記録ID: 30577
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無雪期ピークハント/縦走
中国
下蒜山ー中蒜山ー上蒜山
2008年10月25日(土) [日帰り]
masuten
その他1人
- GPS
- 06:35
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 612m
- 下り
- 602m
コースタイム
8:40犬挾峠-9:30雲居平-10:10下蒜山-11:30塩釜分岐-11:44中蒜山(昼食12:45)-14:00上蒜山-15:15上蒜山登山口
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口には登山ポストがあるが誰も入れないし、入っていない。犬挾峠は湿原となっていて足元はぬかるんでいて先が思いやられる。しばらく歩くとブナ林の歩きとなり、これならと期待する。杜を抜け一面の熊笹を行く、全面に広がるのは雲海の中だった。一山超えたと思ったらまだ五合目の標識、前方に下蒜山らしい先端が見えてくる。少し行くと雲居平の標識に出会えた。晴天なら素晴らしい眺めであることは間違いないが鎖のある滑る気配のある急な岩場の登りでは振る向く気も起きない。ひたすら前の足元を見て足を踏み外さないように神経を張る。仲間は悲鳴を上げているのが聞こえてくる。四苦八苦してようやく下蒜山に着く、一息入れ写真を撮り次の中蒜山へと向う、標識には中蒜山まで2.2km 100分と書いてあり(上蒜山登山口の蒜山登山道案内図によると3km)、一見近く見えるように思えるのだが途中をふんぐり乢の名のとおり結構なアップダウンであり多少ぬかるんでいるので歩きづらく自分のペースで歩くことができない。太ももに疲れを感じ始める。這うようにして登り、ようやく着いたと思ったら塩釜口分岐、もう少しだと気持ちを奮い立たせて歩く、いくつかの丘を超えようやく中蒜山だ。あまりの疲れ方と空腹に昼食とする。昨日から地元で泊まっていたので地元のジャージー牛と塩豚と松茸に巻き寿司、ビール・ワイン・味噌汁・コーヒーと周りの山歩きの連中から羨ましそうな目線を感じる。苦労して持って上ってよかった。中蒜山から見る上蒜山は近く見えるので、元気を取り戻して出発。軽く紅葉しかけた山を歩くのはたまらない。来てよかったとしみじみ思う。1時間15分ぐらいで上蒜山に到着、これで終わったと思ったのが間違い、下りるのにこんなに苦労するとは思いもよらなかった。こけそうになりながら滑りながらの下山だった。じつは蒜山行きのブログや案内書などには今回の縦走ルートについてあまり書かれていなかった。どうして何だろうと思っていたが実際歩いてみると理解できる。きつい、怖い、危険、歩きにくい、滑る、でも素晴らしく綺麗、疲れたーでも貴重な体験でした。 |
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