柵外から見える民家。木蓮の蕾が大きく膨らんでいた。戻る途中の沢のニリンソウ群生地もまだ咲いていなかった。
舗装路を南下して南駐車場へ戻る。東斜面に咲くツバキが美しい。誰もいないわんぱく広場を過ぎる。子供たちの歓声は聞こえず、遊び相手のいない遊具がひっそりと佇み、フラワートレインは来るはずの無い客を待っていた。
曇天で平日の公園は人影もない。南口へと下る坂にひっそりとカキドオシ、階段脇にタチスボスミレがあった。車に戻り帰路は高速へ。足利ICを過ぎ両崖山の火事が鎮火し安堵。
伊勢崎ICで下りて伊勢崎市民の森公園へ。東駐車場にはパトカーが停まり、一般市民の邪魔をしていた。外出自粛と看板が立っている脇を歩く。梅の花が散り始め水面に漂っていた。
小丘にある河津桜は終盤。午後4時を過ぎ学生や子供たちが多い。遊ぶ歓声が心地よく響く。花見をする老人会や高校生がシートの上で寛いでいた。桜の間をヒヨドリが猛スピードで飛んでいる。メジロは追いやられ梅の木へと移って行った。
桜の下では高校生のカップルが記念撮影していた。永遠の青春を誓う二人に幸多かれ。私は一人きりで曇った心を桜色に染めていた。
コメント
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growmonoさん 今晩は。
日月と山歩き、変化ある雪山〜お花の公園巡り(三毳山も含めて)
気温の変化に体も対応するのですね。
これだけのスプリングフラワーを眺めて春近気を感じ取っていたでしょうね、
花レコもいいもんですね。
おはようございます、yasioさん。
守門岳の景色が霞んでしまう絶景を、北アで経験したので、花めぐりにしました。平野部のモクレンや沈丁花も咲きだしました。前橋のソメイヨシノの開花も22日になってますね。彼岸に桜が咲くとは、昔では考えられないですね。地球温暖化。
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