御前山(奥多摩湖BS〜御前山〜鋸山〜奥多摩駅)


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,191m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
0930 奥多摩駅発の臨時バスに乗車 0945 奥多摩湖BSに到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・身の危険を感じるような箇所はありませんでした。 ・とある山の本では、このコースは中級クラスとしての位置づけとなっていたのですが、実際に歩いてみてもけっこうとハードなルートでした。健脚向けのコースだと思います。 |
写真
感想
二十四節気の夏至にあたる6月30日は七十二候で菖蒲華(あやめはなさく)の日。この日はつい先日に雨天中止になってしまった奥多摩三山のひとつ、御前山を目指しました。
本日は男子4名での山行ということで、お供のデジカメはパナソニックのLX3。ここ最近、とっても使用頻度が高まっているコンデジです。
○プロローグ:
気がつけば、今年に入ってからすでに3回目の利用となるJR青梅線&奥多摩線。この路線を休日に運行している『ホリデー快速おくたま1号』で奥多摩駅には9時14分に到着しました。あたりまえといえばあたりまえですが、この時点では写真をパシャパシャ撮ったりしてかなりの余裕です。
この日は梅雨時期の日曜ということもあってか想像をしていたよりも人はおらず。奥多摩湖に向かう臨時のバスのなかでも座席に腰をかけることはできなかったものの、ザックを通路に置いておけるほどの余裕がありました。
○奥多摩湖〜サス沢山:
奥多摩駅からバスで約15分。奥多摩湖BSにあっという間に到着です。
奥多摩湖BSからダムの上を渡りきってすぐのところにサス沢へ向かう登山口があります。
足をここから一歩踏み入れた瞬間から、間隔が極めて狭い等高線をほぼ直角に登っていく尾根道がサス沢山まで延々と続きます。
歩きはじめてから、というよりも…よじ登りはじめてから約1時間ほどでサス沢山に到着です。
サス沢山の山頂は西北西に眺望がひらいていて、眼下には奥多摩湖をのぞむことができる撮影スポットのひとつです。さっそくと同行したコンデジくんで風景写真をパシャリ!
う〜ん、天気はあいにくも曇りではありましたが、とてもいい眺めでした。
○サス沢山〜御前山:
サス沢山からも急な勾配がほとんどで、とにもかくにも登る。ひたすらに登るといった感じです。
途中に少しだけ平坦ぎみのところが数ヶ所あり、原っぱのように開けているところでランチタイムとしましたが、それ以外はひたすら登る。何ヶ所かは本当に急な勾配、かなりの健脚の持ち主向けの登山道だと思います。
○御前山〜鋸山:
御前山のすこし手前から鋸山までは奥多摩三山の縦走路。これがまた思いのほか急な勾配の上り下りで、山歩きを始めたばかりの自分にとってはここから大きな試練の山行とあいなりました。写真を撮る余裕もほぼなくなってしまった状態ですが、霧につつまれた御前山の山頂で思わずパシャリと一枚!
なんとも幻想的な風景に酔いしれた瞬間です。
○鋸山〜奥多摩駅:
鋸山からは奥多摩の駅に向かって鋸尾根を下って行きます。
鋸尾根の中間地点あたりには『マップル山と高原地図』で黄色い危険マークの記されている鎖場やハシゴが設置されている場所が一ヶ所だけあります。鎖場は巻き道での回避も可能だったのですが、崖のうえからのぞき込むかぎり体がこわばるような感覚を覚えることもなく、意を決してチャレンジすることに!
危険と思うと身体が自然とこわばり危ないとも言われているようですが、約5メートル近くの岩場をクサリにたよることなく自然におりることができました。
ふぅ〜
と安堵のため息が自然と出てきた瞬間です。
本日は最大のメインイベントにもなった鎖場を過ぎても延々と続く急な下り道。もうこのあたりから足の筋肉がプルプル。かなりのスローペースでの下山となりました。
山のふもとあたりにある急な階段。もうここまでくると足も思うように前にでないといった状態。迷わず後ろ向きになり細心の注意を払いながら一段一段と階段を下りていきました。
時刻はすでに夕方の5時もわまっていて、すでに時間的にも最長不到距離(時間?)とあいなりました。もえぎの湯に到着したのが午後6時。午前10時から山に上り始めたので計8時間の山行でした。
山から降りたらヤッパリ温泉!
今回もお風呂のなかではものすごく気持ちがよかったぁ〜
○エピローグ:
先週に引き続いてのけっこう長めの山行で、この秋に計画をしている雲取山(山小屋1泊コース)におおいに自信をつけることができました。
反省点というか課題というか、、、山登りを始めた当初は大きなザックにレンズ交換式のデジタル一眼レフと数本のレンズをつめこんで、山を歩きまくっては写真を撮りまくるぞ!の意気込みでしたが、実際に山を歩いてみてわかってきたことは、ハードな山行では写真をとる余裕のなさ、、、
「二兎を追うものは一兎をも得ず」とはよくいったもので、写真を本格的に撮るつもりであれば比較的にゆるめの山行計画をたてなければならないなと思う今日この頃。
体力が十二分にあれば問題ないんでしょうけどね(笑)
日々の筋肉トレーニング、、、かかさず行うことにしよう。
本日も一日大変とお疲れさまでした!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する