大荒れの東又川破線ルートから翠黛山と金比羅山 なめてたな〜

2021年04月23日(金) [日帰り]

• GPS: 07:24
• 距離: 13.9km
• 登り: 907m
• 下り: 904m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:24
• 休憩: 0:01
• 合計: 7:25

7:18 スタート地点
7:38 7:38 江文峠
13:35 13:36 翠黛山
14:43 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

江文神社の駐車場に駐車（帰って来ても1台きりだった）

コース状況／危険箇所等

東又川の林道と破線ルートは倒木で大荒れ。もうハイキングとは言えない酷いルートだった。もうここは二度と行くものか。

写真

4/23 7:18

江文神社の駐車場に車を止め道中の無事をお願いした。

4/23 7:16

江文神社の由緒書き。

4/23 7:33

旧道を通って江文峠まで歩いてきた。

4/23 7:38

更に旧道を辿る。ここは東海道自然歩道なんだな〜

4/23 7:55

静原小学校前にある田植え前の田圃はゲロゲロとうるさかった。

4/23 7:57

ここは一路、静原キャンプ場方向へ。

4/23 8:05

途中にグミの原種があった。これは熟れても渋い、囓ってみたが矢張り渋かった。

4/23 8:07

何時も車と出遭う事は無いが今朝は通勤時間帯なのか数台通り過ぎていった。

4/23 8:18

東又川の分岐、今日は右に向かう。

4/23 8:19

ここは何とか渡りきる。

4/23 8:25

この辺りの対岸は木は倒れたままで手付かずのまま。

4/23 8:30

幻の補陀落寺跡やクダラコージ山へはここから対岸のクダラコージ谷を登って行く。

4/23 8:32

ここから先の道路は今日初めて通る。

4/23 8:35

道の真ん中に倒木。

4/23 8:38

しかしその先には車の轍があった。轍より倒木の方が新しいのか？

4/23 8:40

車はここで石と土を降ろしていった様だ。

4/23 8:55

地形図上の林道終点辺りで遂に嫌な倒木帯が始まる。

4/23 8:57

崩落によって

4/23 8:57

谷まで倒木が押し寄せてきている。何処を通れば良いか解りかねる。ここから極端に進みが遅くなる。

4/23 9:09

寸断された道は何時の間にか対岸に渡っていた。

4/23 9:13

こんな斜面をボチボチ進む、いやボチボチしか進めない。

4/23 9:19

谷を渡って

4/23 9:21

道跡らしい所によじ登る。広いので元は林道？

4/23 9:30

また倒木帯。中々辛い歩きが続く。

4/23 9:30

羊歯の藪を通り

4/23 9:36

怖々丸太の上を進む。

4/23 9:43

何だ？こんな所に造林小屋が。そうすれば此処にも林道は通じていた？

4/23 9:44

中が覗けたので見ると中々広い。

4/23 9:47

こんな所は谷を進む。

4/23 9:52

谷の脇には雨露を凌げそうな岩屋がある。

4/23 9:54

更に進んだ先には二つ目の造林小屋。ここまで車が来たのかな？

4/23 9:58

この辺りの谷はまだまだ水量が豊かだ。今日は持ってないがさをを出したくなる渓相。

4/23 10:01

明らかに道跡らしい丸太の橋。

4/23 10:02

ややこしい谷はまだまだ続く。

4/23 10:10

こんな上流にも角の取れた丸い石がある。

4/23 10:13

いっぱい凹みの付いた石、不思議だな〜どうやって出来たのだろう。

4/23 10:17

倒木はまだまだ続き、ザックを降ろして潜るものもある。

4/23 10:28

ズルズル滑る崩落帯のこんな斜面を横切るのは非常に辛い。谷は進めないのでやむを得ずこんな所を横切る。

4/23 10:34

入り組んだ倒木は歩きにくい。ここまで来てもまだ亀の歩みが続く。

4/23 10:40

地図に破線の道はあるのだが。

4/23 10:44

テープはあるが道は無い。

4/23 10:52

もう嫌だが引き返すわけにも行かず。

4/23 11:02

遮二無二進んで行く。

4/23 11:31

何とかなりそうな所まで来た。

4/23 11:33

最後の二股、破線の道は右手に折れる。

4/23 11:38

谷の側に明らかに人の彫った穴が

4/23 11:38

二つ並んでいた。鉱物を採取するのに試掘したのだろうか。

4/23 11:40

何処まで行ってもこんな感じ。

4/23 11:40

もう昼前、このままでは後どれだけ時間が掛かるかも知れず、堪らず斜面を登る。

4/23 11:42

地形図には載ってないが道が出て来た。

4/23 11:44

その道も斜面の崩落と共に消えていった。

4/23 12:05

兎に角尾根道まで直登する。

4/23 12:10

尾根に出るとシャクナゲがあった。

4/23 12:11

今まで花を愛でる余裕が無かった。

4/23 12:13

こんなの見るとちょっと癒やされる。

4/23 12:17

今日初めて見る標識。

4/23 12:23

P604標高点を道は巻いていたので直登してピークに登る。

4/23 12:24

今日最初で最後のPHさんのプレート。

4/23 12:24

ピーク辺りにはシャクナゲと

4/23 12:29

イワウチワの花。

4/23 13:05

大原への分岐を過ぎる。

4/23 13:18

また新しい標識となる。

4/23 13:35

翠黛山に着いた。

4/23 13:35

山頂には別にこれと

4/23 13:36

これがあった。

4/23 13:49

また新しい標識。

4/23 14:03

残り福のヒカゲツツジ。

4/23 14:03

何とか残っていた花があった。

4/23 14:07

金比羅山の神社、此処には何か建物があった気がする。

4/23 14:08

さあ、下山するぞ。

4/23 14:09

京都市内と

4/23 14:09

大原の里を眺め

4/23 14:10

ついでに山躑躅の蕾も見ながら

4/23 14:15

下山して行く。

4/23 14:21

琴平新宮社もチラッと寄って

4/23 14:27

朝とは大違いの良い道を降りて行く。

4/23 14:28

後少し

4/23 14:37

やっと駐車地の神社に着いた。あ〜あ疲れた。

撮影機器：

PowerShot SX40 HS CANON

感想

yjin

地図を眺めていると翠黛山の西側、東又川に沿って林道と破線の長い道がある。一度歩いて見たいと思っていた。

そして今日出かけてみた。結果から言うともう二度と歩きたくない。そんな悪路だった。たいていの場合、倒木帯はそんなに長くない。しかしここは突破しても突破しても次が現れてくる。とうとう稜線の近くまでそんな状態が続いた。あの台風の直後は何処へ行ってもこんな状態だったが此処は距離も長く倒木の量も多い。多分、これからも手入れされる事も期待出来ない。苦行が好きな人以外はここに入らない方がよろしいかと。

コメント

山猫

お疲れ様でした
ご無沙汰しております。私も3年ほど前、東又川の左俣〜右俣と周回したことがありますが、その時もかなり酷い状況で、もう二度とここは通るまいと思いましたが、2018年の台風でさらに状況が悪化したようですね。
左俣も荒れてはいましたが、右俣に比べたらものの数ではないような気がします。
まさかこの谷に入られる方が他にいらっしゃるとは思いませんでした。
当時のレコです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1552031.html

yjin

Re: お疲れ様でした
yamaneko0922さん　こんにちは

なるほど、記録を拝見すると荒れている様な感じですね。そして東又川の下側の小屋に同志社と書いてあるのは気が付きませんでした。てっきり林業用の小屋だと思っていなした。東又川は時々あったツツジの他はシロネコノメソウぐらいで癒やされるものは何も無くほぼ苦行の連続でした。

多分、仰っている様に台風の影響が大きかったかと思います。土砂崩れが起因する倒木が多く、それが谷を埋め尽くし、その横になった杉の木の上を歩くのはなかなかスリルがありました。１８年の台風直後の大文字山の如意越えの道や京都北山の倒木帯歩きを思い出しました。