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記録ID: 2989038
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ハイキング
東北

石峰山・小富士山 被災地の浜から祈りの山へ

2021年03月12日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:46
距離
8.4km
登り
679m
下り
662m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:43
休憩
0:04
合計
2:47
8:11
60
スタート地点
9:11
9:12
28
石峰山
9:40
9:40
37
大浜峠
10:17
10:20
38
小富士山
10:58
ゴール地点
天候 曇りのち薄日差す
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葉山神社前の駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
石峰山までは石(いその)神社の参道があります。ちょっと荒れていますが歩けます。石峰山から大浜峠までは特にルートはありません。歩く人はいる様でよく見れば踏み跡的なものはあります。途中から林道歩きです。
大浜峠で少し車道を歩き、ゲートのある林道に入ります。古い道路石柱のある所から東に真っすぐ登り、赤テープに従って南へ尾根を辿れば小富士山山頂です。
道路石柱まで戻り、南方面へ続く林道を辿ります。途中で林道がなくなったら伐採跡のある斜面を、歩きやすい場所を探しながら下ります。地形図に記載された破線ルートはほぼわかりません。袖浜に下り着けば駐車場所まですぐです。
その他周辺情報 新設された雄勝観光物産交流館には食事処やカフェがあり、お土産も購入できます。
山に登る前に大川小学校を訪ねました。一日遅れましたが手を合わせたかったのです。
2021年03月12日 07:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/12 7:42
山に登る前に大川小学校を訪ねました。一日遅れましたが手を合わせたかったのです。
現在は震災遺構としての施設整備が進められているようです
2021年03月12日 07:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 7:44
現在は震災遺構としての施設整備が進められているようです
で、ここから登山の始まり。
2021年03月12日 08:14撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 8:14
で、ここから登山の始まり。
こちらは石峰山の里宮にあたる葉山神社です
2021年03月12日 08:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/12 8:16
こちらは石峰山の里宮にあたる葉山神社です
石峰山石(いその)神社への参道が登山道。薄暗い杉林nの中を進みます。
2021年03月12日 08:19撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 8:19
石峰山石(いその)神社への参道が登山道。薄暗い杉林nの中を進みます。
参道が分かれますが、どちらを行ってもやがて合流します
2021年03月12日 08:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 8:36
参道が分かれますが、どちらを行ってもやがて合流します
左の参道を進むと「神授の泉」というのがありました。水は流れていませんが。
2021年03月12日 08:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 8:41
左の参道を進むと「神授の泉」というのがありました。水は流れていませんが。
大きなモミの木が現れ
2021年03月12日 08:44撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 8:44
大きなモミの木が現れ
「御神馬の足跡石」。足跡はどれでしょうね?
2021年03月12日 08:50撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 8:50
「御神馬の足跡石」。足跡はどれでしょうね?
赤い鳥居をくぐると
2021年03月12日 08:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 8:56
赤い鳥居をくぐると
巨大な岩が現れます。これがご神体。
2021年03月12日 08:56撮影 by  DC-G9, Panasonic
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巨大な岩が現れます。これがご神体。
下に立つとその大きさが分かります。地震でよく倒れなかったものです。
2021年03月12日 08:58撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 8:58
下に立つとその大きさが分かります。地震でよく倒れなかったものです。
尾根に出たところに岩を抱いた樹がありました
2021年03月12日 09:06撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 9:06
尾根に出たところに岩を抱いた樹がありました
ちょっと左に行って、テレビの共同受信アンテナの所から北に翁倉山が見えました
2021年03月12日 09:04撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 9:04
ちょっと左に行って、テレビの共同受信アンテナの所から北に翁倉山が見えました
木間越しに追波湾が見えます
2021年03月12日 09:06撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 9:06
木間越しに追波湾が見えます
太いモミの木が枯れて、幹が折れたところから若いモミの木が枝を伸ばしています。「再生」。
2021年03月12日 09:09撮影 by  DC-G9, Panasonic
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3/12 9:09
太いモミの木が枯れて、幹が折れたところから若いモミの木が枝を伸ばしています。「再生」。
石峰山山頂352.2m
2021年03月12日 09:11撮影 by  DC-G9, Panasonic
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石峰山山頂352.2m
山頂から少し笹薮がうるさいこっちへ
2021年03月12日 09:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 9:13
山頂から少し笹薮がうるさいこっちへ
尾根通しに下っていくと大きなモミの木の林になります
2021年03月12日 09:23撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 9:23
尾根通しに下っていくと大きなモミの木の林になります
その辺りで林道に接続
2021年03月12日 09:24撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 9:24
その辺りで林道に接続
大浜峠の車道に出ました
2021年03月12日 09:40撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大浜峠の車道に出ました
大浜第2林道のゲート脇から
2021年03月12日 09:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 9:43
大浜第2林道のゲート脇から
昔、大須へ抜けるのはこの峠を通ったのですね
2021年03月12日 10:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 10:05
昔、大須へ抜けるのはこの峠を通ったのですね
小富士山(おふじさん)の山頂には2基の石祠があります。見通しは良くありません。
2021年03月12日 10:17撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 10:17
小富士山(おふじさん)の山頂には2基の石祠があります。見通しは良くありません。
こんな斜面を歩きやすい場所を探しながら下ります
2021年03月12日 10:34撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 10:34
こんな斜面を歩きやすい場所を探しながら下ります
こんなとこへ出ました。正面が小富士山。右の森から下ってきました。
2021年03月12日 10:53撮影 by  DC-G9, Panasonic
3/12 10:53
こんなとこへ出ました。正面が小富士山。右の森から下ってきました。
結局、スタートの葉山神社前から金華山を見ることに
2021年03月12日 11:02撮影 by  DC-G9, Panasonic
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3/12 11:02
結局、スタートの葉山神社前から金華山を見ることに
帰り道、雄勝観光物産交流館へ立ち寄り
2021年03月12日 12:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 12:06
帰り道、雄勝観光物産交流館へ立ち寄り
伝八寿司さんでホタテアナゴ丼、頂きました
2021年03月12日 11:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 11:43
伝八寿司さんでホタテアナゴ丼、頂きました

感想

3月11日、いろいろな思いにとらわれながら過ごしていました。そして、雄勝へ行ってみようと思ったのでした。
以前歩いたときは震災から2年後の2013年。浜には大きな建物はほとんどなく、まだ細々とした復興工事が始まったばかりの感じでした。
そして雄勝に入る前に大川小学校に立ち寄りました。やはり小学校の前で手を合わせておきたかったのです。ここを訪れるといつもきまって、底冷えのする寒さ。心まで冷える様です。震災遺構施設の工事が行われていました。
雄勝の街は以前に比べれば、だいぶきれいにはなってきたようですが、防潮堤や道路の工事が至る所で行こなわれていて、県内でも一番遅れているように感じました。巨大な防潮堤は海を覆い隠し、真新しい施設は綺麗ではあってもどこかよそよそしさを感じさせるものです。
石(いその)神社は延喜式の昔から知られていたという由緒ある神社。ご神体の巨石は静かに浜の変貌を見ているようです。
次に登った小富士山(おふじさん)は地元ではおふんつぁんと愛情込めて呼ばれているようです。どちらの山も人々の暮らしに欠かせない祈りの山だったのでしょう。10年たって変わったもの、変わらないものを感じられた一日でした。

今回のルートも以下のブログを参考にさせて頂きました。
「(続)東北の山遊び」
http://blog.livedoor.jp/yamasone/archives/1078398464.html

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