記録ID: 3108909
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ハイキング
祖母・傾
アケボノツツジと大崩山
2021年04月25日(日) [日帰り]
MISB
その他3人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:19
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,418m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 8:14
リンドウの丘経由で大崩山はショートカット。袖ダキから上ワクのルートはこれまでの不安定なアルミ階段から頑丈なステンレス製に改造されていたので安定した歩行ができました。象岩から坊主岩のルートはやはり不安定なアルミ製の階段やロープ個所も多い為、慎重なステップが求められます。雨天時は慎重の上にも慎重を。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
九州屈指の岩峰群と急傾斜の連続の為に階段やロープ多数あり。危険個所は多いが慎重に足元の確認を行えば問題なく、爽快な登山が楽しめる。 ◇ポイントは祝子川の渡渉。 上流のワク塚分岐地点では大岩を飛び渡る必要あり(できれば経験者同行が望ましい) 下流の大崩山荘前では慎重に岩を確かめれば足場が見つかるが、これも水量の少ない場合であり、水量が多ければ濡れること必至。 現在は水位が低下中であったが雨後は気を付けたい。 |
その他周辺情報 | 祝子川温泉・美人の湯(510円/大人) |
写真
装備
MYアイテム |
MISB
重量:-kg
|
---|
感想
わかっていましたが本当に体力の要る山でした。
歩行距離に対する累積標高差が圧倒的に高いコースは、その急勾配の様子がGPSログデータからも読み取れます。下山翌日は腕が筋肉痛、激戦の後を物語るようです。
お目当ての(ツクシ)アケボノツツジは下から上までほぼ満開状態、これ以上ないグッドタイミングでした。どこを見渡してもほかの花が見当たらない中、アケボツツジのだけが独り勝ちという植生に驚きました。貧栄養の花崗岩土壌に対する耐性が異常に強い訳は何なのでしょうか。不思議な光景です。
それにしても眼前に迫りくる花崗岩の迫力には終始圧倒されました。どこを切り取っても絵になる光景ばかりです。1,500万年の永い年月が造り上げた芸術品。
年齢と体力を考えると、これが最後の大崩山かもしれないと思いつつ歩きました。しかし時間がたつとまた行きたくなりそうな気がします。
最後に思うのは祝子川の渡渉についてです。以前は橋が架かっていたとの話を聞きましたが流されて以降、大岩を飛んで渡らねばなりません。荷物を背負っているので着地の時にバランスを崩すのが怖いです。これからもこの岩峰群を一目見ようと多くの登山者が訪れることでしょうが、安全に渡ることができる方法を講じてもらえば、多くの方が喜ぶのではと感じました。
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コメント
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MISBさん、こんばんわ。
これが小積ダキですか。なんと素晴らしいことか 。
大学の時少し岩登りをしていまして、「日本の岩場(yellow book)」に小積ダキが載っています。
これから岩登りを再開する気持ちは全くありませんが、この小積ダキの岩壁を見たいです。
箱庭的と言われますが、日本には本当に多種多様の素晴らしい場所が沢山ありますね。
fujikitaさんこんばんは。
コメントありがとうございました。
岩登りをされていたんですか、尊敬します。
高所恐怖症ではありませんが、岩登りはとても怖くて挑戦したい気持ちが湧いてきませんでした。
小積ダキがその世界で有名だったとは知りませんでした。
現地でもメンバーと落差はどれくらいあるんだろうね?と話をしましたが、とにかく圧倒的な岩壁です。全山花崗岩でできていて見事です 。
ぜひ見に行ってみてください。
MISBさん
こんにちは😃
はじめまして。
前日に安全な宇戸内ルートで登ってました。
岩場がすごいとは聞いていましたがなかなかの景色ですね。
前日の頂上はガスガスで全く見えなかったんですが、こんな景色が拡がっていたんですね。
こちらのルートもアケボノツツジがある様で。
ボルダリングをやってるのでこのレコ見て再訪しようと決めました。
楽しませて頂きありがたいございました。
Gen-chansanこんにちは。そして初めての会話ですね。
時々マイページも覗いてもらっていたようでありがとうございます。
前日に反対側のルートから登られていたんですね。
兵庫からの出張を利用して登られていることにとても驚きました。
大崩山は九州屈指の岩壁の山で、九州の人間でも体調を整えてから挑まなければ、気楽には登れない山です。上のコメントでfujikitaさんが紹介されているように、国内でも知られた岩壁だそうです。
是非今度は正面から登ってください。レコを楽しみにしています。
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