鳥海山（矢島口）〜雲海＋（桑ノ木台湿原からの眺め）

2013年06月16日(日) [日帰り]

• GPS: 16:00
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,140m
• 下り: 1,141m

コースタイム

桑ノ木台湿原駐車場5:38−−6:30湿原入口(湿原一周)7:15−−8:05駐車場

祓川駐車場9:13−−9:15祓川ヒュッテ9:20−−10:12七ツ釜避難小屋−−11:36七高山(外輪周遊)12:08−−13:08駐車場

天候

曇りしだいに晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・桑ノ木台湿原へは、駐車場から4km程の林道歩き、1時間程度。6月中の土日は午前中2回程無料バスを運行(始発は9時：由利本荘市）。

・鳥海山（矢島口コース）は、今回祓川ヒュッテから山頂直下（七高山頂まで200m地点の舎利坂途中）までほとんど残雪上を行けた。夏道は最初のわずかな区間だけ。傾斜も大して急ではなく、気温も高く緩んでいたので、アイゼンは結局使わなかった(Wストック使用)。

写真

6/16 8:00

桑ノ木台湿原へのゲート（駐車場はここから少し下ったところにある。）

6/17 21:25

さっそく迫力あるクマ注意の看板

6/16 6:20

1時間近く歩いて、こんな林を抜けると

6/16 6:30

突然、目の前に鳥海山が（朝方全天を覆っていた雲がとれていたのにはびっくり）

6/16 21:35

いい眺め

6/16 6:42

ワタスゲにレンゲツツジ

6/16 7:05

レンゲツツジも満開(ややピーク過ぎか)なのに、あっという間に鳥海山は雲に隠れてしまった。残念。

6/16 7:09

しばし待つが、・・・

6/16 7:11

あきらめて、戻ることにした。

6/16 8:34

祓川駐車場手前で、雲のとれた鳥海山に再会

6/17 5:46

下の駐車場からの眺め。このほぼ中央部分の雪面を縫って登った。

6/17 21:25

祓川ヒュッテにあった登山情報

6/16 9:21

竜ヶ原湿原。またもや、鳥海山は雲隠れ。

6/16 9:32

間もなく夏道に入り、巨大なダケカンバ。

6/16 9:57

しだいに晴れてきて、ほとんどがこんな雪上歩行。全般的に傾斜も緩やか。

6/16 10:12

七ツ釜避難小屋そばを通過。

6/16 10:16

下には雲海がもくもくと。（これでは、桑ノ木台湿原からの展望は無理だろう）

6/17 6:00

山頂は近づくものの、なかなか遠い。コース上にはポールがずーっと立ててある。

6/16 11:13

最大傾斜はこんな感じか

6/16 11:16

スキーヤーが多い。気持ちよさそう。

6/16 11:16

みごとな雲海

6/16 11:18

ナゼ、こんなところ(雪上)にテントウムシが

6/17 6:04

頂上まで200m位の地点(舎利坂中央)で夏道に出た。（向こうの雪上を行けば、山頂直下まで残雪がつながっている）

6/16 11:32

ミヤマキンバイ

6/16 11:34

コメバツガザクラ。数mmの葉っぱと花が3個ずつついているらしい。

6/16 12:05

なかには、紅色を帯びているものもあった。

6/16 11:34

七高山と外輪

6/17 6:01

新山

6/16 11:36

七高山山頂

6/16 11:43

山頂からの眺め(秋田側)。左手雲のないところは日本海。

6/16 11:52

外輪を巡る。山形側も雲海

6/16 11:59

千蛇谷方面も雲海が続く

6/16 12:00

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6/16 13:01

竜ヶ原湿原では、峰桜・水芭蕉・タムシバが揃い咲き

6/17 5:51

帰路、山形側(酒田)からの鳥海山。どこから見ても、様になる。

撮影機器：

D90 ニコン

感想

kikutoyo

　鳥海山は登ってよし、眺めてもよし、さらに山腹や山麓を巡っても名所ありの山だが、桑ノ木台湿原からの眺めや矢島口からの登山もその1つでまだ経験なかった。この2つを1日で満足するのは難しいかなと思っていたが、今回二兎を追ってみた。

　この日、朝はまだ全天に雲がかかり、すぐにはとれない様子(予報では徐々に回復)。まずは、桑ノ木台湿原をめざす。駐車場から1時間弱の林道歩きは山の様子が見えず、湿原に出たとたんに目の前に雲がとれた鳥海山の姿が見えたのにはびっくり。しかし、それもほんのわずか10分程度で鳥海山はまた雲の中に消えた。　
　レンゲツツジも見頃なのでしばらく待っては見たが、結局あきらめて、つぎの目的地、鳥海山・祓川ヒュッテを目指す。

　その駐車場手前で、雲のとれた鳥海山がまた見えた。しかし、祓川ヒュッテから歩き出すときにはまた雲のなか、とめまぐるしく変化。しかし徐々に晴れてきて、間もなく眼下はびっしりと雲海。山頂(七高山)に上がってみれば、まさに四囲は雲海の上。新山はパスして、外輪を少し周遊して下山。

　一般登山者もそこそこいるが、スキー登山者も多い。下りは，気持ちよさそうで、羨ましい。こちらもあやかろうと、グリセードまがいに靴スキー、尻ソリといろいろ楽しみながら下る。
　
　桑ノ木台湿原からの眺めは少し心残りだが、一応二兎をゲットできた。