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Yamareco

記録ID: 313029
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ハイキング
谷川・武尊

土樽から周回で谷川連峰縦走 久しぶりの登山でバテバテでした。

2013年06月23日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
13:06
距離
29.6km
登り
2,772m
下り
2,764m

コースタイム

3:30土樽駅前駐車場出発-(道迷い20分)5:06平標新道入口-7:37平標山7:47出発-8:15仙ノ倉山8:20出発-8:52エビス大黒ノ頭-9:29毛渡乗越-10:15万太郎山10:20出発-10:45大障子ノ頭-11:06小障子ノ頭-11:32オジカ沢ノ頭-12:16谷川岳肩の小屋12:26出発-12:31トマノ耳-12:42オキノ耳12:49出発-13:30一ノ倉岳-13:44茂倉岳13:51出発-14:45矢場ノ頭-16:36土樽
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日の夜に車でJR土樽駅へ。駅前のスペースに車を停めて車中泊しました。
土樽駅前の駐車場には5〜6台駐車できそうです。
コース状況/
危険箇所等
・土樽-平標山(平標新道):
地図で想像するよりも厄介なルートでした。
1.新道入口から徒渉点まで、前日の雨による増水の影響なのかルートのところどころが水没し、川のようになっていました。
2.基本的にあまり手入れのされていないルートなので、低い位置にある木の枝が頭に当たります。よほど小柄な人でない限り、体をかがめながら歩かなければならない箇所が多数。
3.二か所ある徒渉点はかなり流れが速く、この日のように降雨直後で増水している時はバランスを崩さないよう注意が必要。
4.徒渉点を過ぎ尾根に取りつくと急登が始まりますが、濡れた落ち葉が分厚く敷きつめられた状態で大変よく滑りました。

このルートを歩く場合は降雨直後を避けた方が無難です。


・平標山-茂倉岳:
特に危険な箇所は無いと思いますが、ルート全体を通して(特にオキノ耳-一ノ倉岳)岩場が多く、濡れると大変滑りやすくなります。

・茂倉岳-土樽:
下り前半の笹原地帯は歩きやすいルートです。樹林帯に入るとルートの所々に木の根が露出しており、歩行の障害となっていました。
毛渡沢林道から平標新道への入り口です。注意しないと見落として林道終点まで行ってしまいます(私のように)。つり橋はどこにも見当たらなかったので撤去されたのでしょうか?
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毛渡沢林道から平標新道への入り口です。注意しないと見落として林道終点まで行ってしまいます(私のように)。つり橋はどこにも見当たらなかったので撤去されたのでしょうか?
新道の入り口付近はこんな感じでした。あまり手入れされていない印象。
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新道の入り口付近はこんな感じでした。あまり手入れされていない印象。
分かりにくいですがルートが水没している所です。ルート上を沢のように水が流れているところもありました。
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分かりにくいですがルートが水没している所です。ルート上を沢のように水が流れているところもありました。
最初の徒渉点。ロープの左側から渡るとシューズを濡らさずに済みました。
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最初の徒渉点。ロープの左側から渡るとシューズを濡らさずに済みました。
2つ目の徒渉点です。降雨後のためかかなり流れが速く徒渉をためらうほどでした。シューズはずぶ濡れです。
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2つ目の徒渉点です。降雨後のためかかなり流れが速く徒渉をためらうほどでした。シューズはずぶ濡れです。
このような濡れた落ち葉が厄介でした。写真では分かりにくいですがかなりの急登です。
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このような濡れた落ち葉が厄介でした。写真では分かりにくいですがかなりの急登です。
ツチハンミョウ。今日歩いたルートのいたる所で見られました。(写真の個体は死んだふりをしています)
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ツチハンミョウ。今日歩いたルートのいたる所で見られました。(写真の個体は死んだふりをしています)
平標山近くの池塘だと思います。
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平標山近くの池塘だと思います。
平標山にようやく到着。この時点で既にバテバテでした。
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平標山にようやく到着。この時点で既にバテバテでした。
仙ノ倉山へ向かいます。
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仙ノ倉山へ向かいます。
多分平標山を振り返って見たところだと思います。
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多分平標山を振り返って見たところだと思います。
仙ノ倉山に到着。
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仙ノ倉山に到着。
避難小屋。
稜線の新潟側はガスで何も見えず、群馬側は晴れています。稜線上のいたるところで見られた光景です。
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稜線の新潟側はガスで何も見えず、群馬側は晴れています。稜線上のいたるところで見られた光景です。
たぶんエビス大黒ノ頭だったと思います。
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たぶんエビス大黒ノ頭だったと思います。
たぶん土樽方面を眺めたところです。
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たぶん土樽方面を眺めたところです。
時折ガスが晴れて稜線が見渡せました。
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時折ガスが晴れて稜線が見渡せました。
越路避難小屋だったと思います。
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越路避難小屋だったと思います。
とても分かりにくいですがウソが写っています。稜線上のあちこで鳴いていました。
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とても分かりにくいですがウソが写っています。稜線上のあちこで鳴いていました。
平標新道を除くと、万太郎山への登り返しが最もきつかったです。遠く山頂に登山者の姿が見えます。
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平標新道を除くと、万太郎山への登り返しが最もきつかったです。遠く山頂に登山者の姿が見えます。
大障子の頭下の岩場はとても滑りやすくなっていました。
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大障子の頭下の岩場はとても滑りやすくなっていました。
大障子避難小屋
あまり天気にはめぐまれない日でしたが、ガスが晴れると素晴らしい景色が現れます。
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あまり天気にはめぐまれない日でしたが、ガスが晴れると素晴らしい景色が現れます。
肩の小屋が見えてきました。
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肩の小屋が見えてきました。
写真には写っていませんが山頂は登山者でにぎわっていました。
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写真には写っていませんが山頂は登山者でにぎわっていました。
トマノ耳からオキノ耳を眺めたところです。
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トマノ耳からオキノ耳を眺めたところです。
このような残雪もまだ見られました。
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このような残雪もまだ見られました。
茂倉岳避難小屋には水場があるということですが、確認はしていません。
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茂倉岳避難小屋には水場があるということですが、確認はしていません。
茂倉新道の下り。土樽方面が見えてきました。
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茂倉新道の下り。土樽方面が見えてきました。
撮影機器:

感想

土樽駅を起点に平標新道、茂倉新道と上越国境稜線をつないで周回しました。生憎天気がもう一つでしたが、時折ガスが晴れると素晴らしい景色が姿を現し、谷川連峰縦走の魅力の一端を見ることができました。

今回のコースは以前歩いたことのあるいわゆる「馬蹄型縦走」よりも距離が少し長い程度だろうと思っていましたが、実際に歩いてみると一つ一つのピークが登り応えがあり、疲労感も強かったように思います。ただし今回は自分自身の体調があまり良くなく、1ヶ月以上のブランクもあったことからあまり参考にはならないかもしれません。

この周回コースを歩く場合、今回私が歩いたのとは逆に往路を茂倉新道に、復路を平標新道にとったほうが登りは楽でしょう。ただし平標新道はかなり傾斜が急なため、濡れた落ち葉や木の根で滑りやすくなっている時には下りで使いたくないと感じました。また増水すると渡渉できなくなる可能性もありますので、とにかく降雨直後は避けたほうが無難です。

今回は色々反省点がありましたが、やはり平標新道を甘く見ていたのがつまずきのもとでした。地図を見て急登なのはわかっていましたが、実際に歩いてみると予想以上にきつい登りで、一か月以上山にブランクのある身にはこたえました。平標山に着いた時点ですでにバテバテの状態、その後も体調が回復せずペースが上がりません。
これに追い打ちをかけるように大障子ノ頭への登りあたりで左ひざの痛みが再発します。この時点で引き返し、吾策新道で下山するという選択肢もありましたが、結局最初の予定通り谷川岳、一ノ倉岳を回り茂倉新道で土樽へ戻りました。これが大失敗で、茂倉新道の下りではひざの激痛で顔をしかめながら歩く始末、また左ひざをかばいながら歩いたため右足の親指まで傷めてしまいました。

結局1カ月ぶりの登山にはハードすぎるコースを選んでしまったことにつきますね。また人気が無く歩く人の少ないルートには、やはりそれなりの理由があるということを思い知った山行でもありました。とりあえず膝を早く治したいですね。

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コメント

こんばんは
日曜日に主脈を逆ルートで歩きました。kozyといいます
24枚目の写真を撮られた道標当たりですれ違ったような気がします。
平標山〜肩の小屋のペースはすさまじいですね、自分は西黒尾根で写真の撮り疲れでペースはあがらず仕舞いでした
ガスの晴れ間に時折素晴らしい景色がお互い楽しめましたね
膝大事になさってください、虫刺されはありませんでしたか?まだ耳がかゆいです
では、またどこかの山で
2013/6/25 20:26
コメントありがとうございます
kozyさん

確かにコースタイムを見ると(平標山側から見て)谷川岳肩の小屋手前あたりですれ違っているようですね。
当日は結構多くの登山者の方と出会ったので記憶が不確かなのですが、私は薄緑色の半袖シャツを着てサングラスをかけて歩いていました。多分kozyさんとすれ違った時点では膝が痛みだしていたので、帰りの茂倉新道の下りをどう乗り切るかで頭がいっぱいだったと思います。
心配いただきすみませんが、膝の痛みは多分数日で消えると思います。しばらくは無理せずリハビリに専念することになるでしょう。またどこかの山でお会いできればと思います。
2013/6/26 0:34
いやはや、お疲れ様でした。
CAMP747さん、久しぶりの山行とレコアップは喜ばしい限りですが・・・

なかなかハードな内容で凄すぎます。

一番のポイントはやはり、平標まで一気に高度を稼ぐところでしょうかね。
私も平標はずいぶん昔に登ったことがあるのですが、最近、この山のレコに魅了されて、行きたくなってしまいました。

早く膝を直して、元気なレコをお待ちしております。

6/27追記
いやぁ〜
もうずいぶん昔の話ですが、ルートはあまり覚えていません。
たぶん平標新道だと思います。
山岳部の山行で12月の雪の中、登りました。
2013/6/26 21:58
平標山
ELK66さん

ここ一月ばかり、色々なことが重なってなかなか山に行くことができず、久しぶりの山歩きでハードなコースに膝が悲鳴を上げたといった感じです。
フォローしていただき感謝ですが、しばらくはリハビリのため軟弱なコースしか歩かないと思います。

昔平標山へ登られたとのことですが、その時は平標新道経由だったのですか?
2013/6/27 1:15
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