燧ケ岳
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
南会津の御池(みいけ)から往復した燧ケ岳 (俎ぐら(まないたぐら、2,346m))山スキーの記録です。
5月5日、6時に朝食。七入のゲートが7時にオープンするとのことで、出発する。今日も快晴だ!ゲートに5分ほど前に着いたが、すでに車が並んでいた。若干、早めにゲートがオープンされる。御池に10分ほどで着いた。7:35、御池の駐車場(1500m)を出発する。Tさんは最初からクト―をつけている。私も真似してというか、試しに最初からクト―をつけるという登り方をしてみる。1本目はまあ、意外としっかり登るなあという感じ。急な傾斜に手こづって、板を脱ぐ人もいた。クト―をつけていて正解。小1時間歩いて,ようやく一段落。
8:30、広田代の樹林の中で休んだ。振り返ると大杉岳が黒々としている。今日も、スキーヤーより一般登山者が多い。恰好の雪山ハイキングコースか。さらに、もう一段、先ほどではないがやはり急な斜面があって、これは大きく右手に回って攻めた。
9:30、1986mのピークに登り上げる。木立がなくなってきて、日焼け対策が気になる。背景には会津駒が大きくなった。
1986ピークから、左へコースへ戻るように進んで木立を抜けると、熊沢田代の向こうに、燧ケ岳山頂に突き上げる、標高差400mの1枚バーンの斜面がそびえていた。この斜面の単調さは富士山に似ている。熊沢田代に40mほど、シールをはずさずに下って、いよいよ、バーンにとりつく。あとは、もう行け、行け。そのうちに、誰がどこにいるやら、ほかの登山者ともまじりあってしまい、わからなくなる。山頂が近付くと斜度が増し、私は右に来過ぎた、左に行きすぎたと、試行錯誤を繰りかえす。それぞれが、それぞれのルートを取って、11:05、俎ぐら(まないたぐら、2,346m)の手前の鞍部についた。
西側に柴安ぐらがポコンとそびえている。柴安ぐらがの方が10m高いが、きびしそうで、行く人は少ないようだ。昨夜同宿した男性が、尾瀬沼の方から柴安ぐらを越えてきたと言っていたが、その人のトレースか。鞍部に先着していた男性陣は寒いのですぐ下ると言うが、私と直子さんは俎ぐらを往復することにする。
標高差で 20m位。板とザックをおいて、ストックをついていく。斜面には階段状にステップがついている。山頂には驚くほど多くの登山者が休んでいた。なんだ、ここにいたのねと言う感じ。至仏がなだらかな雪の斜面を広げ、その手前に尾瀬ヶ原。尾瀬沼はまだ真っ白だ。気がすんだというか、満足した。鞍部に戻ると、男性陣が出発する所だった。
11:35、二人で急いで滑降にバージョンチェンジして、あとを追おう。直子さんは、昨年も来ており、「昨年はもっと右から下りた」と言っていたが、次第に斜面の傾斜沿いに左へ下る。さすが400mのバーンは滑り甲斐がある!。会津駒を正面に見据えて、壮大、爽快!
熊沢田代で男性陣に追いついた。広々とした雪原だ。滑ってきたバーンをながめながら、久しぶりに休みらしい休みをとって、ランチにした。
あら、写真の露出がここから狂って、オーバーしています。
1986ピークの登り返しは、私はシールをつけたが、担ぐ人もいた。ピークからの下り斜面も、結構、楽しめた。樹林に入ると、若干、コースが複雑で、どちらに行こうか迷うようなトレースもあったが、まあ、順調に高度を下げていく。こんなに登ったのかと思うほど下った。最後は平らな樹林帯を抜けて、12:45、御池駐車場に出た。Tさんは滑降を惜しむように縁の雪をひつっこく拾っていた。
13:15、駐車場出発。大阪に帰る皆さんの車で、会津高原駅に送ってもらう。14:19の電車には、わずかに間に合わなかった!と思って、念のために階段上の駅に駆け上ったら、Mさんの「田舎の電車は遅れることがあるから」という予言(?)通り、数分遅れていた。駅員さんの計らいもあって乗ることができた。東武電車の特急券は満席で取れず、来た時よりも一層、ゆっくりと帰京したのだった。
なお、詳しい記録は山ボケ猫のブログに載っています。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamabokesya/diary/201305050000/
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