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Yamareco

記録ID: 310156
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ハイキング
日光・那須・筑波

◆コウシンソウ大群落・庚申山・孤高の絶滅危惧種は岩壁に咲く〜お山めぐりコース周回

2013年06月18日(火) [日帰り]
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GPS
07:00
距離
18.2km
登り
2,438m
下り
2,440m

コースタイム

08:16 登山者用駐車場
09:01 一の鳥居
09:24 鏡岩
09:50 庚申山猿田彦神社跡
09:58 庚申山荘
11:12 庚申山山頂
11:16 皇海山展望所
12:20 お山めぐりコース分岐
13:42 庚申山猿田彦神社跡
14:29 一の鳥居
15:11 登山者用駐車場
天候
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大間々市街地のはずれ(大間々警察署付近)から銀山平(登山口)まで国道122号線を35キロ。
コース状況/
危険箇所等
◆登山口・駐車場・トイレ
 ○登山者用駐車場 林道ゲートの手前100mくらいの場所。未舗装。無料。トイレなし。
  特にここが駐車場を示す案内の看板などは一切ない。一見して空き地。見た目15台程度。
  林道ゲート手前にも広場があるが、そこは転回場所と思われる。
 ※ポストは登山者用駐車場の手前50mくらいの場所にあり。

◆トイレ
 ○小滝の里公園
  水洗、無料、24時間利用可能、男性用個室故障利用不能。
  場所は銀山平に向かう途中。他、銀山平キャンプ場にあるらしいが、未確認。
 ○庚申山荘
  バイオトイレ、チップ制、未利用のため詳細不明

◆コース状況・危険箇所等
 ○駐車場〜一の鳥居
  一般車両通行止めの荒れた舗装林道の後は、未舗装林道。
  ゆるやかに登っていく感じだが、距離が3キロもあって困る。
 ○一の鳥居〜旧猿田彦神社跡
  やっと登山道に入るが、特に難しい個所はない。傾斜も緩やかで抑揚のない登りが当分の間、続く。
  途中に名前の付いた岩がいくつかあって、よいアクセントにはなっている。
 ○旧猿田彦神社跡〜庚申山荘〜庚申山〜展望所
  徐々に傾斜が増し、庚申山荘を過ぎるあたりから、岩場の通過が多くなる。
  鎖やら面倒そうな梯子が出てくる。設置場所によっては、注意が必要。
  傾斜が緩むと樹木で何にも見えない山頂。
  山頂から少し皇海山への縦走路へ進むと視界の開ける箇所があり、皇海山や日光白根山の眺望あり。
 ○庚申山〜お山めぐりコース分岐〜旧猿田彦神社跡
  お山めぐりコースは「上級者向けにて初心者はご遠慮ください」の看板が現地にあり。
  足元が心もとない個所があるも、手すり的に鎖が取り付けられていたり、
  単なる登りづらいだけの梯子があったり。
  しかしながら、登山道は極めてよく整備されている。
 ※登山道は全体的によく整備されていて、不明瞭と思われる箇所はない。
 ※移動距離はあるが、登山道の険しさが増すのは、旧猿田彦神社から先。
 ※私のGPSロガーの軌跡が勝手に谷越えなどをしているため、累積標高差がすごいことになってます。標高グラフ参照。
  本当にそんなに累積標高差があるのかという感じですが、実際には1800mくらいでしょうか。
  体感的には累積標高差は1200m〜1300mくらいに感じましたけど。

◆コウシンソウ
 お山めぐりコースの途中、岸壁にコウシンコザクラが群生している箇所があれば、その中に混ざって一緒に咲いている。
 あと庚申の岩戸のフチにも少々。他、群生している箇所は、メッセージをいただければご案内します。

◆温泉 ※利用可能時間、料金は変動の可能性ありのため要確認
 ○国民宿舎かじか荘 10:30-20:00 \600
  http://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/totigi/209041.html
  今年に入ってからいろいろとあったようで公式サイトは消えているようです。

◆バッチ
 特に探していないですけど、国民宿舎かじか荘には売っていませんでした。
銀山平の手前にある小滝の里公園の公衆トイレ。男性用個室は故障で使用不可。小屋前にある水道で手を洗えたりする
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銀山平の手前にある小滝の里公園の公衆トイレ。男性用個室は故障で使用不可。小屋前にある水道で手を洗えたりする
小滝の里公園の駐車場。これなら車中泊できるわな
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小滝の里公園の駐車場。これなら車中泊できるわな
登山者用駐車場の手前にあるポスト。届出を出すのが不安になる見た目
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登山者用駐車場の手前にあるポスト。届出を出すのが不安になる見た目
なんの案内の看板もない登山者用駐車場。平日で小雨が降っているというのに、そこそこな車の台数。コウシンソウ誰しもが見たさか
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なんの案内の看板もない登山者用駐車場。平日で小雨が降っているというのに、そこそこな車の台数。コウシンソウ誰しもが見たさか
少し歩くと一般車通行止めのゲート。左の看板には「皇海山への登路は藪が繁茂して慣れたハイカーでも要注意」みたいなことが書いてあります
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少し歩くと一般車通行止めのゲート。左の看板には「皇海山への登路は藪が繁茂して慣れたハイカーでも要注意」みたいなことが書いてあります
つぶつぶの花
舗装路が未舗装路に。一の鳥居まで3キロくらい。走っちゃおっかなーみたいな
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舗装路が未舗装路に。一の鳥居まで3キロくらい。走っちゃおっかなーみたいな
紅葉絶佳の庚申渓谷らしいです。確かにこれがマッカッカになったら刺激的
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紅葉絶佳の庚申渓谷らしいです。確かにこれがマッカッカになったら刺激的
細かい岩がごろごろしていて、天狗の投石だそうで
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細かい岩がごろごろしていて、天狗の投石だそうで
一の鳥居到着。やたらに長く感じたなあ
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一の鳥居到着。やたらに長く感じたなあ
巨木というほどでもないか。生え方としては面白いけど
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巨木というほどでもないか。生え方としては面白いけど
コケリアンの世界
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コケリアンの世界
鏡石。人間の娘が大猿の嫁になったら、いつしか姿まで猿になってしまったという昔話つきの岩
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鏡石。人間の娘が大猿の嫁になったら、いつしか姿まで猿になってしまったという昔話つきの岩
夫婦カエル岩。正面から見るとただの岩
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夫婦カエル岩。正面から見るとただの岩
上から見ると…。少子高齢化阻止の様相を呈している
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上から見ると…。少子高齢化阻止の様相を呈している
旧猿田彦神社跡にあるお山めぐりコースの案内。そんなにいろんな岩があったのか。気づいたのは、めがね岩くらいだった
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旧猿田彦神社跡にあるお山めぐりコースの案内。そんなにいろんな岩があったのか。気づいたのは、めがね岩くらいだった
庚申山荘。右手前にはバイオトイレ。立派な作りだ。中には管理人室があったが、無人だった。
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庚申山荘。右手前にはバイオトイレ。立派な作りだ。中には管理人室があったが、無人だった。
庚申山荘の使用料金
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庚申山荘の使用料金
鮮やかすぎるクリンソウ
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鮮やかすぎるクリンソウ
コウシンソウはこれか?
クワガタソウっぽいなあ
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コウシンソウはこれか?
クワガタソウっぽいなあ
見上げる岩壁。コウシンソウはこのような場所を好むとか
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見上げる岩壁。コウシンソウはこのような場所を好むとか
それとも、これか…これはコウシンコザクラ。このあたりの固有種とかで、これはこれで珍しいらしい。いっぱい咲いているけど
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それとも、これか…これはコウシンコザクラ。このあたりの固有種とかで、これはこれで珍しいらしい。いっぱい咲いているけど
こんなような、岩の割れ目を進みます
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こんなような、岩の割れ目を進みます
何やら、おかしな階段のような梯子のようなものが出てきた
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何やら、おかしな階段のような梯子のようなものが出てきた
これも、コウシンソウではないな
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これも、コウシンソウではないな
あの梯子は、極端に登りづらいです
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あの梯子は、極端に登りづらいです
シロヒモ
カラマツソウっぽいなあ
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シロヒモ
カラマツソウっぽいなあ
咲いてないね。コウシンソウ。雨の中を登っているんだから、少しくらいはお姿を見せてくださってもよろしいんではないでしょうか
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咲いてないね。コウシンソウ。雨の中を登っているんだから、少しくらいはお姿を見せてくださってもよろしいんではないでしょうか
やっとこ、視界が開ける。足尾のほう
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やっとこ、視界が開ける。足尾のほう
歩きやすくなってきた
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歩きやすくなってきた
これも足尾のほう。山深いところだね
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これも足尾のほう。山深いところだね
イカスコケリアン
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イカスコケリアン
そして庚申山山頂。なんも見えまっせん
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そして庚申山山頂。なんも見えまっせん
山頂から少し進んだ展望所からの、皇海山と鋸山
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山頂から少し進んだ展望所からの、皇海山と鋸山
日光白根のほう
男体山のほうだと思うのですが、どれが男体山だかわからん
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男体山のほうだと思うのですが、どれが男体山だかわからん
皇海山ズーム。栗原川林道がなければ、皇海山も登って感慨深い山になるんだろうに
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皇海山ズーム。栗原川林道がなければ、皇海山も登って感慨深い山になるんだろうに
山肌にきれいなところ
3
山肌にきれいなところ
日光白根ズーム
鋸山ズーム
少し残っていた
シャクナゲっぽいなあ
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少し残っていた
シャクナゲっぽいなあ
帰りにコウシンソウ大群落を見つけた場所
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帰りにコウシンソウ大群落を見つけた場所
あったじゃあい!
みさらせい!
これがコウシンソウじゃああ!
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あったじゃあい!
みさらせい!
これがコウシンソウじゃああ!
コレだよ、コレコレ。
コレコレ詐欺にご用心!
(↑特に意味なし)
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コレだよ、コレコレ。
コレコレ詐欺にご用心!
(↑特に意味なし)
下側の花弁が、ベロベェロ〜ン!
ナァァメェタァアアアイ!!
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下側の花弁が、ベロベェロ〜ン!
ナァァメェタァアアアイ!!
コウシンコザクラの大群落に混ざって咲いている
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コウシンコザクラの大群落に混ざって咲いている
心憎いほどに目の高さ。心行くまで存分にマクロ撮影
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心憎いほどに目の高さ。心行くまで存分にマクロ撮影
無理な姿勢でマクロ撮影しなくてもいい場所に、たっぷり
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無理な姿勢でマクロ撮影しなくてもいい場所に、たっぷり
特別天然記念物コウシンソウは、庚申山と日光の一部にしか自生していない世界的にも珍しい食虫植物にして絶滅危惧種…って貰ってきたパンフレットに書いてありました
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特別天然記念物コウシンソウは、庚申山と日光の一部にしか自生していない世界的にも珍しい食虫植物にして絶滅危惧種…って貰ってきたパンフレットに書いてありました
ちっちゃいんです。私の美しすぎる短小な指とご比較ください
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ちっちゃいんです。私の美しすぎる短小な指とご比較ください
ここより密生して咲いているところはなかった
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ここより密生して咲いているところはなかった
どういうわけかホウオウシャジンを初めて見た時よりも感慨深い
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どういうわけかホウオウシャジンを初めて見た時よりも感慨深い
ああ! お花の甘い香りに誘われて一匹のお虫が、入ってしまっている! 食べられてしまうのだろうか? いや、そこからは食べないかな
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ああ! お花の甘い香りに誘われて一匹のお虫が、入ってしまっている! 食べられてしまうのだろうか? いや、そこからは食べないかな
コウシンコザクラのドアップ。こればっかり、やたらに咲いている。
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コウシンコザクラのドアップ。こればっかり、やたらに咲いている。
えー。足尾のほう
2
えー。足尾のほう
今週の白骨
今度は日光のほう
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今度は日光のほう
マイズルソウ
お山めぐりコースへの分岐
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お山めぐりコースへの分岐
この鉄梯子を見たときは、びびった。その先に進むのかと。確かに上級者向けだなと思っていたら、そっちはコースではなかった。なんで、あの場所にいらん梯子が? なんて、小憎らしい演出だろうか
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この鉄梯子を見たときは、びびった。その先に進むのかと。確かに上級者向けだなと思っていたら、そっちはコースではなかった。なんで、あの場所にいらん梯子が? なんて、小憎らしい演出だろうか
上級者向けといっても、こういうのが数か所出てくるくらい。
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上級者向けといっても、こういうのが数か所出てくるくらい。
険しさを表現したかったのですが。なんだか、よくわからない登山道の写真。
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険しさを表現したかったのですが。なんだか、よくわからない登山道の写真。
庚申の岩戸。岩戸のフチに少しだけコウシンソウ
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庚申の岩戸。岩戸のフチに少しだけコウシンソウ
それがこれ。脇にはもう花弁が落ちてしまった株も
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それがこれ。脇にはもう花弁が落ちてしまった株も
たぶん、何かの名前がある岩壁なのでしょう
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たぶん、何かの名前がある岩壁なのでしょう
一見、険しそうですが、そうでもなく
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一見、険しそうですが、そうでもなく
ヤマオダマキ
シロハナ
これ、さっきもあったな
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シロハナ
これ、さっきもあったな
これも、名前のついている岩壁でしょう
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これも、名前のついている岩壁でしょう
ああいう鉄梯子も、以前は怖かったっけなあ
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ああいう鉄梯子も、以前は怖かったっけなあ
めがね岩。これは岩にプレートが付いていたが、プレートが付いていなくても名前はわかった。めがね岩以外ないね
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めがね岩。これは岩にプレートが付いていたが、プレートが付いていなくても名前はわかった。めがね岩以外ないね
縁?結び? 女偏に? こんな字あったっけかな? 造語? 女性に縁があるという意味だろうか。是非、縁がありたいので、とりあえず、祈っておくことにした。
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縁?結び? 女偏に? こんな字あったっけかな? 造語? 女性に縁があるという意味だろうか。是非、縁がありたいので、とりあえず、祈っておくことにした。
トゲトゲしい、あんまりキレイでない花
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トゲトゲしい、あんまりキレイでない花
造作もない
痩せているけど、難なく通過。スッパァァァーーッ!っとね!
2
痩せているけど、難なく通過。スッパァァァーーッ!っとね!
あの梯子、どうにかならないもんですかね。歩きづらくて仕方ない
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あの梯子、どうにかならないもんですかね。歩きづらくて仕方ない
ヤマオダマキの別株
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ヤマオダマキの別株
ここにもコウシンソウが。
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ここにもコウシンソウが。
頭上の岩場に張り付くようにして咲いてるので、無理な姿勢でマクロ撮影。うまく撮れない
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頭上の岩場に張り付くようにして咲いてるので、無理な姿勢でマクロ撮影。うまく撮れない
最後の面倒な梯子
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最後の面倒な梯子
嶺峯山荘の近くにあった無名の滝。コケリアンがいい感じ
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嶺峯山荘の近くにあった無名の滝。コケリアンがいい感じ
嶺峯山荘。人の声が聞こえたが周囲に人影は見えず。扉は外から戸を立てて中からは開かないようになっていたし。でも確かに女性の声が聞こえた。ああ!怖い!
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嶺峯山荘。人の声が聞こえたが周囲に人影は見えず。扉は外から戸を立てて中からは開かないようになっていたし。でも確かに女性の声が聞こえた。ああ!怖い!
なんだか、よくわかりませんが、シカです。カメラを向けると逃げます
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なんだか、よくわかりませんが、シカです。カメラを向けると逃げます
庚申七滝というのがあるので、少し登山道をはずれてみるかのう
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庚申七滝というのがあるので、少し登山道をはずれてみるかのう
すぐ通行止めだった。引き返すかな
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すぐ通行止めだった。引き返すかな
国民宿舎かじか荘にて日帰り入浴。庚申山や皇海山に登ったら付近にはここしかないね。今年の初めころに、いろいろあったようで、4月から営業再開していたそうです
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国民宿舎かじか荘にて日帰り入浴。庚申山や皇海山に登ったら付近にはここしかないね。今年の初めころに、いろいろあったようで、4月から営業再開していたそうです
露天には、すでに嬉しすぎる先客が。ご一緒に入ってもヨカですか?
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露天には、すでに嬉しすぎる先客が。ご一緒に入ってもヨカですか?
シィィカーーーーァァァッ!!!!
かじか荘で入浴したあと、駐車場で4時間くらい寝てしまい、とっぷり日が暮れてから帰る。道路脇には無数の猛獣達の目が妖しく光っていた。
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シィィカーーーーァァァッ!!!!
かじか荘で入浴したあと、駐車場で4時間くらい寝てしまい、とっぷり日が暮れてから帰る。道路脇には無数の猛獣達の目が妖しく光っていた。
というわけです…前にもやったっけなあ、これ。へっへっへっへっへっ、またまたやらせていただきましたァン!
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というわけです…前にもやったっけなあ、これ。へっへっへっへっへっ、またまたやらせていただきましたァン!

感想

私は何かを目論んでいる。それはナニか? 秘密である!

さて。庚申山なんですけども。日帰りで行くには近いし。
山自体もけっこう険しいし。移動距離もあるしです。
でも、特別天然記念物のコウシンソウが咲く山なので、一度は行ってみたいと思っておりまして。
コウシンソウは庚申山と日光の一部にしか自生していない世界でも珍しい食虫植物だそうで。
しかしながら、コウシンソウが咲くのは、梅雨時。
このジメジメシトシトの時期にしか咲かない食虫植物を、絶滅危惧種を見たいというわけでして。
小雨の降りしきる中を、カッパも着ずに登ってまいりました。
コウシンソウは岩壁に張り付くように咲いているうえに、サイズがやたらに小さいので、見つけるのは一苦労。
まず、登山道上で咲いていそうな岩壁の下部には、だいたい岩壁へと接近する踏み跡があったりします。
そっちのほうにコウシンソウが咲いてやしないかと調査した跡なんでしょうけど、ほとんどの踏み跡が罠です。
たどってもコウシンコザクラの群落があるくらいで、コウシンソウは見当たりませんでした。
いや、あったのかな。小さくて見つからなかっただけなのかも。
そのようなわけで、熱心に探してはいるものの、まったく見つけられないままに、山頂まで到達してしまいました。
いったい、どこに咲いているのだろうか、このまま見つけられずに下山となってしまったアカツキには、せっかく小雨の降りしきる中を出向いてきた甲斐がなくなってしまうのではないかと、猛烈に悪い予感がしてきたのですが。
降りているに、ちょっくら気になった岩のほうへと行ってみますと。うっすらとついた踏み跡の先には、足場もしっかりした岩壁にピンクのコウシンコザクラの大群落が。
そこでよく目を凝らしてみると。あった。ありましたわ、コウシンソウが。それも大量に。群落と言って過言ではないくらいに。
他の場所でも咲いている場所はあったが、目の高さに咲いていたのは、ここだけだった。
私は大満足の大撮影をして、山を下りるのであった。

お山めぐりコースは、梯子のような階段のようなよくわからないモノの通過にだけ気をつかえば、それほど難儀するほどでもなかったような。
でもまあ、手を放すと大けがするような箇所もあったような気配なのです。
ですが。庚申山に登ろうとするまったくの初心者の方はまずいないでしょうから、庚申山に登ろうと考える人であれば、お山めぐりコースは難なく通行できるものと思われます。
この山は抑揚のない退屈な林道歩きが長いのが難点。

庚申山!
ぼくには梅雨時に登らなければならない理由がある!
それは絶滅危惧種を見守るため、コウシンソウを見守るため!

温泉。
登山口近くにある国民宿舎かじか荘にて日帰り入浴。入浴後、疲れが出たのか、4時間ほど駐車場で寝てしまった。

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コメント

こんにちは、moglessさん
何を目論んでいるのでしょうか、いい加減に白状したら・・・(w

何となく想像はつきますけれども、何を考えたかは秘密です。
それにしても、今回の先客は以前と同じ方のようにも見えるのですが、どうでしたか?
2013/6/22 9:06
1955さん、こんばんは
目論んでいることは、ご推察の通りでございます。
あと半月もしないうちに、出航いたします。
上陸急襲・強行日程連続車中泊連日登山です。
次のレコは、たぶん、そして残った山になる予定です。
しばらくレコが更新されなくなりましたらが、クマに齧られたか、
沢に流されたものと思って、私のご冥福をお祈りください。

先客の写真はかじか荘の看板の写真です。
前回のは切明温泉の看板の写真なので、今回のとは違います。
代表写真にしなかったからか、あんまりウケなかったのが、心残り。
2013/6/24 1:16
ゲスト
コウシンソウにしましたか〜。
梅雨時にしか咲かない花。
ツクモグサ、コウシンソウ 
どちらも観に行くには難行苦行が求められますから大変ですね。

コウシンソウ、あの長〜い林道歩きがなければかなり楽なんですが
あの歩きで付加価値が付くのでしょうか。
見つけた時の喜びが倍増しますからね。

私はお山めぐりコースから歩きましたが山頂直下の群落は嬉しかったです。
やはり下山時に見つけました。

来年は八ヶ岳のツクモグサ…行ってください。
2013/6/24 17:12
OBABAさん、こんにちは
イエッサァ!!! コウシンソウでぇええす。
ツクモグサもお目にかかりたいとは思ったのですが、いかんせん、公開される八ヶ岳レコの多いこと。
どうせなら、私が登る直前まで今年に入ってからのコウシンソウのレコのなかった庚申山のほうが面白いかなあと。
帰ってきたら、2〜3日前の庚申山のレコが公開されていて、まさにドンピーシャな時期だったのだと大変、満足しております。

他に梅雨花の候補がもう一つあったのですけど、それはまた来年ということで。
本当は、今日、そこへ行く予定だったのですけど、アクセスする林道が通行止めだとかで断念しました。

庚申山は、登っている時はそうでもなかったのですけど、帰ってきてから移動距離と標高差を見て愕然としました。
そんなに険しかったのかと。これだけ険しければ、八ヶ岳の主峰群を大周回するのとあまり変わらないではないかと。

来年こそは、八ヶ岳大周回とツクモグサを堪能したいと思います。
2013/6/24 19:33
プロフィール画像
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技術レベル
3/5
体力レベル
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