南八/旭岳東稜

コースタイム
駐車場7:10〜林道〜9:20出合小屋9:50〜11:30リッジ下降前11:50〜14:40五段の宮
3/23
6:45五段の宮〜9:30旭岳山頂10:10〜ツルネ〜12:30出合小屋13:10〜15:15駐車場
過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:出合小屋にあり |
ファイル |
非公開
3132.doc
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
前日降雪あったが旭岳にはトレースがありそれを使わせてもらう。天狗尾根と権現方面のトレースはなかった。
取り付きから急斜面で雪はぐずぐずだ。樹林から旭岳が見えてくるとそこから両側が切れたリッジの下降となる。
出だしは急な下降だが残置スリングもあるのでそれを使って降りる。
雪壁を登り始めると男女2人組が懸垂で降りて来る。空身の為時間切れになってしまったようだ。
雪が固まらず足元から崩れそうな斜面だ。
やっと五段の宮の岩の手前に出る。2人組がまだ岩稜を登っているのが見えた。
なんとかテント張れるように雪を崩して整地するが快適な空間とは言えなかった・・。片側は雪比で片側は雪崩れそうな急斜面。
ロープでテント等固定する。夜中ずりおちたらたいへんだ・・。
雪比がかさかさとくずれる音がして早く起きる下やん。眠いがそういわれたらその音が気になって起きてしまった。
テントを固定していたので撤収に時間がかかっていると後続がやってきた。
早い。早朝出合小屋を出発してきたらしい。
早そうなパーティなので先に行ってもらおうと思ったが、装備を見につけていないので先にどうぞといわれる。
事前に固定ロープを張っていたので取付まで下やんが行くと、トップは私が先に登ることに・・・。
1P目はスリングもあり登れそうな感じで、後ろを振り返るとすでに後続が待っているので登り始める。
1段目は木をつかめば終了!
2段目3段目と岩沿いにいくがあまり良いホールドも支点もないので思い切っていくと残地スリングがみえてほっとし支点をとる。
もう少しロープ伸ばせそうなので4段目は右へトラバースしていこうとするが、この雪も足元からくずれる。
ロープの流れも悪くなりそうなので少し戻り木と残置ハーケンある所で切る。
2P目は下やんが登る。右側から登り雪稜となる。
後続で登ってきた人と話しながらビレーをしていてすっかり写真を撮るのを忘れていた・・・。
それから先はリッジ通しの雪稜をスタカットで登る。最後は三角形の岩峰を左から巻くようにして登ると山頂だ。
今回、登山者はいなかった。休憩していると編笠山方面に人がいる。リーダー学校メンバーだったようだ。
写真をとってのんびり休憩してからツルネ経由で降りる。
ツルネから旭岳を登っている単独の男性を見かける。空荷なので早いこと。途中で抜かされる。
権現東稜を登る予定だったがトレースがなかったので旭岳東稜にしたという。
出合小屋に到着し林道を歩いていると鹿狩りをしていた。
旭岳東稜は何年か前に登った私の初バリエーションの山で苦労したのでいろいろ思い出深い。
この時は草付きルンゼを登ったのだがアックスが利かずに悪かったことを良く覚えている。
今回は軽量化をして15kg位。トレーニングの成果もあり難なく登れた。あれから少しは体力と技術がみについたのだろうか・・。
個人的には五段の宮を直登の方が登り易い気がしたが、これも雪がべったりついていたら悪く感じるのかもしれない。
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