三沢山 急斜面を覆う激藪に恐れを為し敗退(T_T)

2021年04月24日(土) [日帰り]

• GPS: 04:32
• 距離: 11.5km
• 登り: 999m
• 下り: 995m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:32

10:16 県道駐車場所
11:34 11:36 林道終点
12:39 12:45 尾根到達
13:14 13:16 敗退地点
13:41 13:55 林道終点
14:48 駐車場所

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

須坂市街から高山村の「宮関」集落を目指し
通過後、左側の通行不能の看板の出ている県道に入ります
道なりに行き、路肩の広い個所に駐車

コース状況／危険箇所等

・駐車場所〜林道終点
緩やかな登り
道跡が次第に背の高い笹薮に覆われて行きます
一度道跡から外れ、沢に迷い込み、引き返しました
道跡が不明で、いい加減に歩いている箇所もありますが
概ね方向を間違えなければ問題ないと思います
・林道終点〜敗退地点
車の転回場所も兼ねた林道終点からしばらくは道跡明瞭
ショートカットの積りで小さな沢を登り始めると
谷が狭まり急斜面になった為、東の尾根に取り付きました
登りは樹林帯で笹がなく、獣道を発見し、助かりましたが
尾根を下って予定のコースに戻るのが密藪の急斜面で難儀
そして、谷底に着いてみると期待していた道跡は既になく
沢沿いを密藪が覆い尽くしており、前進を断念
地図上に破線はありますが、既に廃道状態です

写真

4/24 10:17

左側の広い路肩に駐車
藪漕ぎかも？と不安を胸に出発

4/24 10:24

歩き始めのこの辺りは笹がまばらで、道跡も明瞭

4/24 10:25

スミレが満開♪

4/24 10:31

窪んでいるから道とわかるけれど、もう平泳ぎの世界です(:_;)

4/24 10:40

川と化した道は笹も生えないのか？単に日陰なだけ？

4/24 11:05

高山村の森林標識
何もないより嬉しいけれど

4/24 11:15

右手に沢

4/24 11:17

濡れた丸木橋は敬遠し、近くを渡渉。水量が少ないので有難いです

4/24 11:29

れれっ(*_*)
車が通っていそうな林道に出ちゃいました！

4/24 11:31

林道分岐
右は里に下っていく感じなので、当然左に行きます。地図で見ているだけでは、本当に道の様子は窺い知れません！

4/24 11:32

緩やかな登り勾配で、車も通行している様子

4/24 11:34

林道終点
車の回転場所でもあるのか、広場になっています。端に一台位は駐車できそう。

4/24 11:35

テープが張ってあります。この先、車両進入禁止の意味？

4/24 11:42

可愛らしい滝が幾つもあり、飽きません

4/24 11:42

水が涼し気に感じる季節になりました

4/24 11:47

近くの集落の名前でしょうか？

4/24 12:39

谷を一つ間違えました
沢が狭まり、獣道を辿って右側の急斜面を登り、東の尾根に到達。急斜面の登りに疲れ、背丈ほどある笹藪を漕いで下って更に疲れ、ようやく予定の登山道コースに復帰(:_;)

4/24 13:03

完全に踏み跡などない沢です！

4/24 13:14

頭上に激藪
急坂を密に覆い尽くす藪にはもう入りたくありません！と言うことで、本日ここで敗退！

4/24 13:36

振り返った道跡
場所によっては道跡がはっきり確認出来ます。でも、どうしても外れてしまうのは何故？

4/24 13:41

林道終点に帰還

4/24 13:50

やれやれ、ひと安心

4/24 13:55

人心地が付き、コーヒーブレイク後、下山開始

4/24 14:04

帰りはずっと林道経由で帰ります。藪漕ぎはもううんざり(T_T)

4/24 14:07

林道脇にひっそりと鳥居と祠。無事に帰れたことを感謝しなければ(^^ゞ

4/24 14:14

林道蕨平線だったのですね

4/24 14:25

振り返った三沢山方面

4/24 14:28

妙覚山と桜
里から眺める山々は、しみじみ長閑に感じます

4/24 14:36

蕨温泉
敗退して意気消沈しており、今日は寄りません(T_T)

4/24 14:38

見事な芝桜
近くで見ると薄紫なのが綺麗♪敗退しましたが、花に慰められました。計画を練り直し、次のチャンスを狙います！

感想

kyom4

地図上に存在する破線道が果たして今歩けるのか？
自宅近くのあちこちの里山を歩いていて感じるのは
実際に歩いてみないと、現在の様子が分らないという不安です。
今回歩こうとしたコースも、想像以上に道跡が不明瞭になっており
諦めざるを得ませんでした。

先ず駐車場所からすぐの登山道は、道跡は微かに分かるものの
次第に笹藪が濃くなり、藪漕ぎを強いられました。
一旦は林道に合流し、淵ノ沢川に沿う緩やかな道に、
やれやれと思ったのも束の間、林道終点から先で、
一つ谷を間違え、沢を詰めてしまったのも大きなミス、
尾根を一つ乗り越えるのに時間と体力を随分奪われました。

急斜面の密藪を必死に掻き分け、淵ノ沢川に下りると
既に川辺に登山道らしき跡は発見できず、
沢が急斜面と化した密藪を見上げる地点で、潔く撤退を決意！
帰りも道跡と思しき地点まで、沢下りに近い渡渉を繰り返し、
水量が少なかったのが幸いだったと思います。

谷底を行く登山道は、必ず沢が急勾配になると
尾根に出る迄、夥しい倒木に遮られ、困難な場合が多く、
例え笹藪を漕いだとしても、尾根を歩いた方が遥かに楽だと
今回はっきり教えられた気がします。
一体どれだけこの事実に気づくまで時間がかかっているかと思うと
自分の学習能力の低さに腹が立ちますが(^^;
次回は、尾根歩きでリベンジしてみたいと思います。