大峰バリルート・トサカ尾根〜石の双門へ
奈良県
kaorin0227
その他2人 - GPS
- 11:29
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 909m
- 下り
- 910m
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11:03 P1318m---12:12プチ天女の舞---13:37石の双門14:11---14:48プチ天女の舞で
ご飯15:10---15:42 P1318m---16:36ギャップ---17:21トサカ尾根出合---17:58川沿
---18:00渡渉開始---18:18駐車地
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
309号線沿いのスペース。川迫ダムを少し過ぎた場所。 駐車地はわずかしかありません。先に進むと公衆トイレがあり、その近くには数台駐車可能。 ■公共交通機関の場合 天川川合までは近鉄下市口駅から奈良交通バスが出ていますが、天川川合からはタクシーになると思います。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■トサカ尾根出合まで 川迫ダムの巡視路を使用してトサカ尾根出合まで登る。黒い古い階段から、新しい手すりつきの階段までトラバースして登る。 階段が終わってからは左側に道が続いている。途中までは明瞭だが途中で倒木などがあり、少し分かり難いが、九十九折れに道が続く。(ここは登りは分かりやすかったが、下りでは道がかなり分かり難く、後からログを見ると、ダイレクトに下っていた。)直登すると結構急だと思うが、九十九折れのこの道は歩きやすくあまり疲れなかった。 ■トサカ尾根 はっきりとした道になっている。すっごくキレイな尾根道。新緑がキレイだった。 ところどころ、痩せていてキレットなどもあるけど、注意して歩けば大丈夫。 難所と言われるギャップは、写真では大したことないと思っていたが…実際は怖かったーー；；ロープは2本ついているが、上から見下ろすと足場が見えない。。ちょっと被ってる？両側は切れているので、どっちかに振られて落ちたら、、、と思うと…。まあ、そんなに痩せている訳ではないですが、怖い人には怖いかも。 私は怖がりなので。。 ギャップからはそんなに危険と感じた場所はなかったと思う。 ■石の双門まで スマホのアプリの「地図ロイド」とにらめっこしながらルートファインディング。 迷ヶ岳には登らず、西にトラバース開始。 すると、緩やかで少し広い場所に出た！天女の舞のミニ版のような場所ですごくキレイ！！「プチ天女の舞」と呼ぶことに(笑) 同行者は「幸せの道」ってずっと喜んでいた。天女の舞よりも良い！って言ってた。新緑がキレイだった。石の双門があると思われる場所をめがけて下る。 何本か谷が入っていたので、上部で渡っておく。(下の方に行くと深くなっていそうだったので) ワイヤーが出てきた。ワイヤーが上にかかっている。確かこのあたりからまた下りていくはずだが、場所がイマイチ分からなくなってきたので、参考にさせて頂いていたブログをチェック(ソフトバンクでも電波が入った！) 位置と目印を確認。結構急に見える場所を下っていく。(上から見たらかなり急に見えてビビったけど、実際下ってみたらそうでもなかった。) 目印の木の根むき出しの倒木発見！ この右側を下る。時間も時間だし焦る。 さらに急に見えるが、ちゃんと下れる。…と、左前方に黒い大きなものが…！ まさか？！ 見つけたときは感動ものでした。 |
写真
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次はヘルメットしてこの下に降りたい。
感想
※GPSのログそのままではありません。全て手書きなのでおおよそのルートです。
精密ではありませんのでこの記録だよりには石の双門に行かないでください。
※万が一、この記録を元に行かれて何かあったとしても、こちらでは一切責任は取れませんし、取りません。自己責任でお願いします。
※正確な読図、事前調査、コンパス等の携帯をしていないと迷います。特に尾根から外れると分かりにくいです。
※私は今回、地図ロイドを見ながら行きましたが、これらのアプリは必ずしも正確ではありませんし、充電が無くなると見れなくなります。必ず紙の地形図なども 携帯するようにしてください。
※今回このルートは初めてだったので、道を探しながらでした。それも含んでいるのでかなり時間がかかっています。トサカ尾根に上がってからは尾根の端から弥 山川方面を眺めたり、稲村ヶ岳を眺めたり、写真を撮ったりとかなりゆっくりで した。恐らく、トサカ尾根出合からギャップまでこんなには時間はかからないと思います；
以前よりお世話になっている、天川村の某宿泊施設のオーナーさんに、トサカ尾根に行きましょう！と誘われ、行くことに。
私はトサカ尾根にも以前から行きたいと思っていたが、石の双門にも行ってみたかったので、トサカ尾根から石の双門に行こうと情報収集していた。
オーナーさんは、東剣城を間近に見たかったらしい。
色々調べていると、トサカ尾根を歩く人達はたいてい、迷ヶ岳〜鉄山や弥山に向かっている。このルートも行ってみたいけど、オーナーさんはピストンと決めているようだったので、石の双門に絞った。
石の双門に行く人達はたいてい弥山川ルートの遭難者のレリーフより少し上がったところから下っているよう。
トサカ尾根から行ってる人はあまりいないようだった。
目印は「ワイヤー」「木の根むき出しの倒木」。
テープは期待できそうにない。
前日から天川入りし、早朝出発のはずが案の定、出発はかなり遅れた。
今回はオーナーさんと最近登山を始めたという女性。最近と言っても以前からオーナーさんに連れられてあちこち行ってるようだし弥山川ルートを双門の滝まで行ってるので問題無さそう。
初めの関門は渡渉。
発電所の巡視路を辿るはいいけど、川を渡渉しなければならない。
オーナーさんは張り切って釣り用の長靴付スーツを持ってきていたが、少し上流は伏流？か水が無いのか分からないけれど、簡単に渡渉できた。
が、渡渉してからが発電所までトラバース…。
そんなに難しいところはないが、落ちたらドボン；；
一か所だけ自信がない箇所があったので、持参の簡易ロープ(コーナンで350円くらい)のトラロープを掛け、通過。
その後は少し上側をトラバースしたけど、持つ箇所がないし落ち葉が溜まっているし、結構高い場所で落ちたらヤバそうだったので緊張した。
帰りはこのトラバース嫌だーーーー！！！
発電所まででぐったり。じゃぶじゃぶ渡渉した方がよかったかなーー；
黒い階段を登っていく。結構急でしんどい。すぐに息が上がる。
途中で右に移動し、新しいと思われる手すりつきの階段を上がる。
階段はタンク？のところで終わり。
そこからは左に道が続いていた。
九十九折れに進む。一部道が分かり難い箇所もあるけど、登りは分かりやすい。
トサカ尾根に出るまで、そんなに時間はかからなかった。
トサカ尾根はすごくキレイ。
初めは歩きやすい道が続く。初心者？の女性も感動していた。
白川八丁側を覗き込んだり、弥山川ゴルジュを眺めたり。
まだまだ先は長い。迷ヶ岳が見えていた。かなり寄り道をしてゆっくり進む。
噂の難所のギャップ。
写真では「たいしたことないやん」って思ってたけど、実際に見たら、怖いやんかーーーー；；
なかなか急角度。。懸垂下降したい感じ。
初めは足場はあるけど、途中から足場が心元ない。ちょっとぶら下がるような感じで降りる。
ロープは2本ついてるけど…完全に信用するのは怖い。
今度はちゃんとしたロープ持っていって懸垂下降したいくらい。。(笑)
でもたいていの記録見てたら、皆さん、普通に通過されてますね；
降りる場所が左右切れ落ちてるので、万が一…と思うと私は怖かったです…。
尾根は細いから分かりやすいしテープも所々にあった。
迷ヶ岳の尾根をちょっとだけ登って西にトラバース。
嵒マークの部分にぶつからないように…。
トラバースを始めるとプチ天女の舞のような開けた場所が！新緑もキレイでとても気持ちの良い場所でした！ここでテント泊してみたい。
ピークが見えてて登りたかったけど時間が微妙なのでやめた。
あの上に登ったら、東剣城とか見えそうやったけど…。
うーーー気になる！今度は登りたい！でも樹林が濃かったから展望はないかもしれない。
西に西に進むけど谷が数本入っていて下に行くほど深くなりそうなので早い段階で渡る。このまま西に進み続けたら、登山道と合流する。
少しずつ北の方へ下る。
でも地形図上どのあたりやったか分からなくなってきた；
どっちやったっけ？地形図の嵒に囲まれてるとこ？この等高線詰まりまくってるとこ？？分からなくなったので機内モード解除してネット接続して調べる。
ソフトバンクやから無理かと思ったけど電波あった。
場所が分かって、さらに下っていく。
目印の倒木も見つかった！！
あとはここを下れば…と、下るけど、一見、すごい谷底に降りなければいけないように見えて、ビビる。
えー、下れる？絶壁じゃない！？って近づいてみると、ちゃんと緩いルートがあって下れる。ちなみに、テープは無し。
と、何か黒い大きなものが前方に見える。。
これ？！
ドキドキしながら近づくと…
「あったーーーーーー！！！！」
めっちゃ嬉しかったー！というか、想像を絶する景色やった。
写真では見たことあったけど、全然違う！！
めっちゃ大きいし、すごい！！
何これ！！なんだこれ！！！なんかすごい感動。
ほんとに、これ実際に見ないと分からないと思います。
この門の下に降りたかったが、上を見ると崩れかけで下にはたくさん落石が。
ヘルメット無しじゃ万が一のとき危険。
我慢…今度は絶対に…！！
あの門の向こう側を覗いてみたい。
そして向かって左側の柱は高さが分かるけど、右側の柱の全貌が見えない。
すごく気になる。。
あと、今回行ってないけど、地形図上の嵒に囲まれてるピーク(？)も気になる。。平坦になってるみたいやけど登れるのか？？
帰りは、もう時間遅い！！ってことでさっさと来たルートを登り返す。
ルートが分かっていればそんなに距離もないしすぐ。
プチ天女の舞でご飯を食べて、下山開始。
疲れていたからか、行きよりもトサカ尾根が長く感じた。
ギャップを登るのは怖かった；；
行きは登りやすかった九十九折れ。
下りは道が分かり難く、ダイレクトに下った。
落ち葉のトラバースはやはり怖く、最後の岩場トラバースも嫌になったので、靴を脱いで、裸足で川を渡渉することに。
見た目、膝くらいまでだろうし、距離もそんなに長くない。
帰りは温泉入って帰るし…と渡渉を選択したが…。
初めに渡渉を始めた彼女。
向こう岸に着く数メートル手前で、、お、お尻まで浸かってる…！！！！
私はそこを避けようとして、渡渉開始。
深くなってきた…横移動。
また深くなってきた…さらに移動。
……まだ深い……また移動。。
結果、右往左往、冷たい水の中を数分間行ったり来たりして、最終的には諦めて、お尻までジャブジャブ浸かって向こう岸へ(泣)
振り返ると、そんな私たちを見たオーナーさんは時間をかけてトラバースして戻ってきてました(苦笑)
大峰…神秘的で気になる場所がたくさん！！
今年は大峰探検の年にしたいと思います☆
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ヤマレコでは「はじめまして」ですね。
ボクも先日再訪してきました。
トサカ尾からのピストンは思いつきませんでしたねぇ。
昨年双門の滝から帰るときにトサカ尾を下ったんですが、クルマを熊渡に停めてたので、白川八丁のほうに下りました。
双門の大きさを写真で表現するの難しいですよね。
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