鍋割山 塔ノ岳 帰り道で迷う(笑)
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,141m
- 下り
- 2,149m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
7:40表丹沢県民の森駐車場−8:30二俣−9:15後沢乗越−10:05鍋割山山頂10:25−10:50小丸尾根分岐−11:25金冷シ−11:40塔ノ岳山頂12:15−12:40金冷シ−13:50堀山の家−14:10駒止茶屋−14:25引き返す−15:20堀山の家−15:50行き止まり?−堀山の家16:30−18:05大倉バス停−19:40表丹沢県民の森駐車場
登山に興味をもって、まだ日が浅いワタシですが、今回鍋割山、塔ノ岳のコースを選択。本当は体力的に鍋割山のみで帰ろうかと思ったくらいですが、鍋割山山頂でも余裕もあったことから塔ノ岳を決行。
金冷シを大倉方面に曲がり調子よく下山してましたが、気がつくと分岐の堀山の家を通り過ぎて駒止茶屋も通り過ぎて見晴茶屋も通り過ぎて、いい加減分岐の標識がでてもいいだろって確認したら大幅に行き過ぎていた。
大倉バス停まで行けば、車を止めた表丹沢県民の森駐車場までは、ぐるっと6〜7km程歩くことを考えると、時間にも余裕があるし堀山の家まで戻る事に決めました。
堀山の家に着いて標識を確認すると、二俣行きの標識は無し
これじゃ解らないでしょとカシミール地図とDIYGPSを睨め付けながらコースっぽくない獣道な雰囲気の登山道を不安な気持ちで下山する。
標識は出てない、道は乱雑、コースを外れないか心配になる。川の音が聞こえる。急坂の道を踏み外さないように注意をして。ここでケガでもしたら誰にも見つからないんじゃないかと言う不安の恐怖の中、コースは川原まで下りてきた。ここで右から来てる川と左からくる川に挟まれて、行止まり?GPSを確認すると地図には無い川が左から来てる。
(新しくできた川がコースを横切り行止まりになったのか?)
(だから、堀山の家にも標識が出てなかったのか?)
GPSを確認するとちょっと登山道から外れてる。他にコースがあるんじゃないかって色々散策したが、川もあるほど谷な地形が体力をそぎっとっていく。
時間は16:00前
(道が無いなら川を降りていくか?滝に出会う確立も少なくないだろ)
もう一度堀山の家まで戻ろう。急な上り坂だけど、あそこまで上がればあとは安心な登山道がある。
いくら遠回りとは言え大倉バス停からは、舗装された道路を歩くだけ。
今の不安な気持ちからは解消されるんだ。
戻ろう。
戻るときに登山道を外れないようにGPSを確認しながら少ない体力のなかゆっくりゆっくり堀山の家を目指した。
堀山の家に着くまでの40分間(自分は遭難してるのか?)みたいな不安に押しつぶされそう。
だから堀山の家に着いたときはホントほっとした。
オジサンが一人休憩してて、ひとの姿にもホッと一安心。
3回目の堀山の家(笑)
アーモンドボール休憩をしてるとカワイイ山ガール2人組が
「あれ?ここ堀山の家じゃない?」
なんて話している。なんともワタシがいま上ってきた不安コースを降りようとしている。
ワタシは二人に話しかけ、このコースの自分が体験した事を話した。
二人もワタシと同じ駐車場に車を停めたらしい
そしたら、カワイイ山ガール(二人とも可愛かった)が山と高原地図を出してきて「渡渉」って書いてあるから川を渡るんじゃないかな?って
自分の地図には載ってなかった川もバッチリ書いてある地図を見ながら言ってきた。
後で知ったんですが、山と高原地図によると、この堀山の家から二俣までの道は、点線で記された難路。渡渉って意味もコースにそんな箇所があることさえも知らない自分がいかに準備不足で知識不足で経験不足で挑んだのか思い知らされた。
全て話すと
「惜しかったですね、もう少しでしたよ。一緒に行きますか?」
なんて、言ってくれたんですが、何分か前に決めた自分の計画を曲げずに自分は大倉バス停経由の大回りコースを選択した。
大倉バス停を通過したのは18:05そこから6〜7kmの舗装道路のウォーキング標高差は100m〜200m位。
病院を過ぎた辺りから、念のために持ってきたヘッドライトを付けた。(ホント持ってきて良かった)
街頭なし、灯りはヘッドライトのみ。月明かりも暗い。
両サイドの森からは動物が歩く音でガサガサと鳴りヘッドライトで照らすと動物の目が光る。
だけど、舗装道路。さっきの迷ってる時の不安は無い。
考える時間がいっぱいあって、駐車場に着いたら他に車が停まっていたらあの山ガールがワタシと同じ経験をしてるのかな?なんて考えてみたりして。
駐車場に着いたらやっぱり自分の車しか無かったんですが人の心配することよりも先に自分自身がホント安心した。
その後、山ガールは渡渉して、登山道を見つけて帰ったんだろうなって思った。
次の日、山と高原地図、丹沢を買い、日を改めて二俣から堀山の家方面に歩いて渡渉箇所を確認しました。
やっぱり川を渡れば登山道が開けるんですが、これは難しいですよね。
A4サイズ位の標識を見つけられればいいんですがね。
とにかく今回は非常に貴重な時間を経験しました。
次回の登山ハイキングに生かされるんじゃないでしょうか。
恥ずかしいプチ遭難体験でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する