まるでラピュタの神殿⁉新緑に佇む持倉鉱山跡（おまけレコ）

2021年05月01日(土) [日帰り]

• GPS: 01:35
• 距離: 4.9km
• 登り: 62m
• 下り: 62m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:00
• 休憩: 0:34
• 合計: 1:34

9:05 駐車地点
9:23 9:23 林道終点
9:36 10:03 持倉鉱山事務所跡
10:16 10:23 林道終点
10:39 駐車地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●五十母川付近の県道は工事中のため、邪魔にならない場所を探して駐車した

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：1（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）アイゼン、ピッケル等の頻度や時間等
★登山道の眺望：1（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：-（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：2人】
　※ルート整備、ガイドの方でした。


◆ルートの状況
・鉱山跡の手前1kmまで車の乗り入れは可能だが、現在、災害復旧中のため一般に乗り入れできない。
・林道終点から鉱山跡までは約20分弱。登山に慣れた方なら特に支障はないが、鉱山跡の手前100m付近が少し崩れて、巻くところがあるので注意して通過しよう。
・県内でも有数のヤマビルの生息地。5月の連休は大丈夫だと思ったが、ルート整備の人の言う通り、既に活動期に入っており、本日1匹に取付かれた（被害なし）。

写真

5/1 10:44

現在、県道が災害復旧中のため林道に入れず、

5/1 9:02

五十母川の右岸に車を止めた。

5/1 9:04

まずは、堰堤の放水路を歩き林道のある左岸側へ。

5/1 9:07

持倉鉱山跡に向かう林道を歩く。

5/1 9:10

今度は、橋梁で再び右岸側へ。

5/1 9:18

新緑がいい季節だね〜

5/1 9:21

1.4kmほど歩くと林道終点に到着。

5/1 9:21

林道終点から20分で鉱山跡のようだ。

5/1 9:23

登山道のようなルートを歩いていく。

5/1 9:23

亜鉛の精錬所跡を通過。
（お会いしたガイドの方によると、精錬所跡は対岸とのこと）

5/1 9:26

この辺りでルート整備をしている方にご挨拶。
先週から山蛭が出ていると伺い、無防備で来たことに焦る。

5/1 9:27

大きな治山ダムが見えてきたら、持倉鉱山跡はあと僅かだ。

5/1 9:30

新緑のトンネルを抜け、

5/1 9:31

案内標識に従い進んでいく。

5/1 9:31

右岸側は崩落しているので巻きながら進む。
ここだけちょっと注意が必要かな。

5/1 9:33

お〜、スゴイ！
突如、ラピュタの神殿跡のような遺構（事務所跡）が現れた。

5/1 9:35

持倉鉱山は明治30年頃に最も栄え、大正9年に閉山したとのこと。

5/1 9:35

黒灰色で独特の煉瓦はカラミ煉瓦と呼ばれ、銅の精製で生じたスラグを使用している。

5/1 9:36

120年もの。
暫し感慨に浸る。

5/1 9:38

事務所跡は2階建ての大きい建物だったようだ。

5/1 9:37

煉瓦には、オレンジ色のスミレモが付着し、更に雰囲気を醸し出している。

5/1 9:40

渡り廊下だったのだろうか。

5/1 9:40

別世界に迷い込んだような不思議な場所だ。

5/1 9:44

近所にこんな所があったとは。

5/1 9:58

ほんと、ラピュタの世界だね〜

5/1 9:44

左岸側には山に同化した精錬所跡。

5/1 9:45

ロープがあるところから渡渉するようだが、雪融けでかなり深そう。

5/1 9:46

準備良く長靴できたものの、ギリギリの水深だった。

5/1 9:47

映画インディージョーンズに出てくるような建物だな〜

5/1 9:48

製錬時の排気口のようだ。

5/1 9:49

排気口を横から見るとこんな感じ。

5/1 9:51

左岸側から事務所跡を眺める。

5/1 10:09

では、帰ろう。
往路は無かったが、ルート整備している方が設置してくれたようだ。

5/1 10:36

お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G5 X Mark II CANON

感想

Joker

おまけレコです。

天候が微妙ということで、本日は、登山というより新緑ハイキング。
以前から気になっていましたが、近間にこんな歴史のロマンに浸れる場所があったとは。。
百聞は一見に如かず。
ラピュタの神殿を彷彿させる遺構で、なかなか良い所でした！
（ヤマビルがいない初春や晩秋がお勧め）