ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 306011
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

霊峰剣山 〜雪のない日高の山を求めて〜

2013年06月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:36
距離
9.8km
登り
1,045m
下り
1,036m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

剣山神社登山口(6:15)→一の森H906m(7:25)→ニの森H1020m(7:45)→三の森H1120m(8:05)→剣山山頂(8:20←食事等→9:00)→三の森H1120m(9:15)→ニの森H1020m(9:30)→一の森H906m(9:55←展望台散策→10:00)→剣山神社登山口(10:50)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
剣山神社駐車場を利用。数十台停められます。
コース状況/
危険箇所等
<コースの状態>
99.9%以上夏道が使えます。残雪もありますが長くても数m踏むぐらいです。山頂までハシゴが4つ掛かっています。最後のハシゴが急で足掛かりが悪いですが、高所恐怖症の私ですら問題なく登り降りできるレベルです。その名の通り剣先のような山頂で、山頂領域は極めて狭く、混雑する時間帯だと居場所がないかもしれません。

<下山後のお楽しみ>
一番近くの温泉はどちらも芽室町内。川北温泉「ゆもーる川北」か、スーパー銭湯「温泉鳳乃舞」。今回は山頂で会った地元の方に教えて頂いたスーパー銭湯「温泉鳳乃舞」へ。芽室駅近くの銭湯。駅前からの通りから行くと、入口が一段下がっていて少しわかりづらい。入浴料400円。泉質はモール温泉。根室本線の線路が見える露天風呂もGOOD。
昨日ペケレベツ岳に登った後、一泊した山小屋芽室岳での朝。室温13℃。少し肌寒いので薪ストーブを焚いてみる。すぐに室温が上昇して快適。
2
昨日ペケレベツ岳に登った後、一泊した山小屋芽室岳での朝。室温13℃。少し肌寒いので薪ストーブを焚いてみる。すぐに室温が上昇して快適。
煙突から煙が出ていると絵になる。焚き火の匂いは熊除けにも効果あるかもとか思う。
2
煙突から煙が出ていると絵になる。焚き火の匂いは熊除けにも効果あるかもとか思う。
やはり体調が今ひとつなので芽室岳は諦めて剣山に向かう。途中に放牧牛逃走防止柵があって開閉が面倒。
やはり体調が今ひとつなので芽室岳は諦めて剣山に向かう。途中に放牧牛逃走防止柵があって開閉が面倒。
柵を開けていると牛達がいっぱいやってきた。誰かと勘違いされているらしい。
3
柵を開けていると牛達がいっぱいやってきた。誰かと勘違いされているらしい。
剣山神社駐車場に到着。霊峰剣山の文字が重い。
1
剣山神社駐車場に到着。霊峰剣山の文字が重い。
剣山神社。御参りしてからスタート。
剣山神社。御参りしてからスタート。
剣山登山口。
登山口を進むと道が二手に...右の道は何かの作業道のようで地図に乗ってない。左へGOです。
2
登山口を進むと道が二手に...右の道は何かの作業道のようで地図に乗ってない。左へGOです。
観音様が見守る良く整備された登山道を進む。
観音様が見守る良く整備された登山道を進む。
木々の間から見えるはずの十勝平野は今日も引き続き雲の中。
木々の間から見えるはずの十勝平野は今日も引き続き雲の中。
ドラミングしているアカゲラに遭遇。(写真はトリミングしています(^^;。)
ドラミングしているアカゲラに遭遇。(写真はトリミングしています(^^;。)
一の森。標高906m点。体調良くない中、昨日のペケレベツに引続きのニ座目ということで、結構しんどい。
一の森。標高906m点。体調良くない中、昨日のペケレベツに引続きのニ座目ということで、結構しんどい。
一の森の「大山神」様にも山行の無事をお祈りする。
一の森の「大山神」様にも山行の無事をお祈りする。
時折、残雪は見掛けるものの雪の上を行くシーンは殆どない。
時折、残雪は見掛けるものの雪の上を行くシーンは殆どない。
蛙岩。蛙を横から見た感じにそっくり。
蛙岩。蛙を横から見た感じにそっくり。
ニの森到着。標高1020m。変な方向には踏み跡が続いているが...
ニの森到着。標高1020m。変な方向には踏み跡が続いているが...
不動岩。うむ、これは動かせませぬな。
1
不動岩。うむ、これは動かせませぬな。
三の森着。標高1120m。ニの森から山頂まで続く岩の稜線を巻いて巻いての繰り返し。
1
三の森着。標高1120m。ニの森から山頂まで続く岩の稜線を巻いて巻いての繰り返し。
ラストの巻き道終了。ここを登れば稜線。
ラストの巻き道終了。ここを登れば稜線。
昨日のペケレベツに引続き、今日も「母の胎内」を見ることになるとは...
昨日のペケレベツに引続き、今日も「母の胎内」を見ることになるとは...
山頂へと至るハシゴ。この奥に更に2段あり
これらを登ると山頂。
山頂へと至るハシゴ。この奥に更に2段あり
これらを登ると山頂。
山頂の岩場に腰かける地元男性。いい感じに絵になっていたので許可を得て撮影。
1
山頂の岩場に腰かける地元男性。いい感じに絵になっていたので許可を得て撮影。
剣山の山頂標識。これを目当てに登る人も多いらしい。
3
剣山の山頂標識。これを目当てに登る人も多いらしい。
剣山から芽室岳へと続く稜線。ここに道がついていたらどれほど良いだろうと思う。
2
剣山から芽室岳へと続く稜線。ここに道がついていたらどれほど良いだろうと思う。
その名の通り剣先のように狭い山頂。周囲崖です。
その名の通り剣先のように狭い山頂。周囲崖です。
下山途中に剣山山頂が良く見えるスポットを発見。ついさっきまでこんなところに立っていたのかと思うと恐ろしい。
下山途中に剣山山頂が良く見えるスポットを発見。ついさっきまでこんなところに立っていたのかと思うと恐ろしい。
これはエゾイチゲでしょうか?
1
これはエゾイチゲでしょうか?
下山時に一の森展望台へ寄り道。熊笹に覆われている先にある巨岩が展望台。
下山時に一の森展望台へ寄り道。熊笹に覆われている先にある巨岩が展望台。
一の森展望台からは十勝平野が一望できる。
1
一の森展望台からは十勝平野が一望できる。
シラネアオイ。活き活きと咲いていました。
1
シラネアオイ。活き活きと咲いていました。
スミレ賑やか。
エゾオオサクラソウ。ボンボリ状になっていた。
3
エゾオオサクラソウ。ボンボリ状になっていた。
シラネアオイ。日光が当たって美しい。
1
シラネアオイ。日光が当たって美しい。
下山してきたら駐車場がいっぱいに...
下山してきたら駐車場がいっぱいに...
山頂でスーパー銭湯「温泉鳳乃舞」。山頂の地元男性に教えて頂いた温泉。芽室市街地真っ只中の温泉ですが露天風呂もあります。
山頂でスーパー銭湯「温泉鳳乃舞」。山頂の地元男性に教えて頂いた温泉。芽室市街地真っ只中の温泉ですが露天風呂もあります。
国道38号線からは剣山へは、こんなに立派な目印があります。
国道38号線からは剣山へは、こんなに立派な目印があります。
撮影機器:

感想

土日ともに好天ということで山小屋芽室岳一泊で、一日目ペケレベツ岳、二日目芽室岳か剣山という計画で、ペケレベツ岳を登った翌日、山小屋芽室岳で朝を迎える。見事に晴れている。室温13℃。少し肌寒いので、朝食の前に薪ストーブを焚いてみる。すぐに室温が上昇して快適。火を起こしてから外に出てみると、山小屋の煙突から煙が出ていて絵になる。熊は鼻が効くらしいし、薪ストーブの匂いは熊除けにも効果あるかもなどと思いつつ朝食にする。せっかく芽室岳の登山口にいるのだからと、一晩寝て体調が良ければ芽室岳にと思ったが、やはり身体が重い感じなので剣山に向かうことにした。

剣山の登山口は立派な神社が立っている。もちろん御参りしてからスタート。登山口を進むといきなり道が二手に別れて驚いたが、よく地図を見てみると、右の道は何かの作業道のようで地図には乗ってないことがわかったので左手に進む。登山道は良く整備されていて快適そのもの。時折、御見掛けする御地蔵様のような小さな観音像が登山道を見守ってくれている。

途中ドラミングの音が聞こえたので周囲を探してみるとアカゲラを発見。写真はトラミングじゃなくてトリミングしたもの(^^;。こういう嬉しい出会いはあったものの、昨日のペケレベツに引続きのニ座目ということで結構しんどい。ただ、登り初めてわかったが体調は昨日よりは随分いいようだ。

標高906mの一の森に着く。地図を確認し、正直ここまでくればもう楽勝と思ったのだが、平坦な道が続いて再び登りが始まりニの森を過ぎると、険しい稜線を巻いて巻いての繰り返し。地図の距離以上に歩いている気がするが一向に山頂が近づかず不思議に思っていたが、後日、GPSログを確認してわかったが、国土地理院の地図を大きく外れて道が巻くように着いていて、やはり自分の感覚は間違っていなかったと感じた。

剣山というだけあって最後はハシゴを4本登って山頂。ニの森近くで先に行ってもらった地元男性が岩場に絵になる感じで腰かけていたので写真を撮らせてもらった。彼は足慣らしと言っていたが慣らす必要もないんじゃというほど速い(^^;。狭い山頂でしばし互いの山行の話などしつつ、朝食とも昼食とも言えない微妙な時間にカップめんを頂く。

剣山の山頂は名前のように剣先のように尖っていて、丁度、先端には有名な剣が刺さっている。すぐ向こうは崖、手前も崖...何というか圧巻。山頂から芽室岳へと続く稜線の景色も美しい。ここに道がついていてくれたら、どれほど楽しいのかと思いつつ写真を撮る。

下山時に剣山山頂が見えるポイントを発見。ついさっきまで、こんなところの先端に立っていたとは自分で自分が信じられない。山頂にいた時は高所恐怖症の癖に全然平気だったが、こうやって見ていると段々恐くなってきた(^^;。下山時に一の森展望台に寄り道。薄曇りの空ながら、登る時に雲に覆われていた十勝平野がきれいに見えていた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4930人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら