プチ冒険、少し近付いた岩菅山、2度目も途中敗退
長野県
SamT
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 407m
- 下り
- 834m
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- 山行
- 4:30
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 6:57
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
リフト代（1回券、合計1390円） 一の瀬クワッドリフト660円、寺小屋クワッドリフト410円、寺小屋ペアリフト320円 ポイント券は20〜50ポイントの任意のポイントで購入できますが、必要な10ポイントでは購入できません。1ポイントは120円。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山届けは一の瀬ファミリースキー場ベースのチケット売り場隣接のパトロールに提出しました。下山報告を求められました。（下山後、車で近くまで移動して報告しました。） 積雪状況は日毎に変化するので参考にならないと思いますが、この時の状況です。金山沢ノ頭山頂近くは、西面のごく一部と東面の一部で夏道が出ていました。 尾根上は融雪で雪庇はありませんでしたが、大小たくさんの段差があり、どこを進むかその場で判断して選択しました。尾根を進んだり、雪壁の下の南面をトラバースしたり、北側の樹林寄りを進んだりしました。 尾根上にはノッキリまで9〜11位のピークがありアップダウンの繰り返しが続きます。行きはスキーにシールを着けたまま下りも通しました。しかし、途中でシールとスキー板の間に雪が入りシールが外れることがあったので、帰りはシールを外して滑ったり、急坂や夏道ではザックに付けて担ぎで登りました。 |
| その他周辺情報 | 高天ヶ原旅館街の「日帰り入浴OK」の看板が出ていた「ホリデープラザ志賀高原」で入浴しました。５００円。温泉です。 |
写真
岩菅山、前日、下見を兼ねて寺小屋スキー場を訪れた時に撮りました。一番右に見えているなだらかな小ピークまでで折り返すことになりました。時間切れでした。
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赤石山〜横手山、金山沢ノ頭はツボ足で山頂を踏み、スキーでは手前から北側の斜面をトラバースしましたが、急斜面があり難しかったです。できるだけ上部の尾根に戻ろうとしました。巻くなら南側のこの辺りが良かったようです。
岩菅山に連なる稜線、尾根上には雪の壁が大小のピークのように連なっていてどう進むのがより安全か判断を求められました。雪が腐って余り見たことのない様相をしていました。
最終到達点から撮った岩菅山、ノッキリまで行こうか迷いましたが、止めて良かったです。寺小屋スキー場のペアリフトの営業終了15：45の9分前にリフトに乗車できました。
感想
積雪期2度目の岩菅山に挑戦しました。道迷いの可能性が少ない寺小屋山からの尾根コース往復で計画しました。心配だったのは、尾根に雪がどの位どのように残っているのか分からなかったことです。状況によって、スキー（テレマーク）で行くか登山靴・スノーシューで行くか決めるつもりで、車にはすべての道具を用意していました。
前日下見を兼ねて朝一番に寺小屋スキー場に出掛けました。リフトを降りた時、丁度登山口付近でスキーにシールを装着している2人連れの登山者がいたので話をしました。雪が繋がっていない所があったらそこで戻るつもりで行ってみるとのことでした。ヤマレコをやっているとのことでしたが、今晩時点では「岩菅山」のヤマレコサイトに山行記録が載っていないので、やはり途中敗退されたのでしょうか。お二人の話を聞いて、私も同様にしようと腹が決まりました。スキーで行き、雪が付いていない所があったらそこで諦めて戻るつもりでした。
果たして、どれが正解だったのか、実行してみた今でも分かりません。
アップダウンが幾つもあるので、スキーだと本来なら下りはシールを外してスキーで滑った方が速いと思いますが、シール着脱の時間と手間が掛かるので、これもどちらが良いか微妙です。私は、行きはシールを着けたまま行動しましたが、右のスキーだけ2度スキー板とシールの間に雪が入って外れてしまったので、帰りは、状況によって変えました。2度シールを外してスキーでトラバースしたり、寺小屋山から下りました。また、2085m峰と金山沢ノ頭の登りでは、スキーをザックの横に付けてブーツで担ぎ上げました。時間を比較していませんが、どちらが速かったのでしょう。
計画より早かったのは金山沢ノ頭までで、その先は思いのほか時間が掛かりました。金山沢ノ頭でも、急坂と一部夏道が出ている所もあったので、頂上はツボ足で踏み、スキーは北側をトラバースして越えようとしたのですが、出だしはなだらかだったものの先で急な斜面になり、途中からできるだけ登り気味に稜線に出ました。帰りにしたように、ここは担ぎ上げが良かったようです。
2042m峰の手前で、計画より遅れていることを確認し、岩菅山の頂上まで行くのは難しいことが明らかになりつつありました。行動食も取ってなくて空腹でもあったので、そこで昼食にして休憩しました。昼食後取り敢えず2042m峰まで登り、GPSでルートを確認し、その先の小ピークをこの日の終点にするつもりでしたが、そこまで行くと、ノッキリが思ったより近そうだったので、欲が出て、さらに先の小丘まで行ってみました。近付いて見上げると、2072m峰に登らずに巻いたとしても、ノッキリまではまだ距離があるようでした。時間的に難しくなることは明らかだったので、そこを終点にすることを決めました。同時に、少しゆっくりしたいなと思いました。
ノッキリ付近に人影らしき動く姿を認めてはいましたが、誰にも会う気配がありませんでした。まだまだ雪深い深山にただ1人いることを楽しもうと思いました。2042m峰で再び休憩し2度目の昼食にし、特に南面の景色を楽しみました。
帰りは、基本来たトレースを戻りましたが、上り下りが来た時と逆になるので、下りは楽だった所も登るのは難しい所もあったので、シールを外してスキーでトラバース気味に滑ったり、スキーをザックに付けてブーツで担ぎ上げたりしました。どう攻略するのか考えるのも楽しむゆとりがありました。金山沢ノ頭付近で、私とは別のスキーの跡を見つけたので、私の後に入山した人がいたようです。会っていないので途中で戻ったのでしょうか。
寺小屋山から下ってスキー場に出たらホッとしました。時刻は15：27でした。場内アナウンスでペアリフトの終了時間が15：45だと告知されていました。私は16時だと思っていたので、ギリギリでした。慌てることはなかったのですが、休み休みテレマークターンで滑り降りました。途中敗退でしたが、収穫もあり楽しい山行になりました。
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