鹿川渓谷 鹿納谷

- GPS
- 07:51
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 580m
- 下り
- 566m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
こんな時勢ですが、九州遠征。
沢初めとなりました。
林道が荒れてるような事前情報があったみたいですが、入渓点まで車で入れました。
きれいな林道でした。
林道から白い滑が見えてテンションが上がる。
入渓直後、釜の先に小滝が見えたので泳ぐ。
くっそ冷たい。
びびって完全防備だったので体幹は大丈夫だったが、手が凍りそう。
軍手は耐寒性がない。
登るのは困難だそう(寒くて見る気も失せた)で、泳ぎ戻って巻いた。
アブミセクション。
2〜3ピンで、ハンガーボルト。ピン間も近い。
すばらしい入門課題。
アブミ未経験のyutaに登ってもらう。
少しして、大きめの滝。(斜瀑?滑滝?)
一見して巨大なウォータースライダーに見えたので、巻くつもりだった。
記念撮影にと滝に近づくと、なんだか登れそう。
途中までハンガーボルトが打ってある。
何も考えずに楽しく登った後に気づく。ロープ持ってない。
前半は落ちてもウォータースライダーだが、後半落ちるとホワイトウォーター釜へのダイブ。
ここもyutaに後続のフォローをお願いした。
直後、水路状の釜の奥を見に行くと大きな直瀑。
見学だけーと思って見に行くとハンガーボルトの道があるではありませんか。
直上した後がわからなかったので、とりあえず直上してピッチを切る。
ボルトの道は滝に向かってトラバース。
FIXで一人引き上げ先を進む。
アブミが無くて最後尾が詰む可能性を考えて一つ残して行く。
ヌンチャクが4つしか無いので、2〜3ピンずつ飛ばして進む。
A0祭り。難しさは無い。ラバーならアブミなくても行ける。
ラスト数ピン残して弾切れ。
自分のことだけなら行けちゃうが、最後尾のプロテクションが皆無になる。危険。
突き当たりの洞窟に逃げ込んでFIX構築。
直後のフォローに乗越てもらった。
楽しい楽しい人工登攀でした。
その後も中だるみもなく、最後までキレイな渓相が続き素晴らしい沢でした。
詰めもなく、下降もまぁまぁ明確。
使わせてもらっておいてなんですが、少々ピン打ちすぎな気がしました。
沢自体は非の打ち所もなく素晴らしい沢でした。
2つ目の人工セクション含めて3級下くらいかな?
人工セクション除いたら2級くらい?
楽しい沢初めでした。
会の先輩後輩、OBと九州へ沢遠征へ。
経緯やまとめは祝子川の感想に。
九州1本目は鹿納谷へ。
直前にはるさんが遅れて合流することになり、29日の昼便で自分とkaguさんは九州入りして、horitさんたちと合流する。
博多でレンタカー借りて、明太子食べつつ、作戦会議。
30日は天気良さそうだし、どこか入ることにするが、はるさんが行きたいらしい祝子川と境谷は後にとっておくとして、こちらも綺麗そうな鹿納谷に狙いを定める。
30日、高千穂あたりで前泊して、入渓点まで車を走らせる。過去の記録だと入渓点までは車で入るのは難しいとのことだったが、整備してくれたのか、問題なく入渓点まで入れた。
もうここで既にめちゃくちゃ綺麗!
明るい渓相に岩がよく映える。
みんなでウキウキしながら入渓準備して、ついに遡行開始。
フリクションはかなり効く。
わりと最初から泳いで取りついてみたりとかが出てくるが、まじで寒い。
でも、楽しく遡行が進んでいく。
やっぱり丹沢とか違うなー。
すると、右壁を人工で登る滝が出てくる。
ここはhoritさんにアブミを借り、自分がリードしてみる。フォローでさえアブミ使ったことないが、なんとかなるだろうてな感じで、簡単に所作を教わりやってみる。ボルト間が近かったのとわりと直線的だったのでたどたどしいながらも意外となんとかなって、上まで抜ける。良かった。
後続もアブミで上がってきてもらう。
その後も綺麗な滝や釜が出てきたりでいい感じのパートが続いていたが、途中で明らかに登るのが無理そうな滝が出てきた。
horitさんに巻きましょうか的な話をしていたら、滝を観察して左側の岩にペツルが連打されているのを見つけて、「登りましょう!」ととびきりの笑顔で言ってきた。これは止められないやつ。。。と自分とcapeさんは悟り、登攀準備に。
horitさんリードで2ピッチに分けて登る。
1ピッチ目は左側の岩を右上に登っていく。ペツル連打で問題なし。
2ピッチ目は滝の左側壁の急なスラブ状をずっとトラバースして最後抜け口に向かって直上する。
こちらもペツル連打されまくっている。
2ピッチ目でhoritさんのギアが足りなくなり、直上する手前の変なところでいったんロープをFIXしてcapeさんをこさせて、最後はcapeさんが抜け口に抜ける。
最後は自分がフォロー回収。フォローも落ちたら振られる系でなかなかの緊張感での登攀だった。フォロー回収でギアを回収しすぎて体が重かった笑
あ、なおこの滝は簡単に巻けた模様笑
なにはともわれ核心を抜けても、まだまだ綺麗な渓相が続く。
まだまだ泳ぐ箇所も出てくる笑
ずっと綺麗な素敵な沢だった。
そして、最後は林道に合流。林道経由で入渓点まで戻った。
九州1本目の鹿納谷は本当に素晴らしい癒し渓だった。
楽しい沢遠征が始まった!!
→続く
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