記録ID: 312050
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無雪期ピークハント/縦走
中国
市境縦走 大谷峠からカシアゲ峠へ
2013年06月16日(日) [日帰り]



- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 480m
- 下り
- 711m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
市境縦走拡大編(その8) 大谷峠(オオダンダオ)〜カシアゲ峠 日時 :2013年6月16日(日) 天気:曇り コース :大谷峠〜西大峯山(1009.9m)〜963m〜大峯山(三角点 1039.8m 最高点 1050m)〜笹ヶ峠(787m)〜藤ヶ瀬山(878.9)〜カシアゲ峠 予定では前回の終了点、大谷峠から廿日市市の内野まで縦走するつもりであったが、蒸し暑い上に、思いがけない体力を要したために時間にして1時間位手前のカシアゲ峠までとなった。 7時30分、湯来町川角のポプラにて集合。下山予定地の内野にA車を置いて B車で大峯山の南麓である川上から虫道さらに助藤を経て大谷峠に向かい、着いたのが8時45分。 8時54分に出発し、カシアゲ峠に着いたのは14時44分。縦走時間は昼食時間や休憩時間を含め6時間弱。その後カシアゲ峠から県道42号に出て内野まで1時間近く歩いたので実際の歩行時間は5時間足らず。 コ−ス全体を振り返って見ると、今までの市境縦走の中でも結構きつかったといえる。。まともな登山道があったのは西大峯から大峯までで後はほとんど道らしいものはなかった。とくにひどかったのは笹ヶ峠から藤ヶ瀬山までの上りで登るにしたがってクマザサの背丈は高くなり、おまけに密生してくる。かき分けるというより泳ぐといった感じで体力のみならず気力まで要求された。 もう少し詳しく振りかえるならば、出発点である大谷峠から最初のピークである西大峯までは標高差300m余りの長い上りが続く。前半はそれほどではないにしても後半は直登の連続で息も絶え絶え。この間、踏み跡らしい踏み跡はなかったものの杉や檜の人工林の中のクマザサも背丈が低かったので比較的歩きやすかった。藪こぎを終え、傾斜が緩くなるとじき主稜線に出た。すると目の前にははっきりした登山道があり、気持ちは一変しルンルン気分に。主稜線を左に折れてわずか4分で西大峯の山頂に。山頂はあまり広くなく樹間より吉和冠山やら女鹿平山が見える程度であった。 数年前、西大峯から大峯まで縦走したとき、道らしき道もなく藪こぎが続いたのでそれなりの覚悟をしていたのだが、今回は立派な道がついており、全くの拍子抜け。おかげで50分あまりで大峯山の山頂(三角点のある場所と巨岩上の最高点は異なる)に。山頂で昼食(11:28〜12:05)をとると再び縦走が始まる。尾根伝いは岩稜が続くのでこれを避けて一旦コンクリートの休憩屋まで降りて(足場の不安定な長い縄ばしごあり)再び尾根に出る。するとはっきりした踏み跡があったので笹ヶ峠まで続いているものだと楽観したのも束の間、廻り縁と呼ばれる巨岩で行き止まりとなっていた(一時は巨岩を巻いて降りるのかとも思った)のでUターン。山頂まで戻って一般登山道を使って笹ヶ峠まで降りるか それとも市境を忠実に藪の中を降りるかとまどったものの、後者を選んで密生するクマザサの中に突入。ところが予想に反して下るにしたがってクマザサは少なくなり、思いの外歩きやすくなる。しかし傾斜が緩くなるにしたがって尾根に向かって下っているのか谷に向かって下っているのか見分けが難しくなり、おまけに倒木まで増えてなかなか思うように進めず。出来る限り沢を避けるように下っていると藪の中に突入して35分余りで目的の県道42号の最高点である笹ヶ峠に出た。 道なき広い斜面を右往左往しながら下るのも結構くたびれる。峠でしばらく休んだ後、次なる目的地、藤ヶ瀬山に向かう。峠から標高差100m余り、大した事はないだろうと高をくくっていたのが大間違い。登るにしたがってクマザサの背丈は高くなり、おまけに密生してくる。かき分けるというより泳ぐといった感じで今回のクライマックス。先ほどの下りで気疲れしたところで再びクマザサとの戦い。やっとの思いで山頂に大きな反射板のある藤ヶ瀬山にたどり着く。峠より30数分もかかった。山頂を抜けると立派な管理道に出くわし、喜んだのも束の間。下りの途中、続いて朱色と白の鉄塔が現れると管理道と分かれて再び藪の中に入るはめになる。その後、起伏の少ない平坦路に変わり、クマザサも腰あたりになり多少歩きやすくなるが、踏み跡がないのは同じ事。やがて進路を東に変えるとカシアゲ峠に向かって下り始めた。下るにしたがって傾斜も急になり、おまけに尾根が枝分かれし、またもや右へ行ったり左へ行ったり。それでも目的のカシアゲ峠に着いたのは14時44分。反射板のあった藤ヶ瀬山から50分近くかかり、結局笹ヶ峠から1時間20分かかった。 今回の最終目的地である内野まであと残すところ1時間近い行程だったが、蒸し暑さと思いがけない藪こぎで体力・気力とも消耗しきったためか、予定を切り上げてアシアゲ峠から下山することとした。下山といっても車を置いている内野まで県道42号経由で50分以上歩かねばならなかった。 (参考タイム) 大谷峠(1時間14分)西大峯山(50分)大峯山(約40分)笹ヶ峠(33分)藤ヶ瀬山(47分)カシアゲ峠(13分)県道42号(27分)内野分れ(14分)内野 |
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