日の出山北尾根


- GPS
- 03:35
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 745m
- 下り
- 612m
コースタイム
09:27 日の出山登山口
11:20-12:05 日の出山
13:16 つるつる温泉
※GPSが起動していなかったため、ログの前半は手書き。
天候 | 霧、のち曇り時々晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根は特に危険箇所は無いが、やや急坂。 |
写真
感想
日の出山はさまざまなルートから登られていて、楽をしたいのならケーブルカーの御岳登山鉄道を利用し、そうでないならば青梅線各駅や三ツ沢などから登ればよい。しかしこの北尾根ルートだけは、なぜかガイドブック等で紹介されることがほとんどない。自然林が最も多く残っているこのコースがあまり知られていないのは残念なことで、並行する御岳登山鉄道の陰謀ではないかとも揶揄されているが、実際には初心者向けのこの山域にしてはやや登りにくいルートであるため、このような扱いになっているのではないかと思われる。
御嶽駅から日の出山方面を眺めると、上の方は霧に覆われていた。ごく僅かだが雨も降っていて、多少不安になる。駅から登山口まではケーブルカー駅行きのバスを利用しても良いが、今日は御岳渓谷の歩道を歩くことにした。
多摩川では数人がカヌーの練習をしていて、上流の方では大勢が釣りを楽しんでいた。神路橋から上の道に上がり、大きな鳥居をくぐって光仙橋という小さな橋を過ぎると、すぐ左手に日の出山への登山道がある。地味で目立たない登山口なので、調べて行かないとまずわからないだろうと思う。
やや急な登山道を上っていると、前方で女性の登山客が休んでいた。私も驚いたが向こうも驚いていた。まさかこのマイナー登山道で他人と会うとは。この方は御岳山の方まで行き、ハセツネマラソンの打ち合わせをする予定だという。関係者だろうか。
それにしても今日は蒸し暑い。高度計を見ながらあと200m、あと100mとカウントしていたが、予定の高度を過ぎても山頂に着く気配が無い。確認すると山頂の標高を100m勘違いしていた。一気に気が抜けてしまった。この最後の100mがさらにきつく、山頂に着いた頃には完全にばてていた。
日の出山山頂は賑わっていて老若男女が集まっていたが、まだ時間が早いからかそれほど混雑はしていない。周囲のあちこちをトンボが飛び交っている。
とりあえずお湯を沸かしてラーメンを食べる。今日はこれ以上どこも登る予定はない。このまま下山して日の出町のつるつる温泉に行こうと思う。
温泉に向かう最短ルートを下りる。この道は一度通った記録があるが、全く記憶にない。やがて林道に出ると数件の集落があった。そこの川に架かっていた橋の欄干に設置してあるオブジェが面白い。鉄で作ったザリガニなどが置かれている。果たしてこれは、公のものなのだろうか。どうも地元住民が勝手に置いたのではないかという気がする。
温泉に着き露天風呂に入って空を眺めていたら、大きな鳥が地上を監視するようにゆっくりと旋回し続けているのが見えた。風呂なので写真は撮れなかったが、あれはオオタカではないだろうか。実際、日の出町にはオオタカの巣があるそうだ。一日の最後に珍しいものが見られたものだと思う。
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