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Yamareco

記録ID: 3007437
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無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

下蒜山 犬挟峠からピストン 春の嵐が来る前に

2021年03月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:01
距離
4.6km
登り
587m
下り
593m

コースタイム

日帰り
山行
1:58
休憩
0:13
合計
2:11
7:02
35
7:37
7:37
31
8:08
8:20
26
8:46
8:47
26
天候 晴れそして暴風
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下蒜山登山口は鳥取と岡山の間の犬挟(いぬばさり)峠にあります。登山口周辺に10台程度駐車できます。登山口前の道路の反対側(東側)には真庭市の斎場があり、トイレ(自動水洗式便座でした)や自販機を利用できます。
コース状況/
危険箇所等
階段、岩登り、ササ原の中の稜線歩きとバラエティに富んでいます。この山独特の黒ボク土は、ホントに真っ黒な上、粒子が細かいので、転んだあとの洗濯が大変です。ご用心ください。
登山道は一本。迷うことはありません。
その他周辺情報 下山後、倉吉市の関金(せきがね)温泉の関の湯に行きました。入湯料は200円でした(共同浴場です)。
おはようございます。今日登る下蒜山を倉吉方面(北側)から眺めています。山の東(左側)が赤く照らされています。
2021年03月20日 06:39撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 6:39
おはようございます。今日登る下蒜山を倉吉方面(北側)から眺めています。山の東(左側)が赤く照らされています。
鳥取側からぐねぐね曲がった道を上がって、犬挟峠にやってきました。午前7時。駐車場にはすでに3台。鳥取と岡山のナンバーでした。ここから下蒜山の山頂が見えています。
2021年03月20日 07:01撮影 by  iPhone 8, Apple
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鳥取側からぐねぐね曲がった道を上がって、犬挟峠にやってきました。午前7時。駐車場にはすでに3台。鳥取と岡山のナンバーでした。ここから下蒜山の山頂が見えています。
さぁ、湿原をぬけて登っていきましょう。
2021年03月20日 07:03撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:03
さぁ、湿原をぬけて登っていきましょう。
はじめは林の中の道。朝日に照らされいます。空気は少し冷たいかな。
2021年03月20日 07:06撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:06
はじめは林の中の道。朝日に照らされいます。空気は少し冷たいかな。
じきに現れる階段の道。はじめのうちは、傾斜はなだらか。いや、以前登ったときは、もっときつい階段があった気がするけど…
2021年03月20日 07:10撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:10
じきに現れる階段の道。はじめのうちは、傾斜はなだらか。いや、以前登ったときは、もっときつい階段があった気がするけど…
はい正解。急な階段が出てきました。階段にまで鎖がついているのは、他ではあまり見たことありません。それくらい急な階段を登りきると…
2021年03月20日 07:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:11
はい正解。急な階段が出てきました。階段にまで鎖がついているのは、他ではあまり見たことありません。それくらい急な階段を登りきると…
今度は岩場。慎重に登っていきます。
2021年03月20日 07:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:21
今度は岩場。慎重に登っていきます。
ここも先ほどの階段に負けず劣らずの急登でした。何人もこの岩を通ったせいか表面は磨かれたようにすべすべ。滑りやすいです。
2021年03月20日 07:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:22
ここも先ほどの階段に負けず劣らずの急登でした。何人もこの岩を通ったせいか表面は磨かれたようにすべすべ。滑りやすいです。
岩の道を上りきると、このように木がまだらに生える場所に出てきました。空が広くなってきました。
2021年03月20日 07:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:27
岩の道を上りきると、このように木がまだらに生える場所に出てきました。空が広くなってきました。
その道を抜けると、5合目に到着です。朝日がこれから向かう山を照らしています。気温も上がってきたようです。
2021年03月20日 07:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:28
その道を抜けると、5合目に到着です。朝日がこれから向かう山を照らしています。気温も上がってきたようです。
南側に広がるのは蒜山高原。少し前まで雲海が見えていたけど、雲は左の谷の方に移動して行ってしまいました。
2021年03月20日 07:29撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:29
南側に広がるのは蒜山高原。少し前まで雲海が見えていたけど、雲は左の谷の方に移動して行ってしまいました。
山頂方面は日に照らされて、輝いて見えます。
2021年03月20日 07:30撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:30
山頂方面は日に照らされて、輝いて見えます。
こちらは北側(鳥取側)。向こうには日本海も見えていますよ。
2021年03月20日 07:32撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:32
こちらは北側(鳥取側)。向こうには日本海も見えていますよ。
来た道を振り返ってみます。なだらで美しいカーブが稜線の上を走っています。
2021年03月20日 07:34撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:34
来た道を振り返ってみます。なだらで美しいカーブが稜線の上を走っています。
雲居平に到着しました。ササ原が黄金色に輝いています。
2021年03月20日 07:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:36
雲居平に到着しました。ササ原が黄金色に輝いています。
登山道は内側が削られて外側より一段低くなっているので、2本のレールのようにも見えます。ここを汽車が走ることはないけど、そんなことも空想しながら歩みを進めます。
2021年03月20日 07:38撮影 by  iPhone 8, Apple
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登山道は内側が削られて外側より一段低くなっているので、2本のレールのようにも見えます。ここを汽車が走ることはないけど、そんなことも空想しながら歩みを進めます。
開放的な稜線歩きを終え、いよいよ山頂部へ。結構険しそう。
2021年03月20日 07:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:44
開放的な稜線歩きを終え、いよいよ山頂部へ。結構険しそう。
木の根元には、イワウチワ。もう少ししたらピンク色の花が咲くんでしょう。
2021年03月20日 07:45撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:45
木の根元には、イワウチワ。もう少ししたらピンク色の花が咲くんでしょう。
この道の途中で、下山してきた方とすれ違いました。「これから墓参りに行くけぇ」と。そういえば今日は春のお彼岸でしたね。
2021年03月20日 07:50撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:50
この道の途中で、下山してきた方とすれ違いました。「これから墓参りに行くけぇ」と。そういえば今日は春のお彼岸でしたね。
土の道が終わり、岩が現れてきました。
2021年03月20日 07:51撮影 by  iPhone 8, Apple
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土の道が終わり、岩が現れてきました。
以前夏に登ったときは、あまりの暑さと急勾配で休み休み登り、写真を撮る余裕もありませんでした。鎖がありましたが、なくても登れました。
2021年03月20日 07:52撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:52
以前夏に登ったときは、あまりの暑さと急勾配で休み休み登り、写真を撮る余裕もありませんでした。鎖がありましたが、なくても登れました。
振り返るとこんななだらかな景色。今回は暑くないので、絶景を楽しみながら写真を撮る余裕があります。このときは日が陰っていたので尾根の輪郭がぼんやりとしています。
2021年03月20日 07:54撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:54
振り返るとこんななだらかな景色。今回は暑くないので、絶景を楽しみながら写真を撮る余裕があります。このときは日が陰っていたので尾根の輪郭がぼんやりとしています。
岩だらけの道を上りきると、いよいよ…
2021年03月20日 07:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:57
岩だらけの道を上りきると、いよいよ…
はい9合目。そう、この急登はいわゆるニセピークへの道、前回は山頂がさらに先にあることを知って、ちょっとばかり精神的にやられましたが、今回は、心の準備ができていたので、がっくりとはなりません。見えているのがホントの頂上。もう一息です。
2021年03月20日 07:59撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 7:59
はい9合目。そう、この急登はいわゆるニセピークへの道、前回は山頂がさらに先にあることを知って、ちょっとばかり精神的にやられましたが、今回は、心の準備ができていたので、がっくりとはなりません。見えているのがホントの頂上。もう一息です。
尾根の北側にはまだまとまった雪。山の北側への春の訪れはもう少し先ですね。
2021年03月20日 08:07撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:07
尾根の北側にはまだまとまった雪。山の北側への春の訪れはもう少し先ですね。
ということで、下蒜山山頂に到着。ここまで約1時間でした。
2021年03月20日 08:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:09
ということで、下蒜山山頂に到着。ここまで約1時間でした。
山頂で目に入る景色はこちら。
左から2座は中蒜山と上蒜山。さらに右側には、いわゆる大山ファミリーが見えています。すばらしい。
2021年03月20日 08:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:09
山頂で目に入る景色はこちら。
左から2座は中蒜山と上蒜山。さらに右側には、いわゆる大山ファミリーが見えています。すばらしい。
左側に烏ヶ山、大山の峰々が白くあって、三鈷峰、矢筈ヶ山、小矢筈、甲ヶ山が見えています。贅沢です。
2021年03月20日 08:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:09
左側に烏ヶ山、大山の峰々が白くあって、三鈷峰、矢筈ヶ山、小矢筈、甲ヶ山が見えています。贅沢です。
手前は中蒜山。その向こうには下蒜山。美しいです。
2021年03月20日 08:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:09
手前は中蒜山。その向こうには下蒜山。美しいです。
こちらが下蒜山から中蒜山までの道。このまま大山へとつながっていそう。
可能であれば今日は中蒜山までの往復も考えていましたが、このあと強風かつ雨になる予報だったので今日はここまで。
2021年03月20日 08:16撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:16
こちらが下蒜山から中蒜山までの道。このまま大山へとつながっていそう。
可能であれば今日は中蒜山までの往復も考えていましたが、このあと強風かつ雨になる予報だったので今日はここまで。
山頂から南側。麓はまだ晴れていますが、遠くの山が雲に覆われはじめてきました。
2021年03月20日 08:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:21
山頂から南側。麓はまだ晴れていますが、遠くの山が雲に覆われはじめてきました。
さぁ、下りましょう。写真中央のやや左にある明るい屋根の建物は登山口近くの斎場。あそこから上がってきたんですね。
2021年03月20日 08:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:22
さぁ、下りましょう。写真中央のやや左にある明るい屋根の建物は登山口近くの斎場。あそこから上がってきたんですね。
夏は、ササの葉が茂り緑色へと変化しますが、冬枯れのこの風景もこれはこれでいいです。
2021年03月20日 08:35撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:35
夏は、ササの葉が茂り緑色へと変化しますが、冬枯れのこの風景もこれはこれでいいです。
雲居平に下りてきました。風がとても強くなってきました。時々不意にからだが持って行かれそう。
2021年03月20日 08:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:41
雲居平に下りてきました。風がとても強くなってきました。時々不意にからだが持って行かれそう。
大風に吹かれながら、このあと開放感あふれる稜線を進み、岩場ですっころび、急階段を下り、約30分かけて登山口に戻りました。
2021年03月20日 08:43撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 8:43
大風に吹かれながら、このあと開放感あふれる稜線を進み、岩場ですっころび、急階段を下り、約30分かけて登山口に戻りました。
青空がまだ見えていますが、このあと天気予報どおり雨になったようです。日本の気象予報能力はすごいですね。春の嵐が来る前に下蒜山登山を楽しみました。
2021年03月20日 09:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/20 9:14
青空がまだ見えていますが、このあと天気予報どおり雨になったようです。日本の気象予報能力はすごいですね。春の嵐が来る前に下蒜山登山を楽しみました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

下蒜山登山口からのルートは一昨年の夏以来。その時は登山を始めて間もなくの時期。ペース配分がうまくできず、きつい山だったという記憶があります。そう言いながらも雲居平の美しい景色は開放的で、天国にいるかのような気分だったことも覚えています。

久々に訪れた下蒜山、特に雲居平は、やはり美しかったです。可能であれば中蒜山までと思っていましたが、午後から天気が荒れる予報。風も強くなりはじめ、雲行きも怪しかったので欲張らずに下蒜山までにしました。

黒ボクの土は乾いていて歩きやすかったですが、時々現れた岩の表面は摩耗しているので滑りやすい。帰りに、するっとひっくり返ってしまいました。鎖をつかんでいたので大丈夫でしたが。

この日の登山者はさほど多くなく、すれ違ったのは数組のみ。山頂で、蒜山から大山へと続く山並みを、コーヒーを飲みながら独りじっくりと眺めることができたのは幸せでした。

登山口ではもうウグイスが鳴いていました。今度は新緑の時期に、縦走してみたいです。

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