0泊2日の尾瀬縦断ハイク(沼山峠から鳩待峠へ)
- GPS
- 07:52
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 719m
- 下り
- 827m
コースタイム
7:45 沼尻
9:00 見晴 9:30
11:50 富士見田代 12:00
12:15 アヤメ平
13:50 鳩待峠
天候 | 梅雨入りしてんのにこんなに晴れちゃっていいのかい? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.tobu.co.jp/2355oze/ 帰りは関越交通の高速バスで。 http://www.kan-etsu.net/publics/index/17/ 川越で降りてあとは在来線を乗り継いで帰りました。 新幹線で帰るよりも安い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
竜宮−富士見−鳩待峠間の長沢新道、鳩待通りは、まだ残雪多い。 |
写真
感想
尾瀬に行くときはいつも戸倉側からだったので、いつか檜枝岐から入って戸倉に抜けてみたいと思っていました。そのためにはクルマじゃ無理。東京から東武鉄道の尾瀬夜行で入り、帰りは高速バスで帰るというプランを金曜日に思いつき、すぐ予約して行ってきました。
金曜夜、尾瀬夜行に乗るため北千住に移動。週末の終電間際、回りはみんな酔っ払ったサラリーマンのなか、ザックを背負っている姿は浮いてます。ザックが邪魔になったら酒臭い息をかけられるといったじゃれあいをしながら移動。北千住の特急専用ホームに入ったらそこからが別世界。登山者風の人だけ20人ぐらいが待っています。
今年初めての尾瀬夜行なので混雑してると思いきや、来た列車はガラガラ。1車両に20名ぐらい。春日部を過ぎれば次は終点なので、空席に移動して4人席を作って寝床を確保します。でもリクライニングもきかない普通の特急車両なので、快適とはいえない寝心地。うつらうつらしていたら3時半になって会津高原尾瀬口駅に到着し起されます。ここからバスに乗り換えてさらに2時間移動。昔の夜行バスによるスキーツアーを思い出す過酷な旅です。グーテンバーガーを食べたくなります。この過酷さじゃ満席になるのは難しいかな、東武さん。でも頑張って。
6時に沼山峠に到着。既にちょっと疲れてます。
ここから鳩待峠まで歩くわけですが、コースタイムどおりに歩いていると帰りのバスに間に合わない。休憩時間や食事タイムを考えると1時間ぐらい短縮しなくては。急いで出発です。
1時間ほどで尾瀬沼到着。今日は抜けるような青空とほぼ無風の好天。水芭蕉も育ってきているし、燧ケ岳もきれいです。カッコウはたまに喉に何かつまらせて「カッコウ、コ!カッコウ」と鳴いてます。木道歩きが楽しくてあっという間に沼尻到着。ここから沼と別れて尾瀬ヶ原へと下っていきます。残雪が残っているところがありますが、たいしたことありません。となめていたら、この後痛い目にあいました。
9時頃に尾瀬ヶ原入口の見晴に到着。この時点でバスになんとか間に合いそうなところまで短縮できました。もし間に合いそうになければ、山ノ鼻経由で帰ればいいなと思っていましたが、きっと山ノ鼻経由の鳩待峠は混雑しているだろうから、出来たら避けたい。
まだ9時なのにおなかがすいてきたので、至仏山をつまみに昼食をいただきます。昼の弁当はツアーオプションで予約したもの。写真で見るよりボリュームがありました。
何度行っても尾瀬に来たらやっぱり尾瀬ヶ原はちょっと通りたい、ということで見晴から竜宮まで短い間ですが、湿原を楽しみます。この区間だけはすごい人の数です。木道大丈夫かい?と見てみたら「H24環」の文字が。環境省のことかな?東電が大変だから木道管理は環境省に移管されたか?と想像。昔は東電はここにダムを造って水力発電所を作る計画があったそうです。結局反対運動でなくなったそうで、それから先は東電の環境保護のPR場所としての位置づけに変わり、今でもこのあたりの土地を保有しているそうです。
竜宮十字路を左に曲がって富士見峠を目指します。ここから先が地獄の残雪でした。木道なんかほとんどなく、ひたすら銀世界の中を登っていきます。これだとコースタイムどおりにも歩けないのでは?と心配になりながらも一歩一歩登って富士見峠近くの田代に到着。さらにちょっと登ってアヤメ平。ここの尾根道は気分最高でした。とにかく気持ちいい。もうそれだけ。今までの苦労がふっとびました。アヤメ平からは鳩待峠までなだらかな下り。あいかわらずの残雪ですがそれも楽しみながら下ってゴール。結局予定より40分近く早く着いたので、一本前の高速バスに乗って帰りました。
この旅の一言感想。
[color=FF0000][b]「尾瀬日帰りはなんかもったいないぞ」[/b][/color]
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