夕日・ご来光の北股岳(飯豊:石転び沢〜烏帽子〜頼母木〜丸森尾根)
- GPS
- 31:00
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,208m
- 下り
- 2,198m
コースタイム
梅花皮小屋18:05−−18:25北股岳19:25−−19:45梅花皮小屋
60日(月) 梅花皮小屋6:00−−6:25北股岳6:35−−8:15扇ノ地紙8:20−−9:35頼母木山9:50−−10:45地神北峰10:50−−(丸森尾根)−−13:00飯豊山荘
天候 | 6月 9日(日) 晴れ 6月10日(月) 曇のち一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・石転び沢の出合のだいぶ手前から、雪渓にのる。 ・写真参照 |
写真
感想
たまにしかない連休(9・10日)に好天予報なので、久しぶりに一泊で飯豊に行くことにした。予報では9日は曇りから次第に晴れ、10日は大きな晴れマーク。ならば、9日はゆっくり出て、カイラギ小屋泊、メインは10日と思ったところ、すでに車中から小国側では飯豊の山並みがすっきり見えるではないか。結果的に、10日は天気いまいちで、9日の方がずっと良かった。・・・・予報と予想と実際の天気はなかなか思うようにはいかないものである。
駐車場には車がたくさん駐まっていた。雪渓登りは昼前後の暑い時間帯となったが、そこは雪渓のおかげでたいしたことなし。石転び沢雪渓の中央あたりに大きな筋が長〜くできていたが、どうも大きな雪のブロックが滑り落ちた跡のようで,ちょっとびっくり。中ノ島(草つき)付近へ行ってもトレースがはっきりせず、ストックをやめてピッケルを使用した。
昼過ぎ、稜線に出る。見通しのきく気持ちの良い快晴のなか、烏帽子岳までハイキング。高山の花たちも咲き始め、ミネザクラは至る所で咲いていた。烏帽子岳でのんびりと休憩し、展望を楽しむ。登山者は、土日の宿泊か日曜日帰りが殆どで、こちら方面では誰とも会わない。
梅花皮小屋に戻ると小国山岳会の数人の方たちが到着していたが、一般客は小生1人のみ(夕方にもう1人着)。早い夕食の後、北股岳で夕日を眺めるというので行ってみることにする。7時頃の日の入りに合わせて、少し早く6時半頃山頂着。近くの新潟平野は霞んでいるが、遠く佐渡はしっかりと見える。その右手に、次第に太陽は空を橙色に染めながら沈んでいった。その後もしばらく空や雲の色彩の変化を楽しむ。さすがに寒くなってきたが、ワインをごちそうになり寒さもやわらぐ。
翌朝は、3時半過ぎに目覚め、朝食の準備後、ご来光を眺めに外へ出る。すでに東の空は色づき始め、予想外に広く広がる雲をしだいに赤く染めていく。間もなくゆっくりと(しかし、登り始めると意外に早く)太陽がでた。久しぶりに見る見事な日の出であった。小屋の反対側に回ると、北俣岳が赤く焼けている。その後間もなくして太陽は雲の中に隠れてしまったのは、今回の最大の想定外であった。
時間はあるから、しばらく待機しようかとも思ったが、先の時間の余裕と後での天候の好転を期待して出発。北股から門内の間にもいいお花畑はあったが、全体的にはまだちょっと早い感じ。今回の中で一番の見頃は地神北峰の北側斜面のハクサンイチゲ群落だった。この頃には天気も回復して青空が広がり、頼母木山まで足を伸ばしてみたが、気力体力の不足からここでUターン。
丸森尾根を下るが、まだ残雪が多い。いい加減疲れたなか、所々に咲く春〜初夏の花たちが疲れを癒してくれた。いい山旅ができた。
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