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Yamareco

記録ID: 3108909
全員に公開
ハイキング
祖母・傾

アケボノツツジと大崩山

2021年04月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
MISB その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:19
距離
9.2km
登り
1,418m
下り
1,402m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
2:48
合計
8:14
6:12
25
6:37
6:37
23
7:00
7:05
72
8:17
8:41
19
9:00
9:18
20
9:38
10:04
6
10:10
11:10
22
11:32
11:41
42
12:23
12:31
21
12:52
13:10
51
14:01
14:01
25
14:26
14:26
0
14:26
ゴール地点
リンドウの丘経由で大崩山はショートカット。袖ダキから上ワクのルートはこれまでの不安定なアルミ階段から頑丈なステンレス製に改造されていたので安定した歩行ができました。象岩から坊主岩のルートはやはり不安定なアルミ製の階段やロープ個所も多い為、慎重なステップが求められます。雨天時は慎重の上にも慎重を。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東九州自動車道経由、往路は県道207号線(祝子川左岸を北上)したが、帰りは美人の湯下から山越え路線(黒滝、長野トンネル経由)で下赤へ出て、国道326号線を北川I.Cまで南下する経路が早かった。(現地の方の案内で)
コース状況/
危険箇所等
九州屈指の岩峰群と急傾斜の連続の為に階段やロープ多数あり。危険個所は多いが慎重に足元の確認を行えば問題なく、爽快な登山が楽しめる。
◇ポイントは祝子川の渡渉。
上流のワク塚分岐地点では大岩を飛び渡る必要あり(できれば経験者同行が望ましい)
下流の大崩山荘前では慎重に岩を確かめれば足場が見つかるが、これも水量の少ない場合であり、水量が多ければ濡れること必至。
現在は水位が低下中であったが雨後は気を付けたい。
その他周辺情報 祝子川温泉・美人の湯(510円/大人)
夜明け前の祝子川河畔をひた走ります。
ここはマラソンで有名な宗兄弟やバルセロナで銀メダルを取った森下選手らがトレーニングを積んだ「オリンピア・ロード」です。
2021年04月26日 23:46撮影
4
4/26 23:46
夜明け前の祝子川河畔をひた走ります。
ここはマラソンで有名な宗兄弟やバルセロナで銀メダルを取った森下選手らがトレーニングを積んだ「オリンピア・ロード」です。
狭い登山口付近になんとか駐車場所を見つけた後、次の難関は祝子川渡渉です。
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狭い登山口付近になんとか駐車場所を見つけた後、次の難関は祝子川渡渉です。
リーダーがまず先陣を切る。
それにしてもこの清流の美しいこと。
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リーダーがまず先陣を切る。
それにしてもこの清流の美しいこと。
全員が渡り終え見上げる和久塚。
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全員が渡り終え見上げる和久塚。
しばらくは森林コース。
3
しばらくは森林コース。
袖ダキへの登り。
2
袖ダキへの登り。
ここまで2時間、やっと岩場へ出ました。
思わず顔がほころぶ!
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ここまで2時間、やっと岩場へ出ました。
思わず顔がほころぶ!
正面に小積ダキ、雄大です。
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正面に小積ダキ、雄大です。
右手に下ワク(下和久塚)
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右手に下ワク(下和久塚)
声を失うほどの絶景。
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声を失うほどの絶景。
下ワクへ上がりましょう。
1
下ワクへ上がりましょう。
ステンレス製の梯子は安定度抜群。
感謝です。
2021年04月26日 23:47撮影
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4/26 23:47
ステンレス製の梯子は安定度抜群。
感謝です。
常に先陣を切るRD
2021年04月26日 23:46撮影
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常に先陣を切るRD
ここからはアケボノツツジのオンステージ。
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ここからはアケボノツツジのオンステージ。
この色、この形、見とれてしまいます。
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この色、この形、見とれてしまいます。
大歓迎してくれている。
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大歓迎してくれている。
岩峰群も歓迎してます。
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岩峰群も歓迎してます。
中ワク参上
アップで
中ワクから上ワク参上。
6
中ワクから上ワク参上。
谷間の石柱も面白い。
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谷間の石柱も面白い。
これは上ワクの後ろ姿。
5
これは上ワクの後ろ姿。
上ワク山頂から見える不思議な岩。
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上ワク山頂から見える不思議な岩。
順光で見るアケボノもきれい。
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順光で見るアケボノもきれい。
逆光はさらにきれい。
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逆光はさらにきれい。
アップで。
花柄、シベ共に無毛のなので、分類では「ツクシアケボノツツジ」となる。本州の「アカヤシオ」類似。
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アップで。
花柄、シベ共に無毛のなので、分類では「ツクシアケボノツツジ」となる。本州の「アカヤシオ」類似。
リンドウの丘を経由し、対面の小積ダキコースへ。
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リンドウの丘を経由し、対面の小積ダキコースへ。
マンサクがまだ残ってました。
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マンサクがまだ残ってました。
先ほど通過した上、中、下、和久塚が一望です。
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先ほど通過した上、中、下、和久塚が一望です。
中ワクてっぺんに人がいますネ。
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中ワクてっぺんに人がいますネ。
右肩下がりの節理?。
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右肩下がりの節理?。
右手に下ワクを見上げる登山者あり、
岩峰の大きさがよく分かります。
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右手に下ワクを見上げる登山者あり、
岩峰の大きさがよく分かります。
小積ダキを横から見る。
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小積ダキを横から見る。
その先端にも人が、
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その先端にも人が、
拡大すると。
2021年04月26日 23:46撮影
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4/26 23:46
2021年04月26日 23:47撮影
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4/26 23:47
象岩現る。
横は鎖場、凍結時は超危険。
2021年04月26日 23:48撮影
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4/26 23:48
横は鎖場、凍結時は超危険。
ナロウ・ストーンゲート。
2021年04月26日 23:48撮影
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4/26 23:48
ナロウ・ストーンゲート。
最後の「坊主岩」で岩峰群はおしまいです。
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最後の「坊主岩」で岩峰群はおしまいです。
名残り惜しいけど対岸へと渡ります。
その後も無事下山できました。
終わり。
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名残り惜しいけど対岸へと渡ります。
その後も無事下山できました。
終わり。

装備

MYアイテム
MISB
重量:-kg

感想

わかっていましたが本当に体力の要る山でした。
歩行距離に対する累積標高差が圧倒的に高いコースは、その急勾配の様子がGPSログデータからも読み取れます。下山翌日は腕が筋肉痛、激戦の後を物語るようです。

お目当ての(ツクシ)アケボノツツジは下から上までほぼ満開状態、これ以上ないグッドタイミングでした。どこを見渡してもほかの花が見当たらない中、アケボツツジのだけが独り勝ちという植生に驚きました。貧栄養の花崗岩土壌に対する耐性が異常に強い訳は何なのでしょうか。不思議な光景です。

それにしても眼前に迫りくる花崗岩の迫力には終始圧倒されました。どこを切り取っても絵になる光景ばかりです。1,500万年の永い年月が造り上げた芸術品。

年齢と体力を考えると、これが最後の大崩山かもしれないと思いつつ歩きました。しかし時間がたつとまた行きたくなりそうな気がします。

最後に思うのは祝子川の渡渉についてです。以前は橋が架かっていたとの話を聞きましたが流されて以降、大岩を飛んで渡らねばなりません。荷物を背負っているので着地の時にバランスを崩すのが怖いです。これからもこの岩峰群を一目見ようと多くの登山者が訪れることでしょうが、安全に渡ることができる方法を講じてもらえば、多くの方が喜ぶのではと感じました。

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コメント

これが小積ダキですか
MISBさん、こんばんわ。
これが小積ダキですか。なんと素晴らしいことか

大学の時少し岩登りをしていまして、「日本の岩場(yellow book)」に小積ダキが載っています。
これから岩登りを再開する気持ちは全くありませんが、この小積ダキの岩壁を見たいです。

箱庭的と言われますが、日本には本当に多種多様の素晴らしい場所が沢山ありますね。
2021/4/28 18:43
Re: これが小積ダキですか
fujikitaさんこんばんは。
コメントありがとうございました。

岩登りをされていたんですか、尊敬します。
高所恐怖症ではありませんが、岩登りはとても怖くて挑戦したい気持ちが湧いてきませんでした。

小積ダキがその世界で有名だったとは知りませんでした。
現地でもメンバーと落差はどれくらいあるんだろうね?と話をしましたが、とにかく圧倒的な岩壁です。全山花崗岩でできていて見事です

ぜひ見に行ってみてください。
2021/4/28 22:00
大崩山の岩場とアケボノツツジ
MISBさん
こんにちは😃
はじめまして。

前日に安全な宇戸内ルートで登ってました。
岩場がすごいとは聞いていましたがなかなかの景色ですね。
前日の頂上はガスガスで全く見えなかったんですが、こんな景色が拡がっていたんですね。

こちらのルートもアケボノツツジがある様で。

ボルダリングをやってるのでこのレコ見て再訪しようと決めました。

楽しませて頂きありがたいございました。
2021/4/29 11:18
Re: 大崩山の岩場とアケボノツツジ
Gen-chansanこんにちは。そして初めての会話ですね。
時々マイページも覗いてもらっていたようでありがとうございます。

前日に反対側のルートから登られていたんですね。
兵庫からの出張を利用して登られていることにとても驚きました。

大崩山は九州屈指の岩壁の山で、九州の人間でも体調を整えてから挑まなければ、気楽には登れない山です。上のコメントでfujikitaさんが紹介されているように、国内でも知られた岩壁だそうです。

是非今度は正面から登ってください。レコを楽しみにしています。
2021/4/29 17:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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