伊豆ヶ岳、武川岳、大持山、鳥首峠

2021年04月04日(日) [日帰り]

• GPS: 07:30
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,684m
• 下り: 1,716m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:07
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:41

8:54 正丸駅
9:04 9:05 中丸屋
9:12 9:13 馬頭さま
9:50 9:52 五輪山
10:08 10:09 伊豆ヶ岳
10:22 10:22 五輪山
10:29 10:29 大蔵山
10:54 10:55 名栗げんきプラザ
11:48 11:49 見晴台
12:17 12:27 武川岳
12:48 12:49 妻坂峠
13:36 13:36 大持山の肩
13:41 13:41 富士見の丸太
13:51 13:52 大持山
13:58 13:59 大持山の肩
14:06 14:06 横倉山
14:23 14:26 ウノタワ
14:39 14:40 天神山
15:05 15:14 鳥首峠
16:02 16:03 鳥首峠方面登り口
16:35 名郷

道迷いして藪こぎしたところは削除してあります。そのルートで見晴台へ行くのはオススメしないので。正しい道は、ログが消えてる所をほぼ尾根沿いに登るはず。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2800886.html　は昨年の12月に行った記録です。正しい道はこっち参照のこと。他の人も普通に通ってるのではないかな。

天候

曇り　時々晴れ間、時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

名郷から飯能行きのバスがでています。でも本数は少ないです。名郷でバスを1時間待っていたら、さわらびの湯の営業時間に間に合わなくなってしまいました。バス便自体は遅くまであるけれど、さわらびの湯に寄るなら、時間は確認を。敗者は語る…

コース状況／危険箇所等

＜正丸から伊豆ヶ岳を経てげんきプラザ＞
危険箇所なし。道もはっきりしています。ただ、男坂は相変わらず通行止めです。あと、すぺりやすいのに掴まる所がない場所は何箇所かあります。
＜げんきプラザから見晴台＞
途中までははっきりした道ですが、どういうわけか、何度行っても私は道迷いします。降りる時は迷わないのですが。登りの時は、登山道ではないのに、登山道に見える場所があるのです。あと、登山道でも崖上で幅2,30センチくらいの場所もあります。
＜見晴台から武川岳、大持山を経て鳥首峠＞
危険箇所なし、道もハッキリしています。
＜鳥首峠から名郷＞
道ははっきりしています。ただし、崩れたままの箇所（でも通れる）や、古くなって危険な為に通行止めになってる橋（すぐ傍に回り道があり、別段危険もなく通れる）もあり、やや手入れのなされていない感じがあります。他にも幅の狭いところなどもありますが、山慣れてる人ならば心配ないと思われます。

その他周辺情報

・さわらびの湯、６時まででした・・。閉まる時間は季節によります。
・名郷バス停付近には「缶ビールあります」の看板のあるよろずやさんっぽいお店が。
・トイレは、正丸駅、名栗げんきプラザ、名郷バス停の三箇所。バス停に下りてくる道ぞいにあるトイレは、キャンプ場のトイレで、使用できません。
・名栗げんきプラザではジュースの自販機があります。補給できる水はありません。
・東飯能駅ビルのフードコートにインドカレー屋さんがあります。おいしかったです。

写真

4/4 9:12

正丸からの道は、花いっぱい。

4/4 9:24

山道に入ると、沢沿いにネコノメソウの仲間。タチネコノメかな。

4/4 9:33

山には新緑。

4/4 9:43

見づらいけど、ミツバツツジかな。紫のきれいなやつ。

4/4 9:44

奥武蔵の山なみ。

4/4 10:03

アカヤシオもきれい。

4/4 10:03

あっぷ。

4/4 10:08

伊豆が岳到着。

4/4 10:09

山標の後ろのほうが楽しい。

4/4 10:10

伊豆が岳からの景色を眺めながらパンをかじる。

4/4 11:25

げんきプラザでトイレと水分補給。その後武川岳へ。植林の杉林も多いけど、そういう暗い場所だからこそ、アカヤシオが目に鮮やか。

4/4 11:28

これこれ。道間違えました。間違えたとこから振り返って（笑）これは道じゃないです。行ってはいけません。ここは登山道ではありません！

4/4 11:40

なんとか登山道復帰。見晴らし台で一服。

4/4 12:03

途中すれ違った三人組から、「つぼみがあるわよ」と教えてもらったおかげでなんとか見つけられた。げんきプラザからの道ではほとんど葉っぱばかり。

4/4 12:13

色々芽吹く春。

4/4 12:25

武川岳到着。

4/4 12:29

妻坂峠方向へ下ったら発見！すぐそばには動物のフンがあったんだけどね。立ち止まってよかった。

4/4 12:32

美人さん♪

4/4 12:32

スミレの美人さんも。

4/4 12:46

これは何が咲くのかな。

4/4 12:48

おお。猛毒のハシリドコロ。でもかわゆす。

4/4 13:09

日が射してきた。冬木立の下に、新緑の芽が萌出る。バイケイソウだろうか。もう冬ではない。

4/4 13:42

大持山到着。

4/4 13:57

これは大持山からじゃないと思うんだけど、その近く。雲海！って一瞬思ったけど、普通はガスってるっていうよね。うっすら下界が見えてます。

4/4 13:57

馬酔木は花期が長いね。え？馬酔木だよね、馬酔木って言って。

4/4 14:19

鳥首峠へ向かって、稜線をどんどん辿る。結構展望いいねぇ。

4/4 14:25

ウノタワのあたり。今にも崩れそうな古木。しかし全身に苔を生やさせ、幾星霜の時を経ていまだそこに立つその姿に、なんかシャッターを切ってしまう。いや、シャッターってスマホなんだけど。

4/4 14:33

通ってないから判らないけど、これによれば通行止め区間あり。念の為に役所のホームページなどで確認してみて下さい。

4/4 14:45

ハシリドコロ多かったな。カタクリとコンビでどぞー。

4/4 14:48

曇ってても、近くの山がシルエットぽく見えて、こういうのもいいなって思った。

4/4 14:49

カタクリ、群生って程じゃないんだけど、こんな感じで。3輪写ってます。

4/4 15:03

うっかりすると踏みそうなところにも。

4/4 15:03

鳥首峠到着（多分）

4/4 15:09

鳥首峠の先、ちょっと行くと鉄塔があります。そこにたくさん咲いてました。

4/4 15:09

4/4 15:11

4/4 15:23

鳥首峠へ戻って下山開始。ちょっと行くと湿った岩にネコノメソウの仲間（多分）。

4/4 15:29

これ崩れてるとこ。見た通りなので、普通にここを下ります。これは振り返って撮影。

4/4 15:38

ニリンソウ。この萼の薄ピンクがたまらない、

4/4 15:39

4/4 15:42

コガネネコノメ？まあとにかくネコノメソウ大漁。

4/4 15:43

ヒトリシズカかな。

4/4 16:15

もう舗装道路に出てから。山地なので、石垣の間からクサイチゴ。

4/4 16:18

山吹もあるでよ。

4/4 16:20

ここの川はキレイ。

4/4 16:30

もうじき名郷バス停。ここはまだ桜が咲いている。

撮影機器：

AQUOS sense3 SH-M12 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル フリース ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 食料 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 スマホ(ジオグラフィカ） 時計(高度計） サングラス ストック 温泉セット

備考

今回の荷物は極力軽くしました。それで、水分は途中のげんきプラザで補給するようにしました。自販機があります。歩き始めは500・600ｍｌペットボトル各１，飲み掛け缶コーヒー１，途中で500ｍｌのスポーツ飲料追加。

感想

mizuyokan

カタクリに会いたかった。
紫がかったピンクが、春の光を通すのを見たかった。
一人だけで見たかった。

武川岳ではまだ不十分。
でも、その先、
大持山への登り返しはやはりキツく、
何度も足を止めた。

けれど、日が差してきて、
目の前の枯木の林の地面から
さ緑の芽吹きたてのコバイケイソウが
鮮やかに目に映る。　

こうこなくっちゃ。

カタクリは鳥首峠のちょっと先、
鉄塔のあるあたりが一番多かった。
その手前、峠からわずかに登る。
疲れていても、登らないと出会えない。
そして、登って目の前が開けた時に、
スプリングエフェメラル。

多分、疲れていなければ、
ここまで感動しないだろう。
そうは思うけれど、
山道を歩き、
くたくたになって出会うカタクリは、
本当にきれいだ。

また来年も、きっと来てしまうだろうな。