旭岳

2013年06月12日(水) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 5.9km
• 登り: 698m
• 下り: 690m

コースタイム

8:15ロープウェイ姿見駅 - 8:30石室8:35 - 11:05旭岳頂上11:50 -
13:25石室13:45 - 14:00ロープウェイ姿見駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新千歳から道東道占冠IC経由で旭岳温泉へ
旭岳温泉で前泊
道央道を行くほうが時間的には少し早いかもしれないが、
道東道経由のほうが距離も短く、富良野、美瑛を通過するので退屈しない
何より高速料金が安くて済む

コース状況／危険箇所等

旭岳ロープウェイはこの日の山麓駅始発が8:00でしたが、
6月15日からは6:00始発になります

姿見駅周辺は例年になく残雪が多く、石室の上まで雪道でした
姿見の池もまったく水面は見えなく雪に埋もれていました
石室から上も夏道はところどころ雪道になり、4か所ほど雪の斜面を登ります
雪質は良く、表面は柔らかいが下はある程度締まっています
軽アイゼンも必要なく、つま先を蹴り込んで、ツボ足でOKでした
この日は最高の天気で暑く半袖でも良いくらいで、雪道の登りは涼しくて良かった
7合目くらいから上は登山道に雪はなく夏道になります
山頂からは大雪山の大きさを実感できる素晴らしい眺望で、
遠く雄阿寒岳と雌阿寒岳、阿寒富士の連山がくっきりと視認できました

下りはできるだけ夏道は避けて雪上を下りましたが、
雪質が程よく、一歩で1m位下り雪のクッションで膝にも優しく、
まるで砂走りを駆け降りるようでした
夏道の火山礫はスリップしやすく、気を遣いますが雪道で楽をしました

写真

6/14 7:42

北海道の夜明けは早い

6/14 7:44

ロープウェイ山麓駅近くに咲くエゾノリュウキンカ

6/14 7:46

ミズバショウ

6/14 8:03

姿見駅付近

6/14 8:05

雪解けの地に高山植物

6/14 8:06

仰ぎ見る神々しい旭岳、まさにカムイミンタラ

6/14 16:52

石室

6/14 16:55

6/14 17:06

6/14 8:16

6/14 8:20

雪質はちょうど良く歩きやすい

6/14 8:22

6/14 8:23

左から、トムラウシ、オプタテシケを先頭に十勝岳、遠く芦別岳、夕張岳と素晴らしい眺め

6/14 16:59

6/14 8:24

6/14 8:26

忠別湖

6/14 8:27

6/14 8:28

6/14 8:29

6/14 8:32

高度を上げるとさらに美しい眺め

6/14 8:34

6/14 8:36

もう夏道に雪はない

6/14 8:39

6/14 8:41

金庫岩が目立つ

6/14 8:42

6/14 8:44

数十兆円は入る大きな金庫

6/14 8:46

6/14 9:34

6/14 9:35

北海道一高いところに着いた

6/14 9:35

6/14 9:36

6/14 9:37

6/14 9:38

6/14 9:40

広い火山礫の頂上は大雪山の盟主にふさわしい

6/14 9:42

6/14 9:44

6/14 9:49

下りはできるだけ雪上を歩く（駆ける？）膝にやさしい雪のクッション

6/14 9:50

6/14 9:53

6/14 9:57

さようなら！旭岳、また来ます

6/14 10:04

忠別湖と旭岳

撮影機器：

D600 ニコン

感想

kazkaz39

梅雨のない北海道とはいえ素晴らしい快晴の空に気分も爽快
旭川の気温は30度超え、旭岳温泉でも早朝から暑いくらいです
ロープウェイ山麓駅始発8:00の便で姿見へ上がります
今年の大雪山系は残雪が記録的な多さで姿見も雪だらけでした
レンタル長靴なども用意してありましたが、観光客はまばらです
石室まですべて雪道で雪はかなりくさっておりベチャベチャのところもあります
少し上に行くと雪質もよく、ツボ足で登り、夏道より歩きやすいくらいです
全行程尾根筋の登りはトムラウシや十勝岳、芦別岳など素晴らしい眺望です
頂上に着くと北鎮、白雲など大雪山の峰々が並び、大雪の大きさを実感できました
さらに遠く日高山脈や雄阿寒岳、雌阿寒岳が霞もなくくっきりと見えています
北海道一の高さの山ですから、周り中が見えて当たり前ですが、
北海道は大きいと改めて驚きます

この時期、本州は梅雨で鬱陶しいのですが、北海道は梅雨もなく、
観光客も少なく、したがって宿泊やレンタカーなども格安で穴場といえます
広々とした北海道に来て、雄大な大雪山系を歩くととても癒されます
特に姿見から見上げる旭岳は神々しささえも感じます
また来年も必ず来ると思います