美瑛岳（1850で撤退）
pah01510
体力度について
- GPS
- 06:21
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,209m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:21
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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装備
| 個人装備 |
アイゼン
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
|---|
感想
前日は結構、仕事がハードだった。
晩にはリモートで会議があり、打ち合わせが終わった後に「軽く呑もうぞ」とビールを一缶開けた。その後、寝かしてあった電子メールを山岳会役員にポストし翌日の登山の準備をして10時には寝たはずだ。（多分）
翌日、窓の外が明るいのにびっくりする。5時前だ。
計画書では6時に白金温泉発となっていて、パーティを組んでいるなら目覚ましは欠かさなかったが、ほろ酔い気分がそうはさせなかった。
とりあえず出発地点に向かう。
車を駐めてバタバタと準備を終わらせて歩きだしたのが9時となってしまった。
今、帯広勤労者山岳会では50周年を記念して十勝にまつわる50座プラスαの登山を行っている。
記録としての条件は頂上で記念Tシャツを羽織って記念撮影の写真を残すことだ。
準備している時にそのTシャツが無いことに気が付いた。
前日の準備では、いの一番に入れたはずだが、朝、バタバタとパッキングを入れ替えたときにうっかりと入れ忘れたらしい。
寝坊したこととあわせて頂上への執着心が急激に失われる。
いつもは浄水場の横からアバレ川を渡渉してのルートだが、さすがにこの時期はスノーブリッジはないだろうと道道から美瑛富士避難小屋登山口への舗装道路の分岐脇に車を駐めて涸沢川とアバレ川の尾根の樹林帯をそのまま登るルートを考えた。
倒木は目立つが問題にはならない。割と平坦で凹凸が目立つほどでもない。
時々顔を覗かせる美瑛富士が真っ黒なのをみて、美瑛岳はどうなのかなぁと懸念を抱きつつ台地地形に乗りあがると朝は雲がかかっていた美瑛岳の頂上がくっきりと見えた。
雪はたっぷりだ。
途中、シールがスリップバックするワンポイントがあり、ストップ雪の心配はないなと思う。日曜日下山後にシールワックスを掛けすぎたのかと苦笑いしていた。
ハイ松が出てたりはするのだが、左右どちらかに広大なスロープが広がっていて問題はない。
登山道付近をまたいで登って行ったが1850を超えたところに岩が出ているところに到達。
ここで時計を見ると、午後1時30分前となっていた。
いくら日が長いとはいえ、3時には下山しないと山岳会の緊急連絡先は心配するだろうし、ここにスキーをデポしてアイゼン、ストックで行くつもりだったのだが2050メートルの
山頂までは高低差200メートル。1時間弱を要すると判断し、グダグダと悩んだが頂上を捨てることにした。
なにせ見上げればすぐ目の前に山頂がおいでをしている。
なるべく振り返らないようにスキーを履く。
これが極上のザラメ雪。楽しさ充填120%。テレマーク砲、発射っー。ドカーン
あまりにも楽しすぎて一本北のスロープに入ってしまって沢を乗り越える羽目に陥り、独りとはいえ結構恥ずかしかった。ところが沢底面も楽しかったりする。もちろん早々に尾根に戻ったが。
後は広大な斜面を右へ左へと滑りやすいところを登りのトレースなぞ関係なしに滑っていくだけだ。なにせ、左右の涸沢川とアバレ川に寄らなけれはいいので迷う心配はない。
スノーモービルのトレースがあり、開けたルートを拾ってくれているので何も考える必要もない。
1時間余りで車にたどり着く。
帰りにスカイラインが開いていたので望岳台によって、十勝岳の状況を偵察しに行ったが大正火口あたりは雪はなく、グランド火口とスリバチ火口のへりに雪が繋がっているとは思えない感じだった。（ご報告お待ちしてます。）
美瑛岳だけが白く見えるのはひいき目だろうか?
そのまま白銀荘にお風呂を頂きに行ったが前十勝はもう近づきたくないぐらい黒い。
三段山全体はそれほど黒くは見えなかった。
富良野岳の北尾根はハイ松の線が黒く引かれている。
もう一つ、原始が原登山口の様子を見に行こうと思ったのだが秋雲橋の先、ベベルイ林道の分岐の先で重い雪にタイヤが掴まった。登山口手前2キロぐらいの地点。その後は砂利が出てたり雪が盛ってあったりというまだらな状況が見て取れた。
閑話休題
極上のザラメを腹いっぱい味わって楽しい山行ではあったが色々自分が恥ずかしいです
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