風越山(飯田)
- GPS
- 02:40
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 851m
- 下り
- 47m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
飯田ICを出てから桜ケ丘団地の風越山登山口までの道がわかりにくい。 団地から10分ほど林道を登ると路肩に4、5台駐車可能な個所がある。 林道行き止まりにも2、3台は止められそうである。 登山ポストなし。 登山道は昔からの信仰の山であるので、広くよく踏まれている。 温泉は、飯田市内の「飯田城温泉・天空の湯」が湯船からの南アルプスの展望もよくお勧めである。入浴料800円。 |
ファイル |
パスワードあり
風越山.pdf
(更新時刻:2008/11/24 06:52)
(更新時刻:2008/11/24 07:06)
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写真
感想
今秋一番の寒気団が日本を覆い、各地から雪の便りが届き始めた。
移動性高気圧に覆われた晩秋の一日、伊那谷の飯田市から近い「風越山」に山行する。
この山は飯田市の人達には身近な山であり、地元では「かざこしやま」「ふうえつざん」「権現山」とも呼ばれている。
昨日までの寒さも収まり、絶好の登山日和である。
仲間2人と朝6時に名古屋を出発し、飯田ICを出て、登山口へ8時前に到着する。
林道奥の登山口駐車場に車を止める。
ここの駐車場は4、5台止めるのがせいぜいである。
準備をして、7時50分に林道を歩き始める。
15分位で石灯籠のある風越山麓公園からの道と合流する。
この山は昔からの信仰の山であり、登山道は大変に広く歩きやすい道である。
路傍には石仏や嘗ての遺跡なども多く、それらを見ながら落ち葉の降り積もった道を1時間ほどで虚空蔵山(1130m)に到着する。
ここには大きな東屋や御堂もあり、伊那谷を隔てた南アルプスの絶好の展望台である。
澄み切った初冬の空のもと、左から仙丈ヶ岳、北岳を盟主とした白峰三山、塩見岳、赤石岳と、長大な南アルプス連峰が指呼の間である。
足元には天竜川の蛇行する伊那谷が朝の光にキラキラと輝いている。
ここから尾根上の淡々とした道をたどる。
途中「ベニマンサク」の群生地がある。
ベニマンサクは秋の紅葉がきれいらしいが、今は少し遅いようだ。
このあたりから前日の雪が2、3cm残っている登山道を徐々に高度を上げていく。
8合目あたりに、頂上近くでは唯一展望地があり、ここからの眺めも素晴らしいものがある。
しばらくで、朱塗りの鳥居をくぐり、立派な白山社奥宮に到着する。
社の裏から少し下り、ロープのかけられた急坂をひと登りして、笹の茂るブナ林をたどり、10時半過ぎ、三角点のある山頂へ到着する。
ここの山頂は「風越山」と「権現山」の二つの道標が立っている。
山頂からは、木々に遮られて展望はあまりきかない。
山頂で行き交うのはほとんど地元の方々で、毎週のようにハイキング気分でこの山に登っておられるそうである。
うらやましい限りである。
風もない温かな山頂でゆっくりと昼食をとり、11時半過ぎ下山にかかる。
下山途中に中央アルプス方面がチラリと見える。
1時間半ほどの下りで、14時過ぎに登山口に下山する。
飯田市内の展望の素晴らしい「天空の湯」で汗を流し、17時帰名する。
晩秋の素晴らしい天候に恵まれ、南アルプスの展望を満喫した山旅であった。
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