大谷山

- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 618m
- 下り
- 620m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
朝起きたら快晴。雲一つない絶好の登山日和。カミさんの行ってきたらの有難い御言葉を頂いて急ぎ準備して出発。ウィークデーのラッシュアワーも過ぎて、難なく登山口に着く。鳴沢峰への登山口は数ヵ所あるが馬下から登る。ここには五泉市の温泉施設が有り、下山後のんびり過ごすこともできる。日帰り入浴だけでなく宿泊や自炊泊もできる。しかし、広い駐車場には一台だけで寂しい情景だ。ここにもコロナの影響が及んでいるのであろう。もともと私は、下山後の温泉よりも家湯派だから支障はない。
雪は無いに等しい。今日のコースは、初めて登った時の古道を行く。積雪深は10cm位の最中状態で歩きづらい。沢を渡って左手の道を進む。積雪はわずかでスノーシューは必要ない、と思ったわけではない。車に積んだつもりで積んでいなかったのだ。急ぎ働きは駄目ですよ、という見本みたいな失態である。まあ、雪は多分締まっているので大丈夫でしょう。歩行困難なら撤退有るのみ。よくいうではないですか。勇気ある撤退と(-_-;)
登山道入り口は除雪した雪が捨てられているが歩行に支障がでるほどではない。締まった雪の上をカリッ、カリッと音を立てながら進む。送電線の下あたりから左折し右斜面をトラバース気味に進み尾根に出て左折、尾根上を辿る。路面は雪に覆われるようになるが適度に締まってスノーシューを使用するほどではない。うっすらと足跡は残っているが、ワカンなどの踏み跡は残っていない。今日はスノーシューの出番は無さそうだ。
雪は徐々に多くなり、たまに踏み抜くこともあるが気を使うほどのことではない。空は一点の曇りもない青空。新潟平野を貫いて滔々と流れ下る阿賀野川。川の向こうには五頭連峰。そのまた向こうには真っ白に輝く飯豊連峰が連なる。春だねえ。越後の山々が一年のうちに最も光り輝く季節がやってきたのだ。好きなんです。残雪の山岳風景が。
今日は、朝起きたらピーカンだった。用事もないし急きょ出かけることになる。飯を噛み々計画書を作っての山行である。いつでもそうだが、特に今日は安全第一である。目標は鳴沢峰だが、本命は大谷山。鳴沢峰へは大谷山手前から左へ下ってキレットを渡る。短いキレットだが、そこには日本海から吹き込む季節風によって雪庇が発達する。雪庇の先端に寄らなければ問題は無いが、そこから鳴沢峰へは急斜面の登高となる。ピッケルとアイゼンも持ってきたのだが、そんなこんなで気力が萎えて、今日はこれまでとする。
昼飯を頬張りながら周囲を見渡す。やっぱり飯豊連峰の白さは群を抜いている。陽の光を受けて、白いというより、真っ白に光り輝いているのである。今日のピーカンの天候を割り引いても、やっぱり飯豊は別格である。
下山は、往路を戻り途中から左手のルートを下りる。以前は積雪時のルートだと思っていたが、きれいに刈払われた幅1mもある立派な道である。急登だがロープも付いている。登りの道に合流するはずだが、地図を出してみると、登りの道とは沢一本ずれている。なぜ?。意味は分からないがそのまま進むと道路に出て、右に向かえば登山口である。時間は5分くらいの差か。
地図の通り進んで行くと舗装道路に出た。右に曲がって、ぶらりぶらり。狐につままれたような気分で登山口についた。ここんところ散歩、散歩で体力の維持に努めたが、低い山であっても山は山。気分は爽快である。
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