鎌掛のしゃくなげ渓・奥の滝・西山・猪ノ鼻ヶ岳〔周回〕

2021年04月23日(金) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 16.1km
• 登り: 935m
• 下り: 930m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:48
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:23

9:35 ほんしゃくなげ群落入口
10:11 10:22 鎌掛谷ホンシャクナゲ群落
10:44 10:51 おくのたき
11:43 11:50 砥山
12:15 12:15 丸茅山
12:50 12:58 西山
13:31 13:31 丸茅山
13:54 13:54 砥山
14:17 14:19 猪ノ鼻ヶ岳
14:58 ほんしゃくなげ群落入口

天候

晴ときどき曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鎌掛のしゃくなげ渓の入口には無料駐車場があります。なお，この春は近江鉄道の日野駅からしゃくなげ渓への臨時バスの運行がありません。

コース状況／危険箇所等

「奥の滝」がある林道日野奥山線の終点から「猪ノ鼻ヶ岳〜砥山の尾根」へ出るまでのおよそ500mの区間は，薄い踏み跡（けもの道？）があるだけです。お散歩気分で訪れると遭難します。また，とても急な坂で落ち葉がたくさん積もっているので，下山でこの区間を通ることは大変危険だと思います。携帯電話は圏外でした。

その他の区間はそれなりに分かりやすいルートですが，赤い境界標を辿っていると，ルートを外れて違う尾根に入るので注意が要ります。

その他周辺情報

保全協力金（400円）の徴収期間中は，鎌掛のしゃくなげ渓の入口の「森の家」で軽食やお土産の販売があります。

写真

無料駐車場のすぐそばが入口です。

国指定天然記念物の「鎌掛谷ほんしゃくなげ群落」へは，耶斧岨（やぶそ）川に沿った遊歩道を歩きます。

綺麗に咲いたしゃくなげ。

しゃくなげは，花が開いて時間が経つと色が淡くなります。

群生地の入口。

遊歩道Bコースはお花が遠くなってしまうので，Aコースへ。

ちょうど見頃でとても綺麗。

遊歩道A・Bの終点。植生保護のため，ここより奥へ行けません。

終点から少し登ると展望台。たくさん咲いている様子が分かります。でも，お花は近くで見たい。

遊歩道Aは，実は2本あります。この眺めは上の遊歩道A。

しゃくなげを満喫したので「奥の滝」へ。しゃくなげはこのあと一輪も見かけませんでした（笑）。

奥の滝。

林道の終点。ここで左岸へ渡り，支流との合流点まで登りました。

合流点で対岸へ渡り，本流と支流の間の尾根を登りました。かなり急な坂で落葉が多く滑りやすかった…。

「猪ノ鼻ヶ岳〜砥山の尾根」へ着いて一安心。

砥山到着。展望なし。

西山のちょっと手前。ずっと，展望のない杉や赤松の林を歩いたので，展望が開けて爽快。野洲川ダムやサクラグチが望めました。

きょうの目的地の西山。もうすぐそこ。

西山到着。綿向山〜。歩いたかいがありました。

帰りは林道。ヨツマタのミツマタ（三椏）が咲いてました。

林道から猪ノ鼻ヶ岳への分岐。

猪ノ鼻ヶ岳到着。やっぱり展望なし。

西側から猪ノ鼻ヶ岳を登るときの入口。林道宝殿線。

そのすぐわきのため池。藤の花と猪ノ鼻ヶ岳。

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 筆記用具 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

たっちゃん

大好きな鎌掛谷のしゃくなげですが，例年のようにただ往復しても面白くなさそうだったので，「奥の滝」と西山からの眺望を組み合わせて楽しむことにしました。

ただ，「コース状況」に記した通り一部区間（林道日野奥山線の終点から「猪ノ鼻ヶ岳〜砥山の尾根」へ出るまで）が大変。それに，きょうの尾根歩きはずっと林の中。展望がちっともなくて，西山の直前までの1時間半くらいをうんざりしながら歩きました。

でも，西山からの眺望は期待通り。我慢して歩いてよかったです。

きょうのハイキングは爽やかな気候だったので半袖。咲き誇るしゃくなげ，ミツマタ（三椏），それに藤。たくさんのお花を楽しむ，清々しい一日になりました。